14世紀のマナーハウスをたいへんな浪費家のトマス・ウルジーが再建し、英国一美しい宮殿となったが、1525年頃ヘンリー8世に取り上げられてしまって以来、300年に渡って王の住む宮殿として華麗な歴史を歩んでjきた。
そんな美しき宮殿を、ロンドンホラースポット☆№13にふさわしく、「過去2回経験した」というお友達と一緒に探訪した。
(6月9日追記あり)
ヒストリック ロイヤルパレス 公式サイト ハンプトンコート宮殿
ナショナルレールウエイ ハンプトンコート駅下車 徒歩2分 入場料14ポンド
まずはゴージャスな門がまえのメインエントランスから入場。
この門から↑の宮殿まで、はるか遠く。
宮殿はものすごい広角レンズでないと、とても端までは写せないよーっ(汗)




アンブーリン ゲートの天井にも見られる、大小二つのバラの花を組み合わせたこのデザインはチューダーローズ。
バラ戦争後の英国の統合を象徴するチューダー朝の紋章となっている。
バラ戦争は赤バラを旗印とするランカスター家と、白バラのヨーク家が、新旧諸侯を巻き込んで互いに覇を競った1455年から30年にわたる内乱である。
うわー、なんだか「アリス イン ワンダーランド」の世界♪
ちなみに、このバラはイングランドの国花として現代まで引き継がれている。
宮殿のすぐ横を流れるテムズ川。(ロンドン市内まで船で3時間)
ここから舟遊びを楽しんだのかな☆
ここでヘンリー8世と妻に遭遇☆
ヘンリー役のガイドさんは、どうやら太っているのが条件らしい(笑)
さすが本場!どこかのディ○ニーランドとは大違い☆
無料の日本語ガイドを借りて、アンブーリンゲートから中へ入ると、ヘンリー8世のアパートメント
ヘンリー8世と妻の食卓
タペストリーはそれはそれは見事だけど、時代が古いこともあって、意外に質素・・・・
美しい庭園を望む場所に、メアリー2世の寝室の天蓋付きベット
1689年にイングランド・スコットランド・アイルランド女王になったメアリー2世。
時代が少しだけ新しい分、かなりゴージャスな住まいになっている。


お風呂とおトイレ~♪
女王は薄い布をお風呂の底と上にかぶせて、さらに浴衣を着て入ったのだそうだ。
お湯を階下からくみ上げる家来たちは、大変だったらしい。
ゴージャスな中庭で驚いていてはいけない


メインのお庭に出ると、この広大な宮殿が、敷地のほんの一部だったと知らされるのだ。
息を呑むような美しさのThe Privy Garden
これが、庭のほんの一部と、宮殿のほんの一部


様々なデザインのポンドガーデンの緑以外のところには、6月に行われるフラワーショーに向けて、これからお花が植えられるらしい。
宮殿手前にあるローズガーデンも、やや時期が早かったのが、ちょっと残念・・・・
ローズガーデンの後ろにあるティルトヤード カフェで一休み。
クレープにアイスをのせたスイーツが美味しかった~♪
カフェの後ろには、たまに幼少の頃のヘンリー8世に遭遇すると言うThe Maze(迷路園)がある。
宮殿だけで相当疲れていたので、とても迷路を歩く気力は無くて・・・・・
「その時、ものすごく嫌な感じがして、ぞわぞわ・・・ってしたんだよね~」という場所に、連れて行ってもらった。
彼女が子供が生まれてから、もう一度行ったとき、お子さんが誰もいないほうを指差して、「あそこにいる人、怖いよ、こわいよー!」とママの手をぐいぐいと引っ張ってその場を逃げ出したというのだっ!!


赤い布に覆われた廊下を曲がると、緑の布に覆われた廊下。
そのどちらにもヘンリー8世の肖像画がある。
ヘンリー8世と妻たち
しかし、不気味なのはヘンリー8世ではない。
ふっと後ろを振り向くと、そこにあったのは・・・・・
他の絵は、ほとんどが肖像がだったり、宗教画だったりするなかで、ことさら異彩をはなっていたこの絵。
不貞の罪で逮捕されたヘンリー8世の妻キャサリン・ハワードが、王の救いを求めて悲鳴を上げながら走っていったといわれているロングギャラリーがここだったのだろうか?
彼女の幽霊も宮殿に現れ、たびたび悲鳴が聞こえるといわれている。
ヘンリー8世の2人目の妻アン・ブーリンの呪いで産褥死したと言われている3人目の妻ジェーン・シーモアが度々現れるという階段はもしかして、ここかな?
これが心霊写真に見えるかどうかは・・・・・・・・・あなたしだい!
追記 : 後日、別のお友達にこの話をしたら・・・・・・「そうそう、それって赤い布の壁の、長細いギャラリーじゃなかった?ハンプトンコートのガイドブックに、そこに『出る』って書いてあったよ。」
この記事へのコメント
みすず
綺麗~♪素敵だねー
すっごく広そうなのが伝わってくるよ!
いいな~♪
で、ホラースポットなんだ^^;
確かに最後から2枚目の写真、ボケてない?
今まで綺麗に写ってるのに~~
きょ、きょわい!!
ノルウェーまだ~む
ごめんねぇ。ボケているのは、この写真だけじゃないんだよん。
いっぱい撮ったし、私のカメラは室内だと結構ブレちゃうイマイチカメラなのだ。
だけど、この写真はなんとなく撮り直す気分になれなかったわけ。
早くその場を立ち去りたい気持ちで、慌てて撮ったからこんな風になっちゃったの。
hino
こういう時代背景の映画の記憶が、ごちゃまぜに甦り
はがゆいです。
ブーリンとか、メアリーは一世を観たしぃ。
ゆくゆくは世界史も整理しないといかん。
まだ~む、くわしいね!
本当に広そう おしゃれして歩きたいけど、足元はウォーキングシューズじゃないとダメでしょうね。
振り返るとの絵画、不気味こわ~~
感じるひとは感じるのでしょうねえ。
まだ~むも少しきた?
イギリスの幽霊は犬連れが多いんだってね。
↓盛り上がりの料理番組、面白そう!そういえば、栗原晴美が外国放映の料理番組持ってたんだよね。英語をしゃべって。
mig
うわ~、いってみたーい!!
ほんとに映画にでてくるようなお庭だよね、
ヘンリー8世関係の呪い色々ある感じ。
次の回も楽しみにしてるね~♪
私は今日いよいよSATC2試写と明日は赤絨毯で
もうテンションあがりまくりなの~ドラマもまたみてるんだけどやっぱり映画よりドラマが面白いから
まだ~むにもぜひいつかみてほしいなー♪
ノルウェーまだ~む
私もちっとも詳しくないので、頭の中がごちゃごちゃになったのYO.
始めにもう少し勉強しておけばよかったと、毎回思うけど・・・
ハンプトンコートには、ヘンリー8世の住居とウィリアム3世の住居・メアリー2世の住居・ジョージの住居があって・・・
いやはや、混乱のきわみですわ。
ノルウェーまだ~む
お待ちかねホラースポットだよん。
お天気もずっと良くて、今行っておかないと、すぐどんより天気のロンドンになっちゃうからね~
次回はヘンリー8世から離れて、スピリチュアル江原さんも訪れた貴族の館に潜入予定なの。乞うご期待!
マリー
力入れて読んでいたからか、肩が凝ったよ。。。
まさか・・これが?○の仕業?○は漢字で一文字。カナで二文字。
お~~~こわっ!!
でも、子供と動物は絶対見えるのだ!
あらぬ方を向いて語っているときは、絶対そこにいるのだ~~~。
う~~~こわっ!!
女王のトイレ、使用済みかな~?ばっちい!そんなハズないよね。
ノルウェーまだ~む
子供の頃は確かに見えたような・・・
今は何も感じないので、何処に行っても平気だよ♪
女王のトイレは多分、この箱の中に容器がおいてあって、家来がそのたびに捨てに行ったと思われ・・・
イギリスもフランスも昔は道端でしてたんだよね。
ものすごーく不衛生だったことを考えると(スカートで擦っていたかも!)女王のトイレはキレイといえなくも無い?