ロンドンに両親を招待したので、早速観光へ出かけた。
ツアーならささーっと素通りするところを、せっかくなのでゆっくり見て回ることに。
今日は、ロンドンホラースポットファイルの第一号、ロンドン塔へ♪
※後日再訪し、拷問器具の写真を追加!
対岸から見たロンドン塔
11世紀にウィリアム1世によって、最初の塔・中心部にあるホワイトタワーが建設された。
以来、王宮~要塞~牢獄~処刑場などと姿を変えてきた複雑な歴史を持つ塔である。
地下鉄サークルラインか ディストリクトラインのタワーヒル駅下車、徒歩1分。
駅を降りると、大きな日時計があり、高台からロンドン塔を一望できるが、テムズ川の対岸からの姿のほうが美しい。
時間のない人はここから全景を撮ろう。
入場料は5~15歳が子供料金、大人は17ポンド
カード払いもできる。
西側の正面ゲートから入場、堀を越えたところに簡単な案内地図が置かれているので、日本語版を貰っておくべし。
オーディオガイドは4ポンド
ビーフィーターと呼ばれる守衛さんは、定期的に60分のガイドツアーを行っている(英語)
後ろに見えるのは、クラウン・ジュエル
王室の宝飾品を展示しているジュエルハウスなのだが、もんのすごい長蛇の列なので、できるだけ朝いちに出かけて、最初に並んでおこう。
(今回も、私たちは疲れ果てて並ぶ気力なしだった)
中央の広場では、午前中寸劇が行われていた。
二つの国が、女王がらみでいがみ合い、最後は戦いで、勝ち取る的な?
アン・ブーリンもここで処刑されたらしいから、女王はアン・ブーリンだったのかな?(衣装も似ていた)
鎧もつけての迫力ある兵士の戦いが見られるけど、鎧の兵隊さんがものすごい汗で、かわいそう・・・・
ちゃんと説明を聞いてみると、スポーツファイトによって勝ったほうが女王に選ばれる~ということらしい。
写真は戦いの前の誓いの場面。
中央にあるホワイトタワー
中では数々の鎧と、各王様の馬や、武器などが展示されている。
剣や弓、斧などの武器に関するクイズに答えて、正解のものを持ち上げて○×が出たり、
実際に弓を引いてみて、どれだけの力が必要か試したり、
頭にかぶる鎧をつけて戦場の真ん中に立つと、どんな風に見えるのかなどのシュミレーションや、
槍を突いて得点を競うゲームセンターみたいなものなど・・・・・・
子供も楽しいエリアが充実していたのは、ちょっと驚き。
ホワイトタワーの中は、撮影禁止なので、お土産屋さんの鎧をパチリ
真ん中の大事なところをしっかりガードしていて、面白い~
クイーンズハウスは内部見学はできない。
ロンドン塔では、ワタリガラスが減ると王国と要塞は崩壊してしまうという伝説があるので、カラスは飼育されている。
どうやって?と思っていたら、なんと羽を切って飛べないようにしていた。
勿論、ちゃんと巣もあって、大事にされているせいか、黒光りしてツヤのある羽だった♪
城壁や、タワーはいくつもあって、様々な展示がされている。
幽閉されていた王の居室や、処刑場、拷問器具など・・・・
階段を上ったり降りたり、全部回るのは、至難の業。
石畳なので、歩きやすい靴で行かないと・・・・・死にます。
こちらは、ねえねたちを連れて再訪した時に撮影したもの。
前回、疲れて両親と座り込んでいたこのガラスの座布団のモニュメントは、アンブーリンが処刑された場所だった・・・・・(汗)
ここで処刑されたアン・ブーリンだけでなく、ヘンリー8世ご当人も、そしてヘンリー8世の5番目の妻で、不倫の罪で処刑されたキャサリン・ハワードまでもが現れるらしい。
一族の恨みはあの世で解決して欲しいものだけど・・・・
後ろに見えるのは、ジュエルハウス。
今回はしっかり鑑賞。
これはとにっかく凄い!!!
世界最大のダイヤがついた王冠や、お風呂かと思うくらい大きな金のワインパンチのボールやら、セーラームーンのステッキ(違うって!)ダイヤつきとか・・・・・
名前からしてブラッディ タワーに拷問器具があるのかと思ったら、Torture at the towerにあった。
ぎゅぎゅっとコンパクトにする拷問器具。
ぎゅぎゅっと縮めたあとは、うーんと伸ばす?
ちょっと写りが悪いけど、上部が手を引っ張るところ。下に足を入れるところがある。
伸ばす拷問器具のペーパークラフトをご購入のりょうた。
お土産屋さんの出口に動かしてみることが出来る見本があるよ。
団体専用入り口から出ると、すぐ目の前がテムズ川。
タワーブリッヂが間近に見える。
ここを渡って対岸へ行くと、ロンドン塔もタワーブリッヂも綺麗に撮影できる。
対岸を頑張って歩いて、地下鉄ロンドンブリッヂ駅まで行ったら、気持ちは良かったけど、相当な距離があった。
途中、軍艦内部が見学できるところも。
テムズ川沿いの素敵なカフェがいくつもあるので、休みながら歩こう♪
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この記事へのコメント
mig
大英博物館懐かしい~!
写真みてたらまた行きたくなった、、、、
んー、来年が楽しみ♪
空がどんよりでイギリスらしいー(笑)
カラスの観察すごいね~!
わたし昔あたまにバサって木の枝ひっかかったかと思ったらカラスだったのー
それ以来ますます怖くって! 笑
幽閉されていた王の居室や、処刑場、拷問器具など・・
興味あるー!!
ノルウェーまだ~む
ロンドン塔は、思ったより面白くて、migちゃんは勿論、佐吉さんも絶対気に入るかと…(笑)
私たち歩き疲れて座った所に、ガラスの座布団が展示してあって、あとで見たらそこが、処刑する場所だったみたい…ひ~っ!
拷問器具は残念ながら撮影してこなかったのだけど、膝を曲げた形で上から丸い輪でぐるりと巻いて、それをドンドン絞めていく(輪を小さくしていく)というのを初めて見たよ。興味深かった!
サリー
・・・私、ロンドンに何度か行ってるのに、ロンドン塔に行けてないよ(泣)気になる場所なのに。
ノルウェーまだ~む
ちょっと廃墟っぽく、ちょっとお城っぽく…
拷問器具もあり…(いやいや、どんな人やねん)
次回、私のいるあいだに、是非!どう?
マリー
ちょっとご無沙汰してました~。
ご両親を招待されたのね~?いいな~♪喜ばれたでしょうね。ロンドンって年配の方も(いや年配の方の方が?)楽しめそう~~~
ロンドン塔は是非是非行ってみたい場所です。
長いこと長期旅行(国内外問わず)してないので~なんか人生損してる気がする~・・・まとまった時間ってなかなか作れないなぁ。。。
本格的な「お城」(外国の)も観たことないような気が・・・。大好きなのに~。
ホワイトタワーでいろんなことにチャレンジしたいな。
それにしても、やっぱり男性ってあそこは急所なのね~(そんなとこにめっちゃ反応 爆)そこまで重装備にしなくても~?
拷問の器具も興味あるなぁ。「世界の拷問」みたいな本に一時凝っていたし(怖っ)
ノルウェーまだ~むさんのおかげで旅行気分満喫!さんきゅ♪
ノルウェーまだ~む
私のブログで、旅行気分に少しでもなれると言っていただけるなんて、光栄だわ!
これからも、どんどんレポートするので、楽しみにしてね♪
鎧は、実は裏側へ回ると、意外とカバーしてないっていうのが不思議。前はあんなに重装備なのにね…
マリーさん、「世界の拷問」に興味アリなの!?
じゃあ、もう一度娘を連れてロンドン塔に行かないといけないから、拷問器具も写真撮ってこようかな…
実は私も前にドイツで行った『拷問博物館』がものすごく興味深かったの。
あそこはとにかく凄かった…
マリー
もうじき、お嬢ちゃま渡英なのですね~。
器具は写真撮れるのですか~?
是非見たいです。(無理しないでね~)
ドイツにはそんな博物館が???考えただけでも鳥肌立ちそう・・・
ノルウェーまだ~む
内部はホワイトタワーの鎧以外は、全部写真撮影OKなのですよ!
ドイツの博物館は、そりゃもう拷問器具好きにはたまりませんよ。(って、どんな会話?!)
中でもうそつきの人がはめさせられて、路地に立って見世物になる首と手が一直線になる首かせ&手かせが、ソフトなだけに怖かったぁ!
勿論(?)三角木馬もありました。(初めて見たよ!)
ねこのひげ
確か・・・・アン・プーリンの首を置いたのでは・・・・・記憶違いかもしれませんが。
拷問具は、日本だと駿河台の明治大学に行くと見れます。
その方面が、ご趣味の方はドウゾいらしてみてください。♪
日本式洋式取り混ぜてお待ちしております。(^_^)
mig
こんにちは♪
おおー拷問器具追加だ!
思い切り縮める拷問って痛いのかなー?見た目だと
こんなじゃ懲りない気がする(笑)身体伸ばすのも
>疲れて両親と座り込んでいたこのガラスの座布団のモニュメントは、アンブーリンが処刑された場所だった
こわーい! 笑
でも笑っちゃった
すごいな~、そんな風にふつうに座れちゃうようになってるのね?
世界一の♦の王冠は見た覚えあるけど
拷問器具やアンのその場所は行ってないな~
まだ~む、貴重な写真をありがとう!
ノルウェーまだ~む
やっぱり!?
お座布団というのが、なんとなくそんなイメージだったのですが、なるほど女王様はお首だけになっても、ちゃんとお座布団に座らせてくれるのですね。(汗)
明治大学は、そんな研究もなさっているのですか!?
一度行って見なくては…
ノルウェーまだ~む
ちなみに、ぎゅぎゅっとするやつは、この写真ではわからないけど、相当輪になっている部分が小さいです。
あと、伸ばすやつは一見健康器具のようで、かえって健康になりそうにみえるけど、ペーパークラフトを見る限りでは、わきの下がちぎれるみたい。(ぞぞーっ)
マリー
おおっ!拷問器具だ・・・
ぎゅっとするヤツ、単純だけど結構キツいと思う。
あばら骨とかバキバキ折れちゃうよね。足も折れるか・・・(アイタタタ)
伸ばすのもかなりだと思う。
牛裂きとか一気に裂けるやつよりジワジワ痛そうだし。
怖いもの見たさの私(^^;)
ありがとう~~~。
ノルウェーまだ~む
今の時代は、無差別殺人とかあると、ものすごく酷い時代になったように報道されるけど、昔のほうが、ずっと残酷なように感じるよね。
拷問とかどんだけーって、思っちゃう。
牛裂きって、ひえ~~っ!
今日はナショナルギャラリーに行ったけど、14世紀ごろの絵画には、よく敵の大将なのか、討ち取った首を皿に入れるところとか描かれていたり、おぞましいことこの上ないです。
KLY
やっぱ妹のとこ行こう。せっかく兄弟が住んでるのに
突撃しないてはないよね~。^^;
ビフィーターのおじさんってあんな感じなんですね。
ジンのラベルにのってるのと同じ服だ♪
クラウンジュエルってお酒もなかったっけかな…。
ノルウェーまだ~む
そうですよ!親族がいるのなら、尚行かないとですよ~
ビーフィーターとは、今来ている酒好きの友達も、大喜びでツーショット写真撮ってましたよ。
私は記念に、ビーフィーターの飾りを買いました。
うーやん
拷問器具の写真を追加、と聞いて再度じっくり読ませていただきました。堪能~
私も以前、英国に行った時に見学に行ったお城(要塞とガイドさんは言ってたような・・・)で、すごく原始的な拷問が!・・・それは穴。通路のそこかしこのはじっこに結構大きい穴が開いていて「これは何ですか?」と尋ねたら「それは拷問用の穴です。そこに人を入れます(!?)そしてそのまま放置しておくと食べられないのでどんどん痩せてきて、自分の体重で下にゆっくりはまりながら落ちていきます。最後は砦の一番下の廃棄口から出ます。」と説明されました。石の要塞だったのですが、狭いしひもじいし、そんな拷問は嫌~~!!と恐怖に怯えましたよ。そこの拷問室には鉄の鋲付き鳥かご(ヒト用です、もちろん)も天井からぶら下がっておりました。うう~ん、日本の城にはそんな用具は展示しませんよね~。
ああ、やっぱりまた英国に行きたいです。シャーロックホームズの家もまた訪ねたい!
サリー
ご存知のとおり、ローゼンブルクなどで拷問器具も見た私ですが、こんなん初めてだー。
拷問器具作る人って、どうしてそんなに熱を入れる・・・?!
ノルウェーまだ~む
まあ!それはどこの要塞かしら??
いずれにしても、じわじわ酷い目に遭わせるのが拷問とはいえ、恐ろしい話ですよね。
私はいつもガイドなしの観光なので、きちんと説明を聞いたら、もっと面白いことでしょう…
次回は音声ガイドをケチらないで、借りよう~
ノルウェーまだ~む
あそこに、凄く沢山の拷問器具が置いてあったにもかかわらず、このタイプは見かけなかったよね~
だけどロンドン塔のものは、すごくシンプルなのに、効果ありそう…
ホント、その熱の入れよう、マニアックすぎて怖いわ。
ミチ
それにしても拷問器具ってどこの国のもすごいね。
人型にテープが貼ってある(?)のがマジ怖いです。
拷問器具を考え出す人って絶対に頭の中がヘンだよね。
って、↑を見ても拷問の事に関するコメントがメッチャ多い~(笑)
ノルウェーまだ~む
勿論誰しも興味はあるとは思うけど、実は拷問器具の展示は3つだけなの。
あとは建物自体が世界遺産だけあって、見応えあるのだ。
でも、興味あるよねー
やっぱり牢獄博物館にも行ってみようかな…