イギリス国内でしか公開されなかったという、シチュエーションホラー「ザ シックハウス」のDVD発売記念ブロガー試写会に行ってきた。
シチュエーションホラーって?
「SAW」や「ホステル」のような、なんだか知らないけど、怖い状況におかれちゃって、酷い目に遭う映画・・・・ってことをいうのかな?
久しぶりの本格(?)ホラー、ちょっと怖いような楽しみなような。
「ザ シックハウス」DVD公式サイト
この‘シュチュエーションホラー‘を、私なりの解釈で言うならば、「お化け屋敷体感ホラー」かな。
画面は真っ暗、画像はぶれて、とにかく何が何だか分からない。
実際に夜の廃病院に紛れ込んで、一緒に右往左往しているような気分だ。
<ストーリー>
アンナ(ジーナ・フィリップス)は、野心的な考古学者。
発掘調査中の廃病院から、ペスト菌が出たことによって、急遽解体作業が始まることになり、なんとしてもその前に発掘をと考え、夜の廃病院に忍び込む。
その頃、クスリをやりながら夜のドライブを楽しむニックたち4人の若者が、ちょうど病院の前で人を轢いてしまう。
車を盗んだことや、クスリをやっていることがバレたらまずいと、大慌てで病院へ逃げ込むのだが・・・・・
暗闇の中で、警備員から逃げているうちに、怪しい陰に襲われて次々と餌食になっていく若者たち。
発掘作業中に、不思議な人形を見つけたアンナは、壁に書かれた怪しい黒魔術の文字を見つけるが、そのときすでに一人がペスト菌に感染してしまうのだった。
ニックと合流したアンナは、なんとか病院から脱出して助けを呼ぼうとするが、ついに姿を現した謎の教団に追い詰められ・・・・・
女の子はニックの赤ちゃんがお腹にいる~~~んだけど、本当は・・・・・
妊婦がクスリやったりとか、ダメでしょー
結果的にはニックの子供ではなかったわけで・・・・・・・
そんな‘やり○○‘が、もう一人にレイプされたら、真っ暗闇でもお風呂に入りたくなるほど、汚らわしく思うってどうなの?
その点、意外と愛一筋のニック。
顔は強面で、イギリスパンクロックファッションでも、心は純粋(?)
パンクのメイクは、目の下のくまが、ゾンビ風~
ま、こんな顔でレイプされたら嫌だな、確かに・・・・(どんな顔でも嫌だけど)
昔はホラー映画といえば、理由もなくゾンビが襲ってきたものだけど、最近のホラーは、ゾンビになった理由とか(例えばウイルス感染など)理由付けをしている映画が多いそうだ。
この映画も、17世紀の病院に、あやしい儀式をしている医師がいて、ペスト菌にかかった孤児院の子供を連れてきては、血の儀式をしていたらしい・・・・・というところから、話が始まる。
しかし理由付けには、‘きちんとした辻褄‘が求められるはず。
医者とペスト菌と孤児院と黒魔術と病院の壁の向こう側と止まった時計と・・・・・・盛りだくさんすぎるのか、辻褄はどんどん合わなくなってくる。
しかし考古学者って、17世紀程度のものを『発掘』したりするものなのだろうか?
ペスト菌が出た病院を、滅菌もしないうちから解体しはじめたり、
ペスト菌が出た病院の水道から水を汲んで飲ませようとしたり、
火の出た地下へわざわざ逃げようとしたり
辻褄が合わないくらいなら、理由付けなんかしないで、ただゾンビに襲われるだけの『お化け屋敷』映画で充分なのに~
前の人の頭で字幕が見えなかったことも手伝って、画面も台詞もよく分からなかったわたし。
分からないだけでない、何かが決定的に足りない。
それは・・・・・・・情緒だ。
日本のホラーが本当に怖いのは、辻褄の合う理由付けがあって、「こりゃやられても仕方ないよねー」なんて過去があったり、するからだ。
襲う側にも、哀愁漂う正当な(?)訳があり、それが詩的な情緒を生み出すのだ。
怨念や呪いは、関係者だからこそ恐ろしいのであって、ただ夜の廃病院に忍び込んだだけで受ける罰にしては、重すぎるのでは?
B級映画ならではの、たのしい突っ込みどころも満載。
ドキドキしたり、デロデロしたり・・・・・・・・・お化け屋敷好きな人は、是非観てみよう~
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映画たくさん観てます!
Excerpt: 以前は、もう映画、観まくっていたわたし。 それがだんだん観なくなり、ブリュッセルでは(さすがに言葉の問題があるんで。)結局1度しか、映画館に行かなかった。 帰国したら、お友達が試写会に誘ってくれたり、..
Weblog: ジャックとサリーのベルギー生活
Tracked: 2008-10-01 22:32



この記事へのコメント
甘塩
ツッコミどころ満載でしたね^^;
ノルウェーまだ~む
同じ会場にいらしたのかな??
つっこみながら観るホラーも、B級ならではの楽しみですよね。
DVD買いますか?っていうアンケートあったけど、ある意味もう一度見直さないと、なんか訳わかんなかったなー(わざと分かりにくく作っているのかと思っちゃった)
サリー
「17世紀の病院」に超期待しちゃってたんですけどね、う~ん・・・。
「ブレアウィッチ・プロジェクト」「サマータイム」「タタリ」・・・と、ロクにホラーを観ない私でさえ「○○っぽい」ばかり思ってしまう内容、ホラー通の人なんかご覧になったら、どう思うんでしょう?いや、逆にそういう見方が楽しいのかな?
突っ込みどころも満載(というか、結果として納得できた設定がほとんどなかったような・・・)ながら、一番の問題は「新味がない」ことかも。
・・・そか、でも、DVDで適度な画面と距離(?)で観たら、思わぬ発見があるのかしら???
ノルウェーまだ~む
なかなかホラーに付き合ってくれる友達がいないので、すっごい嬉しかったッス。
でも、もっとヒットな作品だったらよかったね。
この映画は、それこそDVDで、確認!が必要な映画かも??