ロンドン博物館めぐり☆スードリー城

ヘンリー8世の最後の妃、キャサリン・バーが晩年を暮らし、埋葬されていることで有名なスードリー城。
今まで様々なお城を見てきたけど、ここは格別!!
形式美と、自然美と、廃墟美と、そして何より、特徴的なコレクションの数々・・・・
あのアン・ブーリンもゆかりの深い、このお城、見ない手はない☆


ロンドン市内から、車で2時間程度。
コッツウォルズ地方にある、ウィンチクームという村に、この素敵なお城はある。
入場料は7,5ポンド

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クイーンズ・ガーデンの中央噴水の向こうに、お城と教会が見える
いかにもお城らしいお城と、美しく作られたお庭の噴水は、まさに姫心が満たされるぅ~♪


きっちり刈り込まれた生垣のトンネルを抜けると・・・・・
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キャサリン・バーが埋葬されている教会がある
ヘンリー8世の6番目の妃となり、結婚3年目にして夫ヘンリー8世と死別し、その後の晩年をこのスードリー城で過ごしたキャサリン。

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教会にある美しいステンドグラスとキャサリンのお墓
小さい教会ながら、細かい絵を施したステンドグラスは見事。
死後、こんな風に美しく埋葬してもらえるなんて、キャサリン・バーの人柄がきっと良かったのでしょう~



ヘンリー8世といえば、最近の映画『ブーリン家の姉妹』が記憶に新しいが、そのアン・ブーリンもヘンリー8世と共に、この城に滞在していたことがあるらしい。

キャサリンとは違って、結婚たった2年で不義密通などの反逆罪に問われ、ロンドン塔で斬首刑にされたアン・ブーリン。
本当は飽きて捨てられたというのだから、今でもロンドン塔に、たびたび出没しているというのも、なんだかもの悲しい・・・・・
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ヘンリー8世と、妻たち
右端がアン・ブーリン


資料館には、衣装のほかにも、当時の暮らしぶりが伺える生活道具や、世界各国から集めた珍しいコレクション、アン・ブーリンが愛娘エリザベス1世に着せたものと思われるベビー服などを見ることが出来る。


特に興味深かったのは、日本からと思われる立体的な刺繍の入った(羽子板のような)絹のタペストリーや、首狩族のもの(?)と思われる首の飾り物をスケッチした絵など。
今まで行ったどの博物館でも、見たことが無いシロモノ☆

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エリザベス1世のドレスの柄がモチーフになっているノット・ガーデンは、廃墟との対比が、より美しさを引き立たせている。

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息を呑むような美しさ
まるで自分がドレスの裾を引きずりながら、庭園を散策しているような錯覚に容易に陥ってしまう~♪
でも、残念ながら正面に座っているのは、うちの両親。


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現在も伯爵夫婦が住んでいるというスードリー城
お城の半分は、見学不可で、伯爵夫妻の居住区になっている。
ちなみに宿泊もできるコテージがある。


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入ってすぐのところにあるカフェ
簡単なお食事ができる。
カフェの横では、子供たちの為に写真を撮る為の衣装の貸し出しもやっている。


広い広い庭園には、各国から集めた珍しい鳥ばかりがいる、鳥小屋も。
孔雀が、普通に放し飼いになっていた。


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まるで自然に咲いているかのように見せるのがイングリッシュガーデンの醍醐味
どこをとっても絵になる~☆
ちょっと素敵な衣装を着て、訪れたい、そんなお城だ。

この記事へのコメント

  • 木曜日の帰り道

    こんにちは。
    イギリスはやはり地方をゆっくりまわるべきだったなぁと思いました。
    とっても素敵な所ですね(^o^)/
    写真も綺麗で楽しく拝見させて頂きましたo(^-^)o
    2009年08月21日 15:02
  • ノルウェーまだ~む

    木曜日の帰り道さん、はじめまして!
    イギリスへはいつご旅行なさったのですか?
    次回はぜひとも地方も回ってみてくださいね。コッツウォルズは本当に絵本の中に入り込んだようなところですよ♪
    2009年08月21日 17:11
  • 木曜日の帰り道

    この十年ばかりはダイビングでフィジーやニューカレドニア、ボルネオなどビーチばかりに出かけており、ロンドンには随分以前に滞在、又はトランジットを(エジプトやギリシャへ)した程度です(^_^)
    当時から、いつかレンタカーを借りてイギリスの田舎町やナショナルトラストのピーターラビットの家などをゆっくり周遊したいと夢に思っていますo(^-^)o
    以前、私のフラワーアレンジの先生が英国スタイルでした。その時にイングリッシュスタイルの素晴らしさを話しておられた事もあり、私の中ではイギリスはとても親しみがあります。
    ハロッズでエキシビションをされたり大使館夫人にご指導なさったりと、とてもパワフルな先生でした。今は京都のホテルを中心に、より幅広く活躍され、イギリスで現地レッスンもされているようです。
    私の話ばかりで恐縮ですが、今はフレンチスタイルのアレンジをお稽古しています。でもガーデンとなるとやはり英国だなと思っていますo(^-^)o
    2009年08月21日 17:51
  • サリー

    当たり前ですが、やはりヨーロッパのお城と言っても、国によって雰囲気はずいぶん違いますねー。私はイギリスはウインザー城しか行ってないもので。
    おとぎの世界のような美しさと、どこか不気味さがある気がしますね。
    2009年08月21日 23:14
  • ノルウェーまだ~む

    木曜日の帰り道さん、再訪ありがとうございます!
    フィジーやニューカレドニアにダイビングなんて、優雅ですね☆
    主人が聞いたら羨ましがりそう!
    サイパンで一度ダイビングをした主人ですが、いつも私と子供はお留守番。
    ご主人と一緒にダイビングなさるのですか?
    なんだか素敵~♪イギリスよりいいかも!?
    2009年08月22日 00:29
  • ノルウェーまだ~む

    サリーさん、ウィンザー城行ったのね。
    私はまだ行けてないの…
    ウィンザー城も昔宮殿だったロンドン塔も、どちらかというと堅牢なかんじで、あまりお城っぽくないよね。
    外側から見ると、ぜったいヨーロッパのお城のほうが美しいのだけど、イギリスのお城といったら、やっぱり庭園が素晴らしいなぁ~☆
    2009年08月22日 00:33
  • マリー

    こちらにもお邪魔!
    アン・ブーリン、可哀想だった・・・
    やっぱり飽きられたのね。。。っていうか、ヘンリー8世ってどんな男性だったの?『ブーリン家の姉妹』では良い風に描かれすぎだったよね~。
    キャサリンさんってこんなにステキに埋葬されて~愛されていたのね~。凄い差だわ。。。

    ガーデニングにも目を見張ります。
    自然に咲いてるように・・・それが難しいんだよね。
    うちも旦那さまが結構頑張っているけど、外壁を這わせているツタ?が思うように這わないとか、かなり苦労してます。ガンバレ!!(私は見てるだけの人 笑)
    2009年08月22日 21:43
  • ノルウェーまだ~む

    マリーさん、こちらにもありがとう☆
    『ブーリン家の姉妹』は実はまだ見ていないので、早速うちのねえねに、明後日DVDを持ってきてもらうことになっているの。
    映画ではヘンリー8世はいい人なのね?
    実際は6人の妻たちは、その経歴を見ると、全て前妻の侍女だったのだから、次々と若い侍女に心変わりしていったと考えてもいいんじゃないかな…
    2009年08月23日 07:37
  • mig

    まだ~むこんばんは★こちらにも。

    あ~、もうこっちも興味深いなぁ~
    ブーリン家かぁ、、、、
    お城もイングリッシュガーデンも素敵
    いつか行ってみたいなー★
    行きたいところどんどん増えちゃう。

    海外の博物館って写真OKなのがいいですよね。
    ガーデンの奥にひっそり座ってるご両親、可愛い
    2009年08月23日 21:24
  • ノルウェーまだ~む

    migちゃん、是非ともスードリー城もいつか行ってみて☆
    素敵なmigちゃんなら、お城にぴったり♪
    コテージはどんなところか見られなかったけど、内装は素敵みたいよ。滞在するのもいいよね。
    2009年08月24日 06:05

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