彼が「見たいから借りてきて」と言ってレンタルしたDVDと、私が見たくて借りた中から彼が一緒に見る!と言ったものをご紹介。
まだ~むの個人的好みは満点が★5つ

2003年アカデミー賞最優秀外国語映画賞受賞作品。
1983年ドイツ。
日に日にユダヤ人への迫害が酷くなってきているドイツを離れ、弁護士の職を捨ててケニアに渡っていた夫(メラーブ・ニニッセ)のもとへやってきたイエッテル(ユリアーネ・ケーラー)は、お嬢様育ちでケニアになかなか馴染もうとしなかった。
一方10歳の娘レギーナ(レア・クルカ)は、料理人のオウア(シデーデ・オンユーロ)を慕い、ケニアの友達もすぐにできた。
ドイツへ遺した親族との連絡も取れなくなってきている中、苛酷な環境で自信を失っていく夫婦は言い争いも増え、次第に心はすれ違い・・・・・
どの土地に住んでも差別を受けるユダヤ人が、新しい価値観を得て自らを見つめなおし、お互いを思い遣る気持ちを取り戻して家族が再生していく物語。
原作者の自伝的小説らしく、劇的な見せ場をあえてつくらず、淡々としている。
ケニアの乾いた土地に、夫婦のやりとりがヒリヒリする~~ぅ

カンヌのパルムドール、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞受賞作品。
私のハネケ監督初体験。
第一次大戦前の北ドイツの小さな村で、次々に起こる小さな事件。
些細な事で厳しく躾をされ、腕に白いリボンを巻く儀式を言い渡される子供たち。
抑圧された生活を強いることが、事件に繋がっていたのか?
規律正しい村人の生活の裏に潜む、人間の闇。
誰が犯人か、誰が悪いのかも何も示さない。
起承転結の結のみ削られたラストが途方にくれる、3時間の長丁場にたっぷりと緊張感を与えてくれる重厚な作品。
全編白黒で音の無いロングショットも多いので、睡眠時間をたっぷりとってから見るべし。

くだらなさが堪らない!「ホットファズ」のサイモン・ペッグとニック・フロスト最強コンビが繰り広げるゾンビコメディ。
ゾンビ映画をパロディしまくった、ナンセンスギャグ満載でゾンビ映画なのに怖くな~い♪
ロンドンの量販店で働くショーンは、恋人のリズからも愛想を尽かされ、親友のエドとパブに入りびたりの日々。
しかしボンヤリしているうちに、町中ゾンビだらけになってしまった。
母親とリズを助けようと奮闘するのだが・・・・
ゾンビがチョロくて笑えるけど、コメディなのに意外に死んだりしてビックリ。ちゃんとハラハラする。
お友達からのオススメらしい。
中1の多感な時にアウシュビッツへ連れて行ったのが影響しているのかな?
「お母さんの思惑通りになったんじゃない?」ってママ友から。
確かにそうなんだけど、結構やりにくいyo~~(笑)
この記事へのコメント
みすず
お~、なんだかとっても重そうな映画だね。
息子くん、好みが渋い?
うちの子は最後のは興味あるかもだけど、他の2作品は見ないだろうなぁ。
でも、白いリボンは★4つだし、結構良かったのね!
ノルウェーまだ~む
「白いリボン」は昨年の映画だけど、これもかなり張り詰めているよー
こういう張り詰め感が好きだから★4つなんだけど、一般的にはどうかなぁ?みすずちゃんは好みじゃないかも。
ラストのゾンビ物はウケるよ~~
mig
今もうテーブルに朝ご飯あるんだけど先にきちゃった(アハハ)
ショーンオブザデッド、笑えたでしょ♪
そうやって少しづつゾンビ映画になれてってね♥
白いリボン、私ベスト10いれたけど、祝まだーむ初ハネケ!
次はぜひ「ファニーゲーム」をね♪
久々にいいお天気だね良い一日を~
で、また明日ね!
ノルウェーまだ~む
うわー、ちょっとずつmigちゃんにゾンビ映画調教されてる~ぅ(笑)
ま、これは息子が見たいって言ったんだけどね。
白いリボン良かったよー。「ファニーゲーム」はまだ見る勇気なし。
明日の「青い塩」も楽しみね。
q 戒律と抑圧的の世界観
これがサスペンスでねぇ・・・
何かを隠しているような村人
ナチスの台頭の予感
服従するのか反抗か?!
大人から子供1人1人
俳優の存在が絶妙だったわ
ノルウェーまだ~む
このぴんと張り詰めた緊張感がハンパないよね。
静かで眠くなりそうなのに、実は緊張感すごいっていうのが、まさに絶妙!
「白いリボン」はなかなかの傑作だよね。
小米花
「名もなきアフリカの地で」は好きな映画です。
ブログ以前に見たので記事がありません・・・。
なのでもう一度見て記事にしたいなって思いました。
いい映画を思い出させて頂きました。<(_ _)>
ノルウェーまだ~む
「白いリボン」は確かに難解です。
でも答えを要求はしていないんですよね。その辺が好きです。
「名もなきアフリカの地で」を既にご覧になっていたのですね~私は今回息子に聞くまで知りませんでしたっ