最後の3本目が公開中というのに、2本目の映画「はやぶさ 遥かなる帰還」を今更観て来たyo
できるだけきちんと伝えようとしているのは判るけど、それならドキュメンタリーを撮ったらよかったのでは?
「はやぶさ 遥かなる帰還」 公式サイト
<ストーリー>
小惑星“イトカワ”から岩石のサンプルを持ち帰るという世界初のミッションを成功させた探査機“はやぶさ”の打ち上げから、様々なトラブルに見舞われてもくじけることなく、最後まで力を尽くした人々の熱意と技術者たちの魂の物語。
ハリウッド俳優 渡辺 謙の抑え目な演技は、実際のプロジェクトチーフの山口さんとそっくりらしい
データを読み上げたり専門的なシーンが多いが、江口洋介の立ち位置がよくわからず・・・・
このプロジェクトJAXAの教授でイオンエンジン担当なのだそうだが、NECの吉岡秀隆もイオンエンジン担当で、ふたりの関係が素人にはわかりにくい。
一応、紅一点でデータを読み上げる女の子以外に、登場する女性は彼女だけ
朝日新聞の科学部門担当で、次第にはやぶさの魅力にのめりこんでいく設定。
彼女がもっと素人向けにはやぶさの技術や、成功に至る困難を観客の目線で解説してくれるのかと思ったら、普通に周りでワタワタしているだけだった。
朝日新聞社の夏川結衣の息子は、祖父が経営する町工場で、はやぶさの部品の試作品を作ることに興味を持ち出す
はじめ母の仕事の関係で「はやぶさ」自体に興味をもっていた少年が、段々とその「部品」造りのほうへ興味が移っていくところが面白い。
出来上がった「はやぶさ」だけが面白いんじゃないよ・・・・というメッセージが生きている。
どうせなら、こちらの人たちを中心に物語を創ってみたら良かったのでは?
全員集合の記念撮影シーンに、この映画に関わった人たちの「皆で作り上げたはやぶさ」感がでている
やたらデータを読み上げるシーンが多かったり、難しい説明はあえて解説しない事で臨場感を出したのだと思うけど、観ている素人としてはチンプンカンプン。
ラストはJAXAのジャンパーとNECのジャンパーの大きなロゴの入ったジャンパーの職員が勢揃いするところからみて、これはこの2社が出資して、その技術力をアピールする為の映画だったのではないだろうか。
これぞまさに書いた本人たちは判っているけど、読んでいるこちらはちっとも判らない取扱説明書と同じだ。
その場合は、取ってつけたような朝日新聞の女性記者のパートは余分であって、大御所の役者も無駄使い。
ドキュメンタリーを撮影したほうが、1年間で3本も公開するのなら尚の事良かったと思うのは私だけ?
非の打ち所の無いご本人にそっくりの渡辺謙の演技も、そのご本人を一般市民は知らないのだから、なんとも勿体無い話だ・・・・
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あみあみ
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この記事へのコメント
zooey
「はやぶさ」には興味あるのだけど
映画があまりにもいくつもあるのでどれを選んだらいいのかわからないのと
あまり評判がよくないので迷っているうちに
今日に至ってしまいました。
やっぱりそんな感じでしたか…
ノルウェーまだ~む
少なくとも「おかえりはやぶさ」を見た方は、評判イマイチのようでしたね。
子供の目主体でわかりやすく説明してくれているように、テレビでは紹介していたのですが・・・
こちらは真逆で、説明全く無しなところが、本物っぽいのはいいですが、興味の無い人には共感する部分が少ないです。
一番最初の「はやぶさ」が馴染みやすいようですよ。
みすず
そうそう、3本もあって??だったけど、これが一番本命だってどこかで読んだ気がしたけど、そっか、イマイチなのね^^;
テレビで当時さんざん色々観たし、それでいいっか^^
ノルウェーまだ~む
これが一番って?うーん。
好みの問題もあるかなぁ。
皆さん本当に頑張ってたので、技術者の努力も充分伝わったのだけど、映画の完成度としてはどうなんだろう・・・
KLY
決してみすずさんを否定するわけじゃないんだけど、3本目の本木監督が自分の作品が一番前評判も良いと聞いていて、実際そうだと自負していると舞台挨拶で言ったそうな(笑)
ノルウェーまだ~む
謙さん他、ものすごいキャストがずらりで、本当に演技も筋も一本通っていい作品だったので、なんとなく勿体無くて。
技術的な凄さをアピールするイメージが強くて残念だったわ。
SGA屋伍一
そういやNECもいま相当まずいそうで・・・
ノルウェーまだ~む
1本目からコケちゃったんだ?
しかしどうして昨年はやぶさが戻ってきたってわけじゃないのに、この1年間に3本やることになったんだろうね?
どうせなら戻ってきた年に合わせてうまいこと公開できるような作りにしておけば、もっと盛り上がったかもなのにね。