観たい映画にかぎって、ぜんぜぇ~ん当たらないので、やけくそになって劇場招待券を当ててみた。
渋谷の小さなビルの一室。
反戦や、胸にぐっとくるようなテーマの重い映画を集めてやっているような、ホームシアターみたいな映画館だった。
「東京ソーダ水」 公式サイト
こんな驚いたことはなかった。
まさか、撮りっ放しの映画だったなんて・・・・・
<ストーリー>
東京で暮らす8人の女性たち。
なんら関係のない女性たちは、それぞれ自分の道を模索しながらも、あるひとは悩みながら、あるひとはあっけらかんと・・・・・生きている。
大手企業を辞めて、アルバイトをしながら暮らしていく女性。
ポールダンサーとして、世界大会を目指す女性。
モデルの仕事をしながらも、何か足りないものを感じて、変わろうとする女性・・・・
彼女たちは、こうして・・・・・暮らしている。
登場する人々は、まるっきり普通の人たちだ。
普通の人の日常を、普通に(手持ちカメラで、手振れ気味にしているのは、わざと?)撮っている。
何かを訴えるドキュメンタリーでもない。
まるで、旅行のビデオを、だらだらと撮っている・・・・・我が家のビデオみたいだ。
しかしこのなんとなく懐かしいかんじは何だ?
あ、そうだ、学校の道徳の時間に見せられた、眠気と戦うだけのドキュメンタリー映画だっ!
で?何が言いたいわけ?
公式サイトでは、
めくるめく東京。
変わろうとする8人の女性たち。
とあるのだが、この映画のナレーションは、最後にこう言うのだ。
東京には何もない。何も変わらない東京。
何もないのは、あんたの映画だよーっ!!
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この記事へのコメント
サリー
・・・今って、本当になんでもアリなんですねー。
宣伝とかにはよく騙されるから、気をつけねばー。(日本の配給会社の宣伝とかって、うまいというか、ずるいというか・・・)
ノルウェーまだ~む
よもや、こういう映画が堂々と公開されているとは~
そこの映画館は、反戦ものやストリートチルドレンなどを題材にした映画を集めてやっているような所なので、予告だけ見て充分泣けました。
前の回は、沢山お客が入っていたので、もしかしたらテーマがすごくいい映画だったのかも…