予告を見たときから気になっていた作品。
予想を裏切らない感動は、フランスの海岸に吹く風のように爽やかで・・・・
「最強のふたり」公式サイト(9月1日公開)
<ストーリー>
事故で首から下が全身麻痺になった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者の面接で不採用通知を書けと言ってきたスラム出身のドリス(オマール・シー)に興味を持った。
翌日から働くことになったドリスだったが、異文化のふたりはとまどうことばかり。
しかし歯に衣着せぬ物言いで接してくるドリスに、次第にフィリップは心を許し、強い友情で結ばれていくのだが・・・・・
雪球をフィリップに投げるところはあるのだけど、予告編で見せる「たまには投げ返してみろよ。」という台詞はなぜか本編では無し。
あそこいいのに~
貴族出身で大富豪の一族の長でもあるフィリップは、そもそも子どもの頃からこのようなタイプの友達がいなかったのだろう。
いつもご機嫌を取る大人たちと、お行儀の良い友達との付き合いが当たり前だったフィリップにとって、ドリスはある意味新鮮だったにちがいない。
風俗へも繰り出す
今まで触れてこなかったゾーンへも、ぐいぐいと迫る。
これが生きてるってことか!
強引なドリスのおかげで、文通相手ともデートにこぎつけるのだが・・・・
あれこれと洋服を着替えておめかし。
初デートに緊張しまくる大富豪と、そのあとの展開が切ない。
フィリップの毎年恒例おきまりのサプライズ誕生日はクラッシック演奏会
ここのシーンが大好き。
堅苦しいミニオーケストラ演奏会に飽きたドリスが、ソウルミュージックで踊りまくる!
なんだかそれだけで涙出てくる~
それにしても大富豪の方って、今でもこんなかんじに暮らしているのかしら???
介護用自動車なんか乗ってらんねぇ!格好いいスポーツカーで夜の街をぶっ飛ばす
介護の仕事を辞める辛い決断のところは、もう少し決断するまで時間をかけてほしかった。
しかしドリスの寂しい生い立ちと、彼のもう一つの居場所、後に続く『離れていても繋がっている心』へと続いていく導入部としては、このあっさり感も大切なのかな。
人生にその場で立ち止まっていたふたりが、お互いに必要とする、必要とされることを知って生まれた深い絆。
目で全てを伝え合い、高めあうふたりは、まさに『最強』に違いない。
泣いて笑って暖かくなる映画。是非オススメ!
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最強のふたり
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この記事へのコメント
rose_chocolat
ノルウェーまだ~む
異文化だからこそ惹かれあう何かがあったのかもしれないですね。
ドリスの考え方も生き方も、本当に見習わなくては・・・と思ってしまいました。
mig
良かったよねー★今年のお気に入り。
>介護の仕事を辞める辛い決断のところは、もう少し決断するまで時間をかけてほしかった。
そうそう、私もそれ思ったの。おいおいそんなあっさりいなくなるの?って。でも最後でとびきりのプレゼントだったね!
実物はさすがに黒人じゃなかったからうまく映画用にかえてたね~★
ノルウェーまだ~む
そうなの。
本人たちがエンディングで映っていたけど、パッと見だと介護の彼はそれほどハチャメチャやるように見えないから、今回のキャスティングのオマール・シーは実にぴったりに思えたわ。
フランスには実際黒人も多いから、すごく自然に感じたし。
えい
介護の現場にいる人からは
現実はこう甘くはないよという意見も出てきそうな気もします。
それでもあのラストは素晴らしかった。
ふたりの関係性を見事に描いていました。
ノルウェーまだ~む
確かに介護の現場ではいいことばかりじゃないですよね。
実際、靴下や靴を履かせているときに、足で顔を蹴られたりすると話していた友人がいました。
この場合、介護される彼が紳士であったことと、まだ若かったことも幸いしたかもしれないですね。
心でぶつかると、介護現場でも1つ上の関係が築けるのかもしれないです。
まっつぁんこ
なんでやめるの?エッという感じがしました。
そこでクビにするなら最初から雇わないんじゃない?
な~んてね(笑)もう一回観たら印象違うのかもしれませんが。
ノルウェーまだ~む
確かに彼が父親代わりとして、危ないところに足を突っ込みかけている弟を守ってやる必要があるのは何となく分かるのですけど、何だかお互いに物分りが良すぎてあっさりしすぎだなーと思いましたよ。
家族と言う血で結びつき合っているのと、同じくらいの強い絆で二人は結びついているってことでしょうかねぇ。
もののはじめのiina
若いドリフには、介護の他に仕事の道があるとフィリップは考え、当人もそう思っていたのでしょうね。
結局、ドリフの無法さがフィリップ自身に合うと考えざるを得なくて、ふたたび求めたのではないでしょうか。
紳士の世界で生きた人間には、毒が妙薬になったのでしょう。たぶん。
ノルウェーまだ~む
ある意味、介護の仕事を離れたから、より一層二人の友情が強まったのかもしれないですね。
お互いないものが刺激になったのかもしれないです。
maru♪
2人の状況ってかなり重いものなのに、
コメディタッチで描いているのがよかった♪
あの2人のキャラがホント良かった~★
ノルウェーまだ~む
ものすごい感動作に作ってないところが、軽くコメディタッチでいいのかな?
普通は重く感動的につくるから辛くなっちゃうけどね。
でもそのお陰で、彼らの素晴らしいキャラが生きてくるよね。
小米花
しかもたっぷり降ってくれて、干乾びそうな庭が助かりました。
いい映画でしたね。
私は、ドリスの背景をもう少し描いて欲しかったと思いました。
実話ってフレーズに弱い私は、初めから感動モードでした。
構えて見るという映画ではなかったですね(笑)。
とても楽しめました。
ひろちゃん
>予告編で見せる「たまには投げ返してみろよ。」という台詞はなぜか本編では無し
そそ、なかったよね?他にも予告編ではあったのになかったって言うのあったような・・・
私もあのシーン(台詞)好きでした^^
>介護の仕事を辞める辛い決断のところは、もう少し決断するまで時間をかけてほしかった
まだ~むの気持ちもわかりますが、あのシーンだけでも
なんか涙出ちゃった(汗)
>後に続く『離れていても繋がっている心』へと続いていく導入部としては、このあっさり感も大切なのかな。
そうなんだと思います。この作品ヒューマンコメディって
なってるから、あれはあれでいいのではないかと^^
最強のキャストと音楽、笑って泣いて後味爽やか、最高の映画でしたよね(^^)
ノルウェーまだ~む
実話ベースなのにしめっぽくなってない(無理に感動ものに仕上げてない)ところがいいですよね。
でも確かにドリスの背景を丹念にしてくれたほうが、より感情に訴えるものになったかもしれないです。
ノルウェーまだ~む
後味爽やかな泣いて笑ってでしたねー
ともすると重たいテーマなだけに、こうしてニューマンコメディとして爽やかに見せてくれるって、ありがたいです。
ちょこちょこ泣けて、ちょこちょこ笑える最高の映画でした!
オリーブリー
意外な人に意外な影響を受ける、、、人間の素敵な面をイッパイ感じました。
ノルウェーまだ~む
「映画ってほんっとにいいものですね」って、こんな映画に出会うと思わず言ってしまいそう(笑)
全く正反対な二人だからこそ、いい影響を与え合うことができたのかも。
素敵な映画でした。
yukarin
コメントしたつもりが....改めて!
予告編からすでに感動の予感がしてましたが、期待通り素敵な作品でした。
こういうお話なのに意外に笑いが多かったのも良かったですね。最後はちょっと泣けました。
主演のお二人がほんと最強に素敵でしたわー。
ノルウェーまだ~む
2度もありがとう~
人生の1本にはさすがにならないかもだけど、押し付けない感動が爽やかで良かったよね。
意外に笑えてちょこっと泣いて・・・
うんうん、キャストも素晴らしかったわ。
ノラネコ
一人では進めないときも、信頼できる友に背中を押してもらえれば勇気を出せる事もありますよね。
大いに笑って最後には泣けました。
ノルウェーまだ~む
確かに。
同じ事をほかの人から言われても、あまり響かないけど、心から信頼する友に言われると、そうかな?って思うときありますよね。
彼らは最良の友を得られた、貴重な体験だったのでしょう。
kira
求めていた生き方は同じで、そこに魂が共鳴していったのでしょう。
嘘や偽善のない、本質的ななにか。
神様の粋な計らいで出会ったふたりが
幸せそうでヨカッタです☆
ノルウェーまだ~む
実にその通りですねぇ。
嘘も偽善も無い魂の叫びが、二人を硬く結びつけたのでしょう。
幸せそうな二人を見ていると、こちらまでうれしくなりますね。
q お台場で仕事のような遊びのような
意味がまた上手くシンクロ
私さぁ祖母の介護を数年前に長期間して
まったくの他者の世話もしたコトがあったのね
ほんとに出るんだよねぇ「下の世話」
何回か「ぎゃーっっ」声が・・・
ただ。コレは他人の世話の方が楽だった
私は「札束が目の前にいる」
って思ってたからねぇ・・・
行動を制限する辛さより
気持ちが伝わらないほうが辛いのは
たとえ 障害があろうが無かろうが
私と同じなんだな~
なんて思っちゃった
ノルウェーまだ~む
確かにそうかもね。
気持ちが伝わらないほうが辛いのかも。
でもこの二人のように、心から分かり合える人って一生のうち何人にもは出会えない気がする・・・
だから気持ちは自分で伝えていかないとだよね☆
mezzotint
今晩は☆彡
本当にこの2人の関係が素晴らしかったです。
ドリスのフィリップへの接し方、学ぶものが多かった。
やはり人間性かもしれません。どんなに介護の
スペシャリストでもドリスには勝てないと思いました。
ノルウェーまだ~む
そうですよねー
介護の知識が全く無かったドリスならではの接し方であったかもしれないし。
いずれにしても人と人の繋がりを考えると、本当に学ぶものが多かったですね。
AKIRA
グッときました。
ドリス良い男だ~
人として接しあう二人の関係が、
嬉しい締めの余韻とともに心に沁みてきます。
ええ話や(^O^)
zooey
爽やかでとても良い作品だと思うのですが
私は今一つ物足りなかったの。
その理由を自分なりに分析して見ましたが
説得力がまったくない…(><)
ノルウェーまだ~む
本当にええ話や~♪ってかんじでしたねぇ。
相手が全身麻痺の人だからというわけでなく、ドリスは誰に対してもきっとあのようなかんじに付き合えるのだろうと言う点でも、ドリスは良い男だ~と思いますね。
ノルウェーまだ~む
確かに今までの病気もの映画のような、感動巨編じゃないので多少物足りない所もありましたよね。
そこがまた良かったといえば良かったのですけど・・・
最後のフィリップの他の介護人に対するワガママぶりは、ちょっといただけませんでしたね。
SGA屋伍一
わたしも誕生会のシーン好きです。その前のお互い義理でやってる場面と、みんな心から楽しんでる場面が対照的で。人のためのイベントってのはやっぱり後者のようにやらないけませんね
介護職といえばhinoさんは元気かな~ 本当、ああいうお仕事の方たちには頭が下がります
ノルウェーまだ~む
原題が「アンタッチャブル」だったなんて知らなかったわ!へー!
動かない人を相手にした介護のお話で、アクション顔負けのシーンも盛り込んで緩急つけたのはなかなか良かったよね。
誕生日はサプライズだけど別に驚くことも無く・・・だったのを、本当にサプライズにしてくれたドリスって素敵です☆
介護のお仕事って本当に大変。
うちのお向かいの弁護士さんの奥様も、将来の為に練習と言って介護の資格取って現場でも働いているけど、本当!に頭が下がります。
sakurai
本当によかった。まじめによかった。
映画の気持ちよさを実感しましたよお。
あのパーティのシーンはなんで泣けるんでしょうね。
アタシも見ながら、なんでこんなに素敵なの!と思いながら、ぐしゅぐしゅ言わせながら、自分でもよくわからないという。。。。
一番最初に、「アンタッチャブル」って出てて、へえー原題は(フランス語もそれっぽかった)こうなのか!と探りながら見てました。
二人の間には、何者も入れない!みたいな感じかなあということで。
ノルウェーまだ~む
なるほど!
どうして原題が「アンタッチャブル」なのだろう??と思っていました。
二人の絆は誰にも邪魔されないってかんじですね。
まさに最強のふたりです。