長いことひっぱってきたスコットランド旅行レポも、グルメ編でようやく終了。
しかし最後に声を大にして、言いたい。
スコットランドは美味しい!!
この夏、旅行したクロアチア、スコットランド、そして住んでいるイギリスと、ひたすら食べ続けた日々だったけれど、今回驚いたのが、意外にもスコットランドのお料理は美味しい♪ということ。
素材は新鮮だし、大好きなシーフードだしのクロアチアも、全体的にどの店もしょっぱくてやや辛いくらいだった。
反対に、ぼやけた味のイギリス料理。
見た目はほとんどイギリス料理と変わらないのに、いったい何が違うのか・・・・・
まずは旅先で出会った、美味しいものをご紹介。
エジンバラ城をあとにして、ロイヤルマイルを下り始めてすぐのところにあるのが、ウイスキー博物館(ウイスキー・エクスペリエンス)9.25ポンド
修学旅行で楽しかったと息子が連れて行ってくれた、この博物館は、乗り物に乗ってウイスキーの製造過程をわかりやすく説明してくれるアトラクションが面白い。
スピーカーから出る説明は、ちゃんと日本語の解説!
スコットランド各地から集められたスコッチウイスキーのボトルがなんと270本以上も並んでいる
スコットランドでは、地域によって4種類の香りに分けられるスコッチウイスキー。
その香りテストをして、好きな香りのウイスキーを試飲させてくれる。
そして、そのグラスをお土産にもらえるのだ☆
そんな博物館に併設されているレストランでは、勿論さまざまなウイスキーを飲むことができるだけでなく、お料理も手を抜かずに美味しい!!
スコットランド名物アイロンブルーと、スモークサーモン
ここでもスモークサーモンを食べるりょうた。
これがまた美味しいこと♪
写真のアイロンブルーは、スコットランドにしかない清涼飲料水。(最近イギリスにも売っている)
お味は・・・・・・・そう!昔飲んだ、子供かぜ薬のシロップの味!
こればっかりは、美味しいとは思えないけど、スコットランド人はこれが、超お気に入りなのだとか。
ファッジ・ハウスは3世代続く老舗
ロイヤルマイルのホリールードハウス宮殿にやや近いところにあるのが、ファッジ・ハウス。
20種類以上のファッジが並ぶ、専門店で、中で座っていただくこともできる。
長さが10cmほどある大型なので、1度に1本は、虎屋のようかんを一人で食べるくらいの甘さだけど、疲れた体にはやさし~い☆
ちょっと塩味も効いているので、今流行の塩キャラメルみたいなかんじかな。
長蛇の列でも並ぶ価値あり!
現地の口コミサイトをみて、わざわざ出かけたムール貝の美味しいお店、その名も「Mussel(マッスル)」
場所はグラスマーケットにあって、長い列ができているからすぐ判る。
深い寸胴のなべの上に、やや小ぶりのなべを蓋にして出てくるので殻をここへ入れていく
クロアチアで食べたムール貝(ずっとムール貝食べてるなぁ)より、ずっと上品なお味。
ワインの加減もちょうどいい。
看板のMusselの下に、ちっさくステーキって書いてあるけど、それほどオススメしないなぁ・・・
ニュータウンのローズストリートは飲食店がいっぱい
ロイヤルマイルから下界へ下ったニュータウンには、飲食店がいっぱいあるが、そのほとんどがパブ。
イギリスのパブ飯で、ろくな目にあったことがない私たちは、できるだけパブを避けようと、延々歩くものの、結局ローズストリートの端まで来てしまった。
半ば諦めて入ったパブ「1780」 名前も変だし、大丈夫かなぁ?と思いつつも、疲れたしお腹すいたし~
フランスの居酒屋風?を意識した店内は、なかなかお洒落。
ウエートレスのお姉さんも愛想がよく、対応は一流。そして出てきたお料理も、なぁーんと一流!!
かねてからパパンがお気に入りのハギス。
イギリスでもスーパーに売っているが、茶色いものがなにやら丸いビニールに包まれていて、とても買って料理する気にはなれない代物だった。
しかーし!!
これは、恐れず食すべし!!!
かの有名なハギス料理
なんてさっぱりした上品なお味なのでしょう☆
臭みもなく、くせがなく、今まで勝手にひどい想像していてごめんなさい。
何しろハギスというのは・・・・・・
羊肉とそのほかの羊の食べられるところ全部に、オーツ(カラスムギ)を加えて、羊の胃袋に入れゆでたもの
なのである。
これを、マッシュポテトとマッシュコールロット(かぶの仲間)とともに、お姉さんオススメのウイスキーソースでいただくと、これが驚くべき美味しさ♪
かなり細かくホロホロとなるので食べにくいのだけが難点。
ムール貝のホワイトワインソースも、上品な美味しさ
まさか、パブで上品なお味にめぐり会うとはっ!!
とろりとしたワインソースが美味しくて、ついついパンにつけて平らげてしまったら、帰り道の辛いこと・・・・・(お酒飲めないの・・・・うぃ~)
我が家で現在研究中のテーマ、「イギリス料理は、なぜ『曖昧』な味なのか?」には、程遠い、しっかりと心に残る美味しい旅を堪能できた私たち。
お土産はレモンカード(中央)
カードといっても、トランプではなく、レモン汁と皮のすりおろしとバターと卵黄を煮詰めたジャムのこと。
パンやスコーンにつけて食べる、スプレッドだ。
ほんのりさわやかな甘みで、レモンパイみたいなお味♪
オススメ☆
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q
The Fudge House
(∇〃)。o〇○ポワァーン♪
濃いイングリッシュティーと甘いファッジ
美味しいだろうな~~
ムール貝
我家でよく作るムール貝は
ムール貝の酒蒸し。これがねぎとか合うの
片方の殻をはずして
マヨネーズとネギ(タマネギ)のみじん切り
パン粉をトッピングしてトースター
ブラッセルでも美味しかったけど
スペインのムール貝も美味しかった
ムール貝を求めてイギリスに行かなきゃ?
ハギス~~~
パイ生地に包んだりしても
イケそうだなぁ・・・
ってことはLAMBも美味しいイギリス?!
がははははははははは
子供かぜ薬のシロップか
ノルウェーまだ~む
すごーい!
あれは、ひげを良く取らないといけないから、作業がたいへんだよね。自分でするの偉いよ!
イギリスもノルウェーもラムは美味しいよ!!大好き♪
新鮮だから臭みがないよ☆
ねこのひげ
なんといってもスコッチウィスキーの本場ですから、おいしい食べ物がたくさんあるでしょう。
うまいツマミは酒の味をいっそう引き立てます。(^^♪
スコットランドではなくイングランドの町カンブリアのパブで、防犯カメラに映った幽霊でおお騒ぎがおきているそうです。
白い人の影が店内をウロウロ・・・本物?CG?で話題だそうです。
ノルウェーまだ~む
カンブリアって、どの辺でしょう?
今度調べてみようかな。
パブに現れる幽霊はわりと多いですね。
酔っ払いが見間違えるから多いのかなと思ったけど、防犯カメラが相手では、間違いようが無いですね~
hino
最後でしたかー!!
おいしそう!!写真も綺麗。撮り方上手だわ
スコッチウイスキーの並べ方も綺麗だねー。
ムール貝の黒に黒い鍋に、黄色いレモン、美しい。
美的センスのよいヨーロッパ、感心しきりまくりです。
q
「ヒゲ」みたいなのは
付け根のほうから口に向かって
グリグリと引っ張ってグリッて引っこ抜く
ブチッというのが快感
綺麗に、ブチっ!と行った時は特に
ィヤッホ-ィ♪ヾ(*>ω<)ノ
だだだっという時はハサミでやっちゃう
タワシでガシガシがまた気持ちよい
ラム 美味しいって良いよね~
ローストラムといい
ケバブ とか美味しいもん
ハギスは、レバーペーストが好きなら
絶対イケると思うな。
レモンカードって
レモンバターみたいな感じ?!
いや。レモンカスタードみたい?!
ヤバイ!!!!ベーグルとかに合いそうだな
タルトとか、イケるな
ノルウェーまだ~む
このお料理が美味しそうに見えるように撮れる、魔法のデジカメが壊れちゃったのよねぇ・・・
黒いなべは蓋も高さの違う同じ鍋を使っているのが、またお洒落なんだよね☆
ノルウェーまだ~む
本格的に料理の達人だね~
私なんて、ヒゲ取ってたわしでこすって、やっと料理したら食べるのあっという間だから、もう嫌だっ!ってなっちゃう。
レモンカードはクッキーとかに挟まってたりもするらしいよ。
マリー
わ~~スコッチが綺麗に並んでる!!
ビール苦手だから、飲みに行ったら、結構ウィスキーかバーボンの水割り飲むんだ~。すご~~く弱いけど、ウィスキーは好き♪
スモークサーモン、大大大好き!!
美味しそう~
ムール貝も美味しそう~~!
肉をあんまり食べない私にはうってつけの場所だなぁ。
みすず
もう寝ようかという時間に見ると、お腹空いてきたー(>_<)
美味しそう!ムール貝食べたい♪
でも、わたしもお酒だめだから、帰りは酔っぱらいそうね^^;
スコッチが並んでる写真も綺麗だけど、お店の中も外もどこも綺麗ね^^
ノルウェーまだ~む
今回クローズアップしたのがシーフードだったんだけど、勿論お肉も美味しいのよ。
写真的にイマイチだったというだけで・・・
アンガスビーフとかラムとか♪
私も魚介が好きだから、どうしてもそちらをプッシュしちゃうけどね。(アレルギーなのに・・・汗)
ノルウェーまだ~む
そうなの、歩きすぎて足がだるいのかと思ったら、実は酔っ払っていたらしく・・・
ソースをパンにつけて食べたら、すんごい美味しかったよ☆