機内上映2本目は「ザ・ウォーカー」
こちらも、ただカッコイイだけという前評判だったので、期待しすぎないように気をつけて鑑賞。
なるほどー、確かにカッコイイ!!
まるでモノクロの写真集をめくっているような映像と、無駄のないシャープな動きが、単純なストーリーを飽きさせずに見せてくれたというかんじだ。
「ザ・ウォーカー」 公式サイト
<ストーリー>
核戦争で世界が崩壊したあとの未来。
30年の間ずっと、目的も目的地もわからず、ただ1冊残る本を運び続ける男イーライ(デンセル・ワシントン)がいた。
本に触るもの全てを容赦なく切り捨てる彼は、ある街で本を探し続けていた独裁者のカーネギー(ゲイリー・オールドマン)と対峙することになり・・・・・
見事な剣さばきで、あっという間に切り捨てる
結構グロイシーンがあると聞いていたけど、色味がモノトーンにちかかったり、遠目からの映像だったりで、そのグロさはほとんど感じない。
むしろ、バッタバッタとなぎ倒しても、日本の時代劇の殺陣を観ているようで、鮮やか!(色は無いけど)と拍手を送りたくなる。
ムカツク独裁者を見事に演じている
盲目の女性に優しいのかと思えば、突然DV男に変身!
その辺のキレ具合が、本当に恐ろしい~
でも、弱ってきた途端、他のオスに縄張りを奪われるあたり、野生動物の世界みたい。
文明を奪われると、人間もそうなるのかな・・・・
めちゃくちゃ強いイーライ
食べ物もなく、水も無い世界。
他人を食べて生き延びる世界だから仕方ないけど、本を守るために多くの殺生は本の教えと合っているのか?
『兵器にもなるし神にもなる』
そういう意味では、案外深いことを言っている映画なのかも・・・・
『聖書』ものは、どうしても気持ちの芯の部分で、理解できないのだけど、ズバリと本質を突くなら、イーライが本を運ぶだけに存在するのではなく、本の教えとのギャップに苦悩する姿も見せて欲しかった。
もしや、この『教え』を守るためなら他者をすべて排除せよと、聖書に書かれているとか?
それならラストシーンは、結果的にバットエンドってことなのかな?
いずれにしても、使う者によって、神にもなるし兵器にもなるのは、この本に限らないことではあるけどね。
足手まといになるだけのようで、作品にいい色を添えてくれるソラーラ(ミラ・クニス)
どんどん格好よくなっていくソラーラ。
こんな荒廃した世界でも、力強く生きていってほしい☆とつい願ってしまう・・・・
ひたすら歩く
荒廃した世界は、勿論CGなんだろうけど、モノトーンで表現したところが、全く違和感なしで、すごい!
過去の映画で、核戦争後の荒れた世界というのは、いくらでも出来てたけど、良く考えたらもっと呑気だったよねぇ。
荒くれ者がイエ~イ!なんて、良く考えたら有り得ないYO
生きるか死ぬか・・・・
でも、お茶に呼ばれて食べられちゃうのは、イヤだなぁ。
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ねこのひげ
信じているのか知らんね?(?_?)
ゲイリー・オールドマンは『レオン』のあのイメージがやっぱりすごかった。(>_<)
yukarin
デンセルさん強かったですねぇ。
普通なら死んでるのに(笑)
私も本の教えとのギャップに苦悩する姿とやらを見たかったかもデス。
それにしても聖書の力は大きい・・・^^;
mig
さきほどはいろいろとありがとう
まさかあんな映画とはねぇ、、、、(泣)
でも明日は思い切り楽しもう!
これ、ゲイリー目当てだったけど
デンゼルがカッコ良かった~
あんなデンゼルだったら、いいかも☆ (なにが)
KLY
何だか突っ込み始めたらいくらでもって感じだったし。本質的な部分はやっぱりよく理解出来ないです。聖書なんて読んだこともないしその気もないし。だからコレで人を支配できるなんていわれると、キリスト教徒の驕りを感じてしまったりもしました。^^;
ノルウェーまだ~む
結構映画の大作でも、聖書的に片付ければそれでいいとでも思っているふしがありますよね。
それだけ彼らにとっては大きな存在なのかもですが、関係ないものにとっては、何やってんの?ってかんじもありますね。
ノルウェーまだ~む
聖書については内容を良く知らないですけど、バッタバッタと人を殺してもいいように書いてあるのでしょうかね?(笑)
その本のために戦争が起きて、それで全部燃やされたのに、やっぱり命をかけて守ったりするわけで、永遠に争いは避けられないってことなのかしら。
ノルウェーまだ~む
あんなデンセルだったらいい?(笑)
本見せてって言ったら、スパーンと切られちゃったりするかもYO
梅雨が明けたみたいで、今日は暑くなりそうね…
ノルウェーまだ~む
キリスト教徒どんだけ偉いねん?ってかんじです。
それで世界を牛耳られると思っているところから、ちょっと共感不可能なわけですが、戦争を引き起こす元になっているという部分は、当たってますよね。
みすず
デンゼルがかっこよくて~♪
最初の刹陣にげげっ!って引いてしまいましたが、面白かったかな^^
ゲイリーも好きだし、ラストが意外で良かったので余計に良いと思ってるのかも^^
聖書はよくわからないな~^^;命をかけるものなのかどうか・・・その辺理解不能です^^;
ノルウェーまだ~む
ラスト良かったよね。
ちなみに、全部そらで言えるなら、本を触ったくらいで切り捨てなくてもよかったんじゃ?って、思ったりして。(笑)
ともや
これ、日本のことわざに例えるなら、「ペンは剣より強し」ってことなのかなぁ。
デンゼルはけっこうお年なのに、あれだけ動けるのは凄いww。
ゲイリーの扱いがちょっともったいなかったけどね(笑)。
ノルウェーまだ~む
なるほど、いいことわざですね☆
デンゼルは格好良かったです~
言葉少ないのに、存在感がハンパなかったですね。
マリー
彼女のキリッとした美しさがよかった。
聖書ものは、根源の部分が理解できない・・・
世紀末ならちょっとわかる。
でも文字がなくなって~文化だけが残ってるって、ワケ悪いよね。
物があっても使い方が判らないって物もありそう・・・
まぁ、深く考えすデンゼルさんを愛でる映画だね♪
ノルウェーまだ~む
そうなるとこの映画の半分以上は理解できないことになっちゃうから、デンゼルを愛でるのが一番得策ってことかな。(笑)
はらやん
こちらの映画はキリスト教が唯一無二の宗教だと信じている人々には共感性があるとは思いますが、そうじゃない人には違和感があるでしょうね。
宗教の多様性を認めないから争いが生まれるので、イーライの聖書至上主義みたいなもの自体が争いの元ではないかと。
このあたりは宗教観の違いで感じ方の差がでますよね。
ノルウェーまだ~む
宗教観の違いは、やはりどうにもならないことなのでしょうけど、そういうことを微塵も感じてない聖書至上主義を全面に押し出した感覚は、やっぱり理解できそうにないですね~
hino
今夜中の0時34分です(笑)
レビュー記憶がなかったと思ったら、私コメントしてなかったわい。
痛快に読みました。そして皆さんのコメントも楽しめた。
デンゼルかっけかった。
色合いがかっこ良い。でも色味もほっしいとわいわい娘としゃべりました。
お茶に呼ばれて食べられる(爆)
そうだね、ところどころに可笑しい感じ。
私はどの宗教も人間のためにあるもので、真理はどの宗教に限らず同じだよなあ~なんて軽く?思っています。
エジソンと同じ考えなんだぁ(笑)
だからどの宗教にも属せず、スピリチュアル傾向で行こうと思ってます。
作品的には単純明快でわかりやすく楽しめました。
ノルウェーまだ~む
寝ないで見られたんだね。(笑)
宗教はどれにも属せず、スピリチュアルっていうのが面白い☆
私はそれをスピリチュアル教と呼んじゃうけど・・・
単純明快だけど深い映画だったねー