惑星直列によって、地球が滅亡する話らしいが、その惑星直列を題材にしていた映画が、既にあったのだ。
マヤ暦では、2012年の12月21日にえらいことになる地球が、人気ゲームを題材にした「トゥームレイダー」でも世界の危機に直面するわけだけど・・・・・
2012年3月 追記部分は赤文字。
迫力ボディーのアンジェリー・ナジョリーの「トゥームレイダー」(2001年)
思春期の頃、やせぎすで歯を矯正していたことからいじめにあい、自傷行為に走ったり、同棲相手とモッシュ(ヘヴィメタやパンクロックでヘドバンしたりすること)に出かけたりしていたとは思えないような、自信たっぷりのララ・クロフト役で、彼女が得たものは計り知れない・・・・
<ストーリー>
英国貴族のレディとして育ちながら、過酷なトレーニングを欠かさない美しいトレジャーハンターのララ・クロフト(アンジェレーナ・ジョリー)。
5000年に一度のグランドクロス(惑星直列)をあと1週間後に控えたある日、20年前に失踪した父親が残した、謎の時計を隠し部屋から発見する。
謎を解くべく接触した弁護士パウエル(イアン・グレン)が、世界支配を目論む秘密結社イルミナルティの一員で、時計に隠されていた鍵をつけねらっているとは知らず、父(ジョン・ヴォイト アンジーの実の父親)からの伝言で世界崩壊を防ぐべく、謎に挑んでいくララだったが・・・・
ハットフィールドハウス マナーハウス公式サイト
ララ・クロフトが住んでいる貴族のお屋敷として使われたのは、ロンドン郊外のハットフィールドハウス。
観に行きたかったんだけど、冬の期間はクローズしているらしい。(涙)
念願かなって帰国前に貴族のマナーハウス ハットフィールドへ行って来たyo(ロンドン観光地めぐり☆映画撮影はハットフィールドハウス 参照)
冒頭のヤブサメ的シューティングで見事な乗馬をみせてくれるシーンで、ララ・クロフトの住むお屋敷が登場。

このあとも何度かお屋敷の全体像が登場するが、それは大きくて見事だったので、帰国までにいつか見たいと思っていたのだった。

貴重な本や資料を傷つけないようにアクションをするのは、大変だったことでしょう。
図書館写真の左に見える暖炉が、↓の戦う二人の右側の壁に見える。(内部は撮影不可なので公式サイトより拝借)
ララのパパは、アンジーの実の父親
幼少の頃から不倫で母親を裏切っていて、母子で貧しく暮らしていたこともあって、かなり恨んでいたらしい。
この役では、パパを心から慕う娘を演じている。
なんか、まんまるなおめめがソックリ!さすが親子☆
ララを助けるのは、お屋敷に同居する相棒の天才プログラマーでロボットオタクのプライス(Bryce)と、クロフト家の執事クリス(Hillary)。
二人ともすごくいい味を出している。
特に、執事はララにいつも女性らしいドレスを着せたがっていて、戦闘のときも、きちんと防弾チョッキを着込んで、スリッパも履きかえるのを忘れない英国ならではの執事というかんじを上手く出している。
(執事は普通、防弾チョッキを着ないけどね・・・)
冒頭のアクションシーンからすごい!
ゲームが元になっているだけに、内容に深みが足りないのは仕方ないとして、純粋にアクションを楽しむなら、素晴らしい出来栄え。
2ヶ月半もトレーニングを積んだというアンジーに、素直に拍手を送りたい。
これだけ美人で、これだけスタイル良いのに、更にこんなに努力をするんだから、向かうところ敵無しなわけだ。
そんなアンジーが、この映画で主演女優としてラジー賞にノミネートされちゃったなんて、かわいそう・・・
ランド・ローパーやアストン・マーティンなど英国の高い車をボコボコにぶっ飛ばす
お屋敷だって、ボロボロにするけど、よくある映画のように、次の日には直ってるんじゃなくて、執事とプライスがせっせと割れたガラスを箒で掃いているシーンが、私は好き♪
舞台はロンドンからヴェニス→アンコールワット→シベリアへと大移動
時計に隠された鍵を使ってアンコールワットで手に入れた、プレートの破片を持って最終秘密基地のあるロシアのシベリアへ行くというシーン。
このシベリアのシーンを撮影したのが、実はアイスランドだったのだ。
CGで消したりせずとも、宇宙戦争的な映画が、ばんばん撮れそうな景色の続くアイスランドの旅日記(アイスランド旅行レポート☆地球の割れ目)はこちら。映画の中で、水陸両用車に乗って行ったような氷河の湖には、今回行かなかったのだけど、滝のところから遠く氷河が見えた。(右写真)
実際の撮影現場は、氷河と氷河湖、そしてごつごつした岩場だったので、湖と岩場の写真をup☆
自分がこんな地球の果てみたいなところに行くとは思っていなかったので、映画を見て、おりょ?とビックリ☆
それにしても厚手のコートを着ているとはいえ、タンクトップ1枚の前をはだけて、犬ぞりを蹴るアンジーの役者魂に、またしても感心してしまった・・・・
結果的に、惑星直列によって起きるパワーを集めて、いったいどうしようとしていたのか、仰々しい悪の秘密結社のようなイルミナルティの、その目的や方法が明確でなかったことが、この映画の敗因となっている。
映画「2012」で起きる地球崩壊は、どこまでリアリティを追求できるか?
あまりリアルだと、ちょっと怖いかも・・・・
この記事へのコメント
マリー
え~?コレってラジー賞だったの???
それ知らなかったなぁ。
私は劇場じゃなくて、DVDで観たのだけど面白かったけどな~。
そういえばマヤ暦(惑星が並ぶ)と関係あったのかぁ。。。
アンジーって凄いよね。これだけ見てたら、アクション女優みたいだもん。どんなに過酷なトレーニングしたのかな?
私は2の方が何度も観たけど(ジェリーが出てたから)こっちも楽しめた。
そんなに寒いとこで、タンクトップ・・・すごっ!!
ノルウェーまだ~む
ラジー賞はノミネートだけなんだけどね。
シベリアでもアイスランドでもタンクトップだもんね。暑い日に冬物着てたり、役者はやっぱりすごいよ。
今日は「2012」を観に行ったんだけど、またもやサイトをきちんと調べておいたのに、劇場が閉まっていて観られなかったの。
もう、マジ怒った!私。
今日は更についていないことが…(涙)
これから、「トゥームレイダー2」を見て、気分を治します~
ねこのひげ
この映画は好きですね。
とぼけた味わいがあって、なんども観てしまいます。
ゲームのほうもやったことありますが、狼を撃ち殺すときなど、悲鳴がリアルすぎて、いやな気持ちになるので、途中でやめてしまいました。
惑星直列は、1982年にも本まで出て大騒ぎでしたが、結局なにも起きませんでした。
NASAもサイトを設けて否定してます。
映画『2012』は、映像は凄そうですよね。
内容は・・・?・・らしいですが。
レポート、期待してまーす(^。^)
ノルウェーまだ~む
このゲームは狼を撃つのですか??へーっ
映画では5000年に一度の惑星直列って言ってましたけど、1982年にもあったということは、度々直列になるってことでしょうかね。
そのたびに地球が滅亡したら、大変ですねぇ~(笑
みすず
この映画、わたし好きだった~♪
最初はTV放送で見たんだけど、良かったと思ったけど、ラジー賞だったのかぁ・・・元がゲームだったからかしら・・・
アンジーって凄いよね!
『ウォンテッド』の頃ちょっとやせすぎじゃ?って思ったけど、また綺麗になったし^^
この映画の撮影場所がロンドンやアイスランドだって知らなかったです^^
ごつごつした岩場はそのまま使えるね、ほんとに^^
タンクトップで寒いだろうなぁって映画見てても思ったわ。さすがの役者魂だね!
『2012』は再来週見に行くの~♪
ノルウェーまだ~む
「ウォンテッド」は観てないのだけど、キッと睨み付けた顔がすごい(爆)のは、昔からだったのね~
「2012」はパニック映画だから英語でも大丈夫かな?と思ってるのだけど、何しろ映画館が…
みすずさんのレビュー楽しみにしているね。
そうそうジョニー世界一おめでとう!
ねこのひげ
狼だけでなく熊やライオン。恐竜のティラノサウルスもでてくるのですが、狼を撃ったときの悲鳴が犬の悲鳴を連想させて、とてもイヤでしたね。
だから映画も観に行くのをためらったのですが、面白かったですね。
執事とプライスが掃除しているシーンは猫のひげも好きです。
あのロボットのデザインもいいですね。
ノルウェーまだ~む
私はゲームをしないですが、息子がやっているのをみていて、リアルは追求しすぎるべきじゃないなーといつも思っています。
バシバシ斬ったり、バンバン撃ったりしますけど、動物や急流やゾンビだったら殺していいか?っていうと、どうなの?って思ったり…
そうそう、ロボットも大きいのは勿論格好いいですが、小さいのがプライスのお部屋で遊んでいるのを見ると、かわいー!って思います。
まんまオタクですけど、ロボットを愛しているプライスも可愛いですね。
mig
この映画、実は昔劇場で観たんだけどダメだったの~、
もう内容も覚えてないけどそうそう、ラジーでした
映画よりまだ~むのアイスランドの写真が楽しめた~☆
アイスランドなんて一生行かないだろうから、まだ~むレポで行った気になりましたわ
ノルウェーまだ~む
なーんか、薄いなぁと思って、そうかやっぱりゲームが元じゃあね…というのが、最初の感想。
でもメイキングを見て、アンジーの努力がすごかったのと(どの役者さんもそうだろうけど)アイスランドが撮影地と聞いて、再度見直したら結構面白いよ!と…
でも『惑星直列で得るパワー』っていうのが、既に作り話すぎて、微妙なんだけどね。
マンハッタン
幾つか アリエナイヨ!! は有りますけど(笑)
一にも二にも、人生賭けて身体張ったアンジェリーナに尽きる映画
って思います。
今だったらVFXで遥かに楽に撮れるでしょうけど
そうでなくワイヤースタントだから見れた物を今は感じます。
2012は日本人のVFXデザイナー坂口亮氏が
ライラの冒険の滝の映像に続いて頭に成って作っています。
これは映画館で見ないと絶対に勿体無いって思っています。
2012年に何が起こるか。。。
地球による異変でなく、人間によって起こる醜態の方が
遥かに怖い今日この頃です。
ノルウェーまだ~む
2012は、かなり映像的に期待できそうですね!
あの手の映画は、物語云々というより、どれだけ迫力出せるかっていうところにかかっていますものね。
しかし確かに人間のほうが、かなーり怖いですね。
イギリスの映画館でまともに映画が観られたためしのない私。
かなり諦めていましたが、2012を観にやっぱり行ってこようかな…
yukarin
「2012」観てきました。迫力ある映像は凄かったです~。物語はおまけですが(笑)
この作品もグランドクロスとかの設定でしたっけ。
アンジーのカッコ良さは覚えてるんですが細かい所は忘れてましたー^^;
ノルウェーまだ~む
「2012」見に行かれたのね!
私も映像を楽しみに行って来ようかな…
テーマは同じでも、味付けで映画って変わるもんですねぇ~
サリー
予告でみたすごいアクションシーンが「自宅で特訓シーンかよ?!」って超突っ込みいれてしまったのが、一番印象的でした(笑)
すごいよね、ララの家!(そこだけかよ。笑)
ノルウェーまだ~む
予告は「自宅特訓」だったんだ?知らなかったー
でも、そこんとこ強調したい気持ちも分からないでもないよ。
実際、メイキング見るまでは「ふーん」てなもんだったし。(爆)
外国の映画の予告って、インタビューとかメイキングとか映画のシーン入れて、すごい長い番組っぽく宣伝するでしょ?あんなかんじかしら?
私案外、そういうの好きなんだ~
確かラストサムライも、トム・クルーズの殺陣の特訓の様子を予告でやっていて、それで観に行ったという…
はらやん
「2012」は本日観てきましたー。
相変わらずのエメリッヒ節でしたが、映像は迫力ありましたよ。
後ほど感想をアップします。
本作のラストはアイスランドで撮影したんですねー。
まさに荒野という感じですね。
名前からするとかなり寒そうなイメージがありますが、そこでアンジーのあのカッコは確かにプロ根性を感じますね。
ノルウェーまだ~む
アイスランドは発見された時に氷に覆われていたので、このように命名され、もっと北にあるグリーンランドはぐっと寒いのに夏場に発見されたので、そう呼ばれているらしいです。
アンジーの撮影は当然のように夏行われたと思いますが、それでもアイスランドの夏は10度(冬ですね!)しかも氷河の上を行くので、もっと寒かったでしょうね。
2012あとで、拝見しまーす!
みすず
この映画、すき!
面白いわ^^でも、ラsジー賞だったのかぁ^^;
わたしも執事&プライス好きでした♪
お屋敷のお城、豪華だったよね!
まだ~むさん、生で見れていいな~♪
ノルウェーまだ~む
そうなの~とっても豪華なお屋敷なので、必ず訪問してみたかったのだけど、なかなか行けず、1年半がかりだったのよ。
久しぶりにもう一度見たくなっちゃった。
SGA屋伍一
ゲームは一作目だけやりました。意地になってクリアしましたがすごい疲れたので2作目以降は手を出してません。映画の方は二作目も観ましたが、あんまし記憶なし。ロボットや仏像みたいなもんがワキワキ動く一作目の方がツボでした。3作目(リブート?)の噂もあったけどその後どうなったんかな
アンジーとお父さんの仲はこの時は良好だったようだけど、その後またこじれちゃったみたいですね。二人とも個性強そうだしな…
ノルウェーまだ~む
さすがに壊していたのはセットだと思うよ。
図書室は壊したりしないから、本物だとみてるの。
ゲームがもとになっているんだよね。
そっちは全く知らないんだけど、画像を検索するとゲームばかり出てきて大変だったわ。
マリー
ゆかりの地を訪ねて・・・いいな~!
映画のシーンがここだ!って確認出来るの絶対楽しいよね。私、香港映画好きだから、絶対現地で行きたいとこ何か所もあるもん。今度行ったら絶対廻ろうと思って~~~。
ララのあの部屋もちゃんとあったんだね。
ノルウェーまだ~む
最近UP無いから心配しているよ~
香港でその場所を探すのも楽しそう♪
また香港行くの?
いいな~海外いっぱい行って。
我が家は温泉すら行けてないぞ☆