髑髏城の七人 ワカドクロ」ゲキ×シネの勢い

私の今年初の映画となったのは、劇団☆新幹線のゲキ×シネシリーズ10作目「髑髏城の七人」。
観劇が趣味のtomocoさんに誘っていただいて、2週間に及ぶ引きこもり生活から抜け出し、豪雪の渋谷へ出かけてみた☆



実は劇団☆新幹線でなくても舞台はあまり観てなかった私。
だって高いんだもん~~
でもこのゲキ×シネならリーズナブルに舞台を体感できるから、かなりお得!
かなりの高評価を得ているゲキ×シネを、私も初体験してきたyo




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「髑髏城の七人」公式サイト


<ストーリー>

織田信長亡き後、天魔王(森山未来)率いる髑髏党は関東一帯へと勢力をのばしつつあった。
髑髏党に襲われている村を助けた関八洲荒武者隊の兵庫(勝地涼)は、助っ人となった流れ者の捨之介(小栗旬)を『救いの里』と呼ばれる色里へ案内する。

その里の主、無界屋蘭兵衛(早乙女太一)と遊女・極楽太夫(小池栄子)など里の者たちは、過去を捨てて救いを求める人たちに暖かい居場所を提供するのだった。
しかし村を襲ってきた天魔王と対面した蘭兵衛は、単身 髑髏城へ乗り込んでいくが、敵の手に落ちてしまう。
助けに向かった捨之介だったが、天魔王と捨之介、蘭兵衛の3人にも過去に深い因縁があるようで・・・・



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惜しげもなく大股開きで内ももを見せてカッコイイ男が他にいるだろうか?(写真はパンフレットから)

普段ドラマではそこまでイケメンでもないと思う小栗旬も、この手足の長さで着こなす着流しは本当に美しい。これぞ男の色香!
決めポーズもしびれる~♪

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色香といえば極楽太夫の小池栄子
色気もあるのに、気風のいい男気もみせてくれる。舞台でも映えて、惚れ惚れする演技☆

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兵庫が率いる関八洲荒武者隊が、お笑い部分も泣かせる部分も全て担当

tomocoさんお気に入りの勝地演じる兵庫が、実は主役といってもいいくらいの活躍をみせてくれる。
やや現代劇風に走った森山未来、あえてなのか舞台チックではない押さえた語りがかえって浮いてしまった早乙女太一、普通によかった小栗旬と比べて、ぐっと舞台らしさもありながら大げさでない、発声の仕方も聞きやすい勝地涼が一番上手かったかも。

ハンカチは是非用意して☆

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単身乗り込んだ蘭兵衛は実は・・・・そして~~~~キス!!(本当は口移し)

ゲキ×シネのいいところは、舞台を観劇していると遠すぎて見えない役者の表情・汗、そして森山×太一のキスまでも~~アップで見れてしまうところ。
本当にするんだぁ・・・・

舞台の演劇を気軽に体感できる、役者の演技を間近に観られるという、演劇の良さと映画の良さをあわせたゲキ×シネなのだけど、これは裏を返すとこうも言えるのでは?
殺陣のシーンでアップを狙いすぎて、目が回ってしまって落ち着かないし、せっかくの捨之介と兵庫の連携殺陣の素晴らしさが出ない。
舞台ならではの舞台装置の早変わりなどが見えない。
森山くんが汗をかきすぎ。(鎧が暑いんでしょうね・・・・・)

他のゲキ×シネを観ていないので、何ともいえないけど、動きのあるシーンで引きで全体を観られるパターンももう少しあったらよかったなぁ。

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因縁のある3人は・・・・・
妖艶な早乙女太一は、女形をやっても男形をやっても実に美しい♪(正確には女形ではないけど)途中、薬でやられる蘭兵衛の早乙女太一が、まるで女形じゃん・・・と思ったのだけど、これはこれでアリなのかな・・・
彼の巻き舌の迫力ある台詞回しは、よっ!待ってました!!ってかんじ。これを観たかった~~
勿論、流れるような殺陣の上手さはピカ一☆

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さて、いったい誰が髑髏城の七人なのか、それは見てのお楽しみ♪
この七人勢ぞろいのシーンは、もうトリハダもの!

欲を言えば、一人ひとりにマイクをつけて台詞を拾うのはあまり好きじゃないな。
腹のそこから声を出して、その声が舞台にこだまするのも、舞台の醍醐味でもあるから・・・
映画だから最後拍手がないのはやや寂しいけど、カーテンコールで長々と拍手をするのが嫌なので、こういうのはゲキ×シネがいいね☆


しかしうっかり舞台だからインターバルを置いて3時間というのを忘れていたwa
終わって劇場を出たら、もう雪が積もって別世界!

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ホールには髑髏城をモチーフにした飾り付けが。
髑髏神社では『恋愛おみくじ』が引けるyo(左)

売店ではこのゲキ×シネのキャラクターにちなんだ飲み物が売られている。
私たちは『捨之介』という柚子茶をチョイス。髑髏城オリジナルコースターとお菓子がもらえるyo!

この記事へのコメント

  • みすず

    こんばんは~♪

    これ近所の映画館にも来るから興味あったのよ!面白かったんだねー^^
    かっこよさそうだし、どうしようかな♪
    2013年01月15日 21:30
  • ノルウェーまだ~む

    みすずちゃん☆
    そうねぇ、一人でもファンの人が出ていたら間違いなく観るべし!だよん。
    そうでなくても新しいジャンルの映画を観てみるのも面白いかも。
    他のゲキ×シネと見比べてないからちょっと分からないけど、お勧めよ。
    ただし3時間で長いのだ~~
    2013年01月15日 22:34
  • rose_chocolat

    お2人の前の日に私も観に行ったよ。
    ゲキシネ映画祭で、アカドクロ&アオドクロを予習してからだったんで、基本この話は一緒なんだよね。
    3作通すと違いがよくわかる。まだ書いてないんだけど、お腹いっぱいな作品でした。
    2013年01月17日 09:54
  • ノルウェーまだ~む

    rose_chocolatさん☆
    ははは・・・お腹いっぱいになっちゃったのね?
    でもいいお天気の日に行けてよかったね~
    私ら大雪で大変だったわ(爆)
    アカドクロ・アオドクロもいつか見たいわ・・・
    2013年01月18日 11:37
  • mig

    あ、やっと書き込める!
    おとといからお昼までやってたけどダメだったから‥

    これのことだったのねー、
    内容全然知らないけど誰が七人目で
    紛れ込んでるかあてるのかな?
    楽しめたみたいで良かったね♪

    ランチ一緒にできて良かったよ~
    テッドはみたら感想聞きたいわ
    今休憩だけどかなり風邪酷くなってきた…>_<…
    2013年01月18日 15:54
  • ノルウェーまだ~む

    migちゃん☆
    風邪引き、無理しないでね~
    忙しいのに書き込みありがとう!別にどうもなってなかったわ。

    これは七人目を当てるわけでなく、7人ってこの七人のことだったのね!ってかんじかな。
    ゲキ×シネ初体験もいい経験だったわ。
    2013年01月18日 18:50
  • sakurai

    大体、どのゲキ×シネもおんなじかな。
    舞台を見せると言うより、この役者をピンポイントで見せる、見せたい!って感じ。
    飛び散る汗に、UPの表情と、舞台では見えないものが見えるのがいいとこですが、俯瞰で見ることはできないんですよね。
    ほんとに舞台じゃないんだから当たり前なんですが、田舎で本物の舞台を見るのが難しいものにとっては、超ありがたいもんだと思って、見ております。
    このお話は、死屍累々とならないのが好きです。他のお話だと、最後にかけて、真面目に死屍累々・・・ってのが多くて。まあ、十分死んでたけどね。
    やっぱ勝地君ですよねえ。
    私目、一押しです!
    もし、「MUSASHI」ってのを見る機会がありましたら、ぜひ勝地君バージョンのを見てください。
    ゲキ×シネじゃないのですが、似たような感じの舞台をスクリーンで見れるようにした奴です。
    藤原君が出てんのが多いですが、これがまた映える!
    あぁぁ、生の舞台が見たいです!!
    2013年01月20日 20:04
  • マリー

    観て来たよ~~~!
    コレ、すっごく良かった!!
    あ~~生で観たい。。。でも、映画でもものすご~く疲れたから、生で観たら凄い体力使うでしょね。観てる側がこれだから演じる方はどんだけ疲れるかな~~~。
    ワンシーンワンシーンに必ず笑えるとこがあって、面白かった。兵庫兄の白鳥の湖とか(爆)
    そすえいば、おデコに何?と思ったらマイクなんだね。最近の舞台はそんななんだ・・・

    私的に一番不安だった小栗くん、とっても良かった。やっぱり背も大きいし華があるね。主役をはれるの分かるわ。
    森山くんは怪演だね~。いろんな顔を持ってるから楽しみ。
    早乙女くんは、もう、一日にしてならず・・・日々の積み重ねがあの殺陣に表れてる。素晴らしい~。
    小池ちゃんも良かったし・・・
    ただ仲ちゃんだけ、ちょっと頑張りすぎてのあの声だと思うけど、聞いてるとしんどくなる。そこだけかな~~~。
    勝地くんは、ジョニ友のお隣んちの子なので、昔から地味に応援してます(笑)なんか立派になったなぁ~~~。←おばちゃん目線~
    2013年01月20日 22:07
  • ノルウェーまだ~む

    sakuraiさん☆
    このお話も最後は100人切りってことですけど、UPが多くて大勢が切られ死んでいく姿はあまり見えなかったですね。
    他のものは死屍累々なのですか・・・

    「MUSASHI」は運よくロンドンで藤原竜也と勝地涼のベストな組み合わせを生で観ることができました。
    これは舞台装置が美しく、お顔までは見えなかったけど、とにかくすばらしかったです。
    イギリス人からも大絶賛されていました。
    2013年01月20日 22:12
  • ノルウェーまだ~む

    マリーさん☆
    なんと!勝地くんは知り合いのご近所さんとは!!
    すごい~~
    彼は一番良かったよねぇ~♪
    うんうん、立ち位置としても彼は近所の知り合いのお兄ちゃんってかんじで、応援したくなるわぁ。

    仲里依紗はもともと声がハスキーだから仕方ないのでしょうけど、舞台役者としてはまだまだだね。
    2013年01月20日 22:18
  • よしな

    ノルウェーまだ~むさん、こんばんは。
    すみません。アカドクロの記事からTBを送ってしまいました。個人的にはアカドクロよりもこちらの作品の方が好き。キャストが豪華ですが、最初は「え~、森山未來?」と思っていたけれど意外にこう言う役もマッチ。男の僕から見ても早乙女太一はかっこいい!太刀もよかったし!ゲキシネいいですよね~!
    2013年03月24日 22:25
  • ノルウェーまだ~む

    よしなさん☆ようこそ~
    男性から見てもやっぱりカッコイイのですね!
    早乙女太一は女形の香りがどうしてもしちゃうけど、それでもカッコイイですよね♪
    森山未來くんのキレッキレのかんじも最高でした。
    2013年03月24日 23:20

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