かの有名なミュージカル「マイ・フェア・レディ」の舞台となった、高級住宅街メイフェア。
高級ショッピング街ボンドストリートからちょっと入った所にあり、フェラーリやベントレーなどのショールームがぐるりと周りを取り囲むベーカリースクエアの一画に、ロンドンホラースポット№15 「ロンドンでいちばん呪われた幽霊屋敷」はあった。
幽霊屋敷とは微塵も感じさせない、高級なたたずまい
セントラルライン ボンドストリート下車 徒歩5分
50 Berkely Square, W1
映画「マイ・フェア・レディ」は、コックニー訛りで話す田舎娘が、大都会ロンドンに出てきて、「メイフェア」のレディとして洗練されていくお話だが、「マイフェア」と発音しているのを、「メイフェアだよ。」と訛りを指摘する・・・・・というくだりが、納得できるくらい、この辺りは『庶民はあっちへお行き』な雰囲気の漂う場所なのである。
実際、18世紀のジョージアン建築のこのお屋敷も、その昔貴族のお屋敷だっただけなく、ジョージ カニングという元首相の家だったということで、ブループラークがかけてある。
現在は、王室御用達の古書専門店 Maggs Bros
今でも、問題の屋根裏部屋で仕事をしていると、不思議な現象が起きるというこの屋敷。
問い合わせも多いので、内部をウエブカメラで見せているというから、面白い~
Maggs Bros社サイト ショップツアー(扱っている本も検索できる)
赤字のhereのところをクリックすると、映像が回転するので、好きなところでズームインしてね。
家の間取りの各部屋をクリックすると、その部屋の映像に飛ぶYO☆
各階の部屋全てを見せてくれてるのがすごい!
天井まで届く本棚に、古い本が積み上げられていると、何か出てきてもおかしくないような・・・・・
例の屋根裏には、ことのほか古臭い本が無造作に積んであって、妙に雰囲気がある。
この屋敷の最上階には、数多くの人が発狂し息絶えてしまったという恐ろしい部屋がある。
最初の事件は150年ほど前。
この部屋で寝ようとしたメイドが、叫び声をあげるので行ってみると、目を見開き、棒立ちになったまま発狂した彼女を発見した。
以来「開かずの間」となったこの部屋に、ふざけて泊まろうとした客人が、やはり駆けつけると、両目が飛び出た姿でショック死していたというのだ。
後にこの家を借りたベントリー氏のメイドも、絶叫したのち息絶えている。
不審に思った娘の婚約者は、この部屋で何が起きたかを確かめようとしたが、30分も経たないうちに、絶叫してピストルを連射、そのまま亡くなったのだ。
しかしこの屋敷を一躍有名にしたのは、今から70年ほど前の事件。
二人の水夫がこの屋敷に忍び込んで、一夜を明かそうとした時のこと。
恐ろしい物音に、命からがら逃げ出した一人が、相棒を心配して戻ってみると、恐怖にゆがんだ顔で、窓の柵にボロボロに裂かれて引っかかっているのを見つけたというのだ。
そーんな恐ろしい屋敷で、普通に古本屋を営んでいるっていうのが、すごい☆
残業はしたくないものである。
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この記事へのコメント
hino
観てみたいよねえ。
これまた良い具合の壁の色だね。白とのコントラストがかっこいい↑
まさかお化けスポットにはみえないよね。
緑の文字、怖くなったよ~。
緑文字の効果大。まだ~む、センスあるっちゃ
スティーブンキングの「1408号室」を思い出しました。
ライブビデオ、あとでみてみるねー!!
mig
寝る前に読んだら、さすがにちょっと怖くなったわ(笑)
それにしても、まだ~む怖いの平気なんだね~
↑私も緑文字が怖さ倍増に感じた!
今日は実はblog5周年なの、
いつもありがとう!!記事をupしようと思ったけど時間なくて今日はもうむり(泣)
これからも宜しくネ
ノルウェーまだ~む
緑の文字怖い???
残念ながら私のセンスというより、赤・緑・青の選択が基本で、青は映画のストーリーに使っているから、単に残りは緑じゃん~って具合なの。(笑)
まだ1408号室を実は見てなくて(migちゃんごめん!)怖さがわからーん☆
ノルウェーまだ~む
あたしゃ、ゾンビも苦手だし、ソウ系の痛いホラーもダメだからね~
少なくともmigちゃんよりは、怖がりと思っていたけど・・・(笑)
きっと、基本は『出るわけが無い』と思っているから怖くないんだと思うよ。
みすず
建物素敵だね
で、ここも出るのか^^;
わたしも黒に緑のせい?効果あるわー^^;
わたしは恐がりだから(でもホラーは見る^^;)、ここの古本屋さんで仕事は出来ないなー
後ろばかりが気になるかも
ノルウェーまだ~む
今日は海老蔵のロンドン公演千秋楽に行ってきたの♪
とんだハプニングが・・・(爆)
またレポートするね。
本屋さんは、やっぱり雰囲気あって怖いよぉ。
ハリーポッターの図書館の叫ぶ本とかあったりして?
考えたら怖くなってくるわ~
ねこのひげ
力のない国ほど、巨大な建物にこだわる気がする。
『ゴーストバスターズ』ではないけど、ああいった幽霊だとあってみたい気もする。
とりつかれるのは困るけど・・・(^^ゞ
ノルウェーまだ~む
幽霊屋敷に首相官邸!って思いましたが、幽霊が出るようになったのは、その後のようですね。
意外と普通の家っぽくて、私も驚きました。
ここに出るのは、黒い霧のようなもので、それがふわりときて人の形になるのだそうです。
といっても、真相を知っているのは息絶えた人だけ。
本当の姿は闇の中です・・・ブルブル
ねこのひげ
20代の頃、原宿の会社に勤めていた頃、麻布に仕事の打ち合わせで行ったとき、路地裏の家で、正真正銘の美少女といっていい女の子と、偶然知り合って、2,3度あったあと、湘南の海を見に連れて行ってあげる約束をして、迎えにいったら、いなくて、困っていたら、ちかくのおばさんが「その家は1年前から空き家よ」と言われ、驚いて戸惑っていたら「フランスとのハーフの女の子がいたけどね・・・・」\(◎o◎)/!
・・・・・・二度と会うこともなく、いまだに謎のまま・・・(+o+)
ノルウェーまだ~む
どーして、そんな事を今頃思い出すとかっ!
忘れようが無い経験じゃないですか~っ!?
これはもの凄い体験ですよ。
そのお家に入ったのですか?
なんか「呪怨」的な~
でも、きっとねこのひげさんがとっても素敵で、その女の子もデートしたくなっちゃったのでしょうね。
この世のものとも思えないような美しさでした?
ねこのひげ
家に誰もいないのがおかしかったですけど、両親は仕事でいないというし・・・
昼間だし、足はあったし・・・
体が弱いのでどこも出かけられないと言うので・・・・だったんだけど・・・
あきらかに日本人だけではないハーフ独特の雰囲気がある美少女でした。
その後もなんどかその家に行ったけど、会えずじまいでした。(~_~;)
ノルウェーまだ~む
うわー、まさに怪談ですね。
夏の夜にうってつけ過ぎますよ!
そのまま帰れなくならなくて、よかったですね。
っていうか、何度かそのお家に行ったりする勇気すごい!やっぱり美人は諦めきれずかな・・・
ねこのひげ
でも、そのときは、怖いとか、おかしいというより、気になって、気になって・・・病気がひどくなって入院したのか?とか思っていたわけです。
幽霊とかお化けなんて思っていなかったのです。
でも、次に会っていたら取り付かれて、一緒に湘南の海に・・・だったかもね。(>_<)
hino
実際に体験すると、そういう感じなのかもしれませんね。
後になって、あれはなんだったんだろう??みたいな。
美少女の記憶とともに、なんか、素敵です。
でも何度か足を運んだんですよね。
憑かれなくて良かったです。
乃南アサの小説「あなた」は、ものすごく面白くリアルで怖い作品です。
あーー、まだ~むとこの怖さ共有したいなあああああ。
ノルウェーまだ~む
きっと過去の怪談話をみても、その家からは離れられないタイプでは?
もしそのままお家に通い続けていたら、そこから出られなくなっていたかも・・・!
湘南の暑い日差しには耐えられないから、消えちゃったのかな。
ノルウェーまだ~む
私も怖さを共有したくて、hinoちゃん、呼んじゃったよ☆
最近、マジ怖い小説はパスしてるYO
だって、ホラースポット見学にいけなくなるからね~