高さもすごい、硬さもすごい(硬度)。
まるでドキュメンタリーを観るような、まさにその現場に居合わせたような緊迫感は、なるほど実際に上毛新聞の社会部の記者として取材に当たった経験を持つ原作者 横山秀夫ならではだ。
ひさしぶりに硬派な映画を観た。
クライマーズ・ハイ 公式サイト
御巣鷹山の日航機墜落事故は、今から23年前のこと。
先日処刑された、宮崎 勤死刑囚と同様、20年以上経った今でも、記憶に鮮明に残っている事件である。
しかしこの映画は、日航機事故そのものを扱った映画ではない。
当時、日航機事故を取材し、記事を書いた地方新聞の記者たちの、怒涛の1週間を描いたものだ。
そこにあるのは、情熱と嫉妬と確執と友情と家族愛と・・・・・・
頭をフル回転させながら観なければならない。
実際に起きた事件を、知らなくても観られるけど、知らないことが辛くなる。
飛び交う専門用語に、ハンディーカメラで撮った様な、不安定に動き回る画面。
まるで新聞社で働く掃除のおばちゃんとして、その現場に居合わせたような気分になった。
<ストーリー>
群馬に拠点を置く北関東新聞社で、新聞記者をしている悠木(堤 真一)は、親友で新聞社の販売部に勤務する安西(高嶋政宏)と、念願の衝立岩登頂を翌朝に控え、準備をしていたところだった。
社を出ようとしたその時、‘日航機墜落‘の速報が流れる。
一気に興奮の坩堝(るつぼ)と化す編集部の記者たち。
詳細が分からず、右往左往する中、社長命令で、悠木に‘日航機事故 全権‘が任される。
社長に目を掛けられている~と、悠木を妬む同僚や上司たち。
締め切りの時間が早まったことを知らせずに、スクープネタを落すように仕向けるなど、嫌がらせを受ければ受けるほど、日航機記事に対する情熱が熱く、‘ハイ‘の状態になっていく悠木。
それはまるで、登山の時に異常に興奮して恐怖を感じなくなり、冷静な判断ができなくなっていく‘クライマーズ・ハイ‘のようで・・・・・
事故原因に関するスクープについて、重大な判断をしなけfればならなくなった悠木。
彼の取った判断は・・・・・
山岳会の仲間である悠木と安西は、家族ぐるみの付き合い。
息子も同い年だ。
しかし、安西はついに衝立岩を登ることはなく、23年後、息子が父の遺志を継いで、衝立の絶壁に挑戦する。
安西の息子と一緒に衝立岩 登頂を目指す、悠木の登山シーンが唐突に物語の中に組み込まれている。
つまり、悠木が大きな壁を乗り越えようとしている時に、興奮状態からクライマーズ・ハイの状態になり、このときの感覚と同じようになった23年前の日航機事故の時の1週間を思い出した・・・・ということらしい。
自分の父親くらいの人の、なかなか超えられなかった壁を、越えさせてあげる安西の息子は、なんだかすごい大人だ。
同じ新聞社なのに、妬みから足の引っ張り合いをして、手柄を阻止しようとするような上司や同僚を見ていると、よけいにそう思ってしまう。
携帯電話のない時代、無線機も持たずに取材のために、泥だらけになって御巣鷹山へ登り、そして締め切りに間に合うように、その日のうちに下山して記事を書く。
過酷な仕事である。
第一陣として現場へ駆けつけた記者の一人は、あまりの惨状に精神をやられてしまい、一面トップ記事を阻止された事で、ついには・・・・・
新聞記事は、ただ事実を書けばいいのかと思っていたけど、読者の求める記事、読者の知りたい記事をいかに書くかが、大きな問題となるのだと始め知った。
‘生々しくグロい惨状‘を、具体的に書かずに、きちんと伝える・・・・・新聞記者は言霊遣いなんだなー
どうして、そんなに身内で足を引っ張り合うのか?
スクープを同僚にも悟られないように、自分の手柄にするべく、秘密裏に動く記者。
やっと取ったスクープも、確信が持てなければGOサインが出ない。
厳しい世界だ。
悠木の出生の秘密、社長との関係、息子との別離・・・・・
映画の要は、‘悠木の抱える大きな壁を、どう乗り越えていくのか‘を、衝立岩の絶壁とリンクしてみせて行く。
しかし、このあたりの複雑な部分は、結局ハッキリとはせずに、あとのほうでチラリとに臭わせるだけだ。
何をそんなに拘っているのか?
新聞社の内情とか、本当によく知っている人でないと、その辺の辺りは理解しにくいような気がする。
よく分からなくて、悶々としている時間が長いので、結構疲れてしまう。
最後は頭が痛くなった。
こりゃ、家に帰ったらすぐに原作を読み始めないとな。
これもねえねの学校で、昨年課題図書になった作品なのだ。
昼間は、パパンとスパ温泉で、岩盤浴。
そのまま、りょうたと一緒にお留守番を頼んで、試写会に行ってしまった私。
こんな過酷な仕事をしている人たちがいるのかーと思ったら、なんだか申し訳なくなってしまったのだった・・・・
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Excerpt: 最近ペースがメッキリ落ちている映画鑑賞です。あー観たいのがたくさんあるのにね?まぁ仕方ないのでチョビチョビやります…。
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mini review 08348「クライマーズ・ハイ」★★★★★★★★☆☆
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DVDレビュー「萌えの朱雀」「リアリズムの宿」「ギプス」尾野真千子特集
Excerpt: 朝の連続テレビドラマで高視聴率を誇った「カーネーション」 脚本の見事さもさることながら、主役の尾野真千子の力が大きかったと思う。 そんな彼女が彗星のごとく現れたかのように思っていた私だけど、よくよく見..
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この記事へのコメント
はらやん
硬派で緊迫感がある映画でしたね。
ほんとにドキュメンタリーのようでした。
「突入せよ、あさま山荘事件」とか原田監督はこういうタイプの映画は上手です。
仕事柄、新聞社などの媒体社とおつきあいあるのですが、けっこうそのあたりリアルに描かれていました。
編集局、広告局、販売局が対立する場面がありますが、現実もそんなところありますね。
編集局が気にするのは読者、広告局が気にするのは広告主、販売局が気にするのは販売店。
それぞれが自分の部署が新聞社を支えているという自負がありますが、見ている先がまったく違うので、現実にもいろいろ対立はあるようです。
やはり新聞社にいた横山秀夫さんならではで、リアリティがありました。
ノルウェーまだ~む
なるほど、編集局・広告局・販売局のそれぞれの言い分も分かるわけで、お互いけん制しあって仕事をするのは、どの会社も同じなのかもしれないですよね。
実はガムをクチャクチャといかにもいやらしい販売局の局長を演じているのが、娘の好きな‘グループ魂‘のカオルさんなのですが、いつもよりずっと大人しい~と感じてしまいました。
サリー
ヒット作家、と思っていた横山氏が、実際に記者として御巣鷹山を取材していた、と知ってびっくりして。また興味が湧いたので、そのうち絶対読もう。
しかし、まあ、相変わらずヒット作の映画化、ばっかりだなあ・・・。仕方ないんでしょうが。
マリー
コレは見ごたえがありそうですね・・・
試写会応募してるけど、人気ありそうだから、無理かな?
観たら、またお邪魔します~
久しぶりに、ご家族水入らずで楽しめましたか~?
岩盤浴、したことないんです~><。気持ち良さそう・・・
ノルウェーまだ~む
ヒット作の映画化は、ある意味いいようで、難しいところありますよね。
やっぱり読んだほうが面白い~とか。
今回は正直、読まないとちょっと分かんない部分が多いかなぁ。
‘ヒット作の映画化‘はいいですが、‘ヒット作家の作品の映画化‘は、もう少し考えて欲しいですよね。
ノルウェーまだ~む
岩盤浴、いいですよぉー
私はじめは、人の汗かいた所に寝るのってどうよ?って思っていたけど、清潔にしているし、大判のタオルも借りられて気持ちいいったら!
初回はなかなか汗の出なかった私も、今回はすぐに汗が吹き出るようになって、やっぱ毛穴詰まってたんだなーと実感。
それでも友達やパパンよりずっと出方が少なくて、くやし~っ!もっと沢山汗かいて、年いってから加齢臭が出ないようにしなくては!
ふるふる
もう映画版観られたのですね!試写会羨ましいです。
私も応募したんですが・・・当たらないか・・。
原作も読みまして、ドラマ版も観ました。
ドラマ版が良かったので、映画も楽しみにしてます。
この硬派な雰囲気がたまりません。
甘塩
原作と違うと噂に聞いてしまったので、友達から借りて原作読んでます。
なかなか進みませんが^^;
ノルウェーまだ~む
ドラマ版あったのですね?全然知らなかった~
ドラマはどなたが主演だったのでしょう?
久しぶり大人の映画ってかんじでしたね。
是非、劇場でご覧になって!
ノルウェーまだ~む
私もこれから、読み始めますぅー
といいつつ、現在‘もやしもん‘読んでて、なかなか読書に手をつけられず…
読んだらまた感想聞かせてくださいね!
ふるふる
ドラマは、NHKで放送されてDVDになってます。
佐藤浩市、大森南朋、新井浩文、高橋一生、岸部一徳などなど。こちらのキャストもすごいです。
もうすぐ公開ですね。見に行こうと思います(^_^)!
ノルウェーまだ~む
ドラマもすごいキャストで興味津々だわ~
やっぱりここまで硬派な映画は、しっかりした役者でないとみせられないってところありますよね。
映画観たら、また来てね!
ちなみに、「足跡をつけたのは誰?」のところへも来て下さいませ~
なぎさ
公開初日の初回で観て来ました!!!
堤さんが好きなのでとても期待していた作品で、その期待通りに見応えがあって良かったです。
私も改めて新聞記者という職場の内情を垣間見ました。
まるで"掃除婦のおばちゃんは見た!"すよねぇ~(笑)
ノルウェーまだ~む
堤さんいいですよね~
娘が邦画好きなので、よく観ますが、いいな~と思った作品には、たいてい堤さんが出演してますね。
「メトロ…」はいただけなかったですが~
たいむ
>どうして、そんなに身内で足を引っ張り合うのか?
マスメディアの特異性は分るけど、あまりな光景は見ていて気持ち悪かったです。
堤さんはこういう役が似合いますねー。
そして、いつもニコやかな堺さんの目が恐かったですw
ノルウェーまだ~む
私も同感です。
ニコニコ目の堺さんの目が笑ってないのが、チョー怖かったです~
堤さん適役でしたが、最後の登山のシーンとラストのシーンは、もう少し年取ってくれてないと、時代設定が分かりにくいですよね。
えい
自分のところでお返事書いたことと重複しますが
こちらにも少し書かせて
あの映画は、足の引っぱり愛というよりも、
それぞれの職務意識による各部間の綱引きではないでしょうか。
でも、どうしても自分の属するところ(部)を中心に考えてしまう。
(もちろん、過去の自分の栄光を乗り越えられたくないという部分も描かれては今舌が)
ちなみにぼくがいた社では
社全体を見回せる社員になるように
編集→広告とか販売→編集とかいった
「ジョブローテーション」なんてのが行なわれたりもしていました。
ちなみに『トウキョウソナタ』では
事務方ひと筋に勤め上げていた主人公をリストラする
非情なシーンが出てきます。
オールマイティとプロフェッショナル、
どちらがいいのかこの時代難しいですね。
ゆかりん
ドキュメンタリー風な映像で緊張感がありました。
本当に新聞社で働く掃除のおばちゃんな感じですよねぇ。
新聞社の裏事情も興味深いものがありました。
堤さん目当てで観に行ったようなもんなんですが、堺さんの演技も良かったです~
キャストはとても良かったんですけど、前に見たドラマの方が良かったかもしれません^^;
ルールー
コメントありがとうございました♪お返事遅くなりました。
>自分の父親くらいの人の、なかなか超えられなかった壁を、越えさせてあげる安西の息子は、なんだかすごい大人だ。
ドンドンドン(←机を叩く音^^;)激しく同意いたします~♪
山男のイイところ全部持っているような、とても魅力的なキャラでした。
父親くらいの年齢の人をキチンと導き、全く正当な意見をキチンとぶつけられて、本当に惚れました。(^^;;;
当時の記者たちの仕事ぶりは本当に苛酷で、編集局の空気感にも圧倒されましたね。
でもわたしはああいう刺激的な職場にメチャ憧れます。
もしかしてMなのかも?(^^;;;
ノルウェーまだ~む
私も広告・編集・販売の関係は、足の引っ張り合いというより、当然の主張と受け止めていますが、過去のことに縛られた妬みによる嫌がらせは、なんだか大人のすることじゃぁないな~と思ってしまいました。
ゆかりんさん☆こんばんわ~
ドラマを見損ねたので、なんだか残念な気がします。
そんなにドラマ良かったんですか!?
再放送ないのかな~??
ノルウエーまだ~む
…って、Mなのですか~~っ?
私はこんなピリピリした職場で掃除のおばちゃんをやるのもゴメンだわ~
安西の息子は、山に登っているときもかなりの大人でしたが、病院に入院していた時の子供の時のシーンでも、かなり大人でしたね。
公式サイトでは、安西の息子と悠木の息子は同じ年の設定のようですけど、安西の息子が断然お兄さんのように見えちゃいました。
きらら
本当に、ドキュメンタリーを観ているかのようでしたね。
すごい緊迫感。。。あんなところで働いていたら私倒れちゃう。。。
映画としては、とても見ごたえありました!
セクハラのこととか悠木の出生のこととか必要なのかな?とも思いましたけど。
原作もドラマもよいみたいなので、ぜひともそちらも観てみたいと思います!
ノルウェーまだ~む
私も、悠木の出生の秘密が、もっと大きな鍵を握っているんかと思いきや、匂わせるだけで、あまり関連なかったじゃん…と思っていました。
原作これから読みますーっ!
マリー
やっとこすっとこ(コレって標準語?)稚拙なレビューを書いたのでお邪魔しました。
ノルウェーまだ~むさんの
>新聞記者は言霊遣いなんだなー
の表現に、コレだ!と思いました。本当にそうなんですね・・・同じ記事でも書き方ひとつ、思い入れひとつで全く違うものになっちゃうような・・そんな気がします。
歳取った彼を登らせた、あの親友息子さん~考えてみれば凄いですよね。そしてあのピック?を打ち込んでおいたのは息子って。出来すぎ~と思いながら泣いてしまった私(笑)
ノルウェーまだ~む
新聞記者に限らずですが、同じことを訴えようとしているのに、表現の仕方によって、受ける印象が違うものですよね。
最善の方法で紙面を造っている新聞社の人たち~なるほど優秀な方たちばかりなのが、よく分かりました!
パピのママ
返事が遅くなりごめんなさいね。
あれから実に、23年の歳月が流れようとしているのですね。
これまで腫れ物のように捉えてきた日航機墜落事故の映画化。
衝撃の墜落現場の再現!
思わず息を呑む光景が、目の前に広がり恐いくらいに臨場感を増した状況のリアルさに思わず絶句してしまいました。
事故現場に馳せ参じた県警キャップを演じた、堺雅人さんの演技が印象的でした。
確かにこの作品は、日航機墜落事故のことを扱っていますが、命をかけて懸命に事実を伝えようとする人たちに蕉点を当てて、報道のあり方と人間が働くこと、生きることについて問いかけている作品だと思います。
まるで新聞社で働く掃除のおばちゃんとして、その現場に居合わせたような気分になった>まだ~むさんの、この記事最高に受けましたよ!
原作は読んでいませんが、ラストのニュージランドへ息子に会いに行くところは、いらなかったような気がしました。
ノルウェーまだ~む
そうなんです~、新聞社や雑誌社で働いた経験のある方が、結構いらっしゃる中で、私は一度たりとも、そういった緊張感のある職場にいたことがないので、どうしても‘掃除のおばちゃん目線‘になってしまうのでした…トホホ。
最後のシーンはある意味、「クライマーズ」という点では登山と息子との関係として必要だったのかもしれませんが、せっかくの緊張感とスピード感のある話が、最後に来てゆるっと緩んでしまったのは否めませんね。
ボー
のんびり屋な私では、とても編集記者は勤まらないです。
特ダネを追う宿命なんて、疲れます。
見ているぶんには、おもしろかったけれど、あの事故の悲しさをネタにして向き合わなければならないのも、苛酷な商売ですよね。
ノルウェーまだ~む
本当に過酷な職業ですよね。
精神的にも疲れるでしょう…
私だったら、やっぱり掃除のおばちゃんまででしょうね。(笑)