瀬戸大橋のゆるキャラバリィさんと鈍川温泉①

さてねえねの引越しの疲れを引きずったまま、自分の家の大掃除もままならないうちに、パパンの実家の家事全般をしなくてはいけない私が、むきーっ!となっていることを予測して、パパンが元旦の夜に温泉旅館を予約してくれたyo
目指すは初めて渡る瀬戸大橋。(写真はクリックで大きくなるyo)


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しきりと「瀬戸大橋を貸し自転車で渡ると気持ちがええらしいよ。私ら車であとからついていくからりょうちゃんは自転車でおいきなー。」と繰り返すおばあちゃん。
いや、風がビュービュー吹いてますよーそれって夏の話ですからねぇ。
今は寒いですよーしかもりょうたは田舎の家が寒くて風邪引いちゃいましたよー



まずはゆるキャラ全国人気投票2位のバリィさんで有名な、タオルの産地、今治(いまばり)からスタート。
瀬戸内海の島々を結ぶ瀬戸大橋の最初は、来島海峡大橋。

能島(のしま)のうずしおを眺めながら、しまなみ街道を行くと、「はっかったっの・・・・しおっ!!」で有名な伯方島。
次の大三島で高速を降りて多々羅しまなみ公園へ。
ここまで高速料金2700円。高いっ(涙)
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しまなみ公園の道の駅で、お食事タイム。
元旦でここしか開いてないせいか、とても混んでいて30分も待っちゃった。
隣の水槽には、ここのイチオシのお魚なのか、ひらめがめいっぱい敷き詰まっていたけど、ひらめのお料理がないのはなぜ?

待っている間にお土産でも買いましょう☆
ゆるキャラのエリート『バリィさん』柄の今治タオルや、愛媛県公式ゆるキャラのみきゃんグッズは、ほかの商品より高め。うぐぐ・・・

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本州へと続いていく多々羅大橋は眺めるだけ。ここから引き返して今夜のお宿へ。
橋脚がガニ股になっていて、ちょっとカワイイ☆




瀬戸大橋を今治へ戻って、山へずんずん入っていくとそこはひなびたかんじが懐かしい鈍川(にぶかわ)温泉。
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鈍川温泉 渓流と花の宿「美賀登」公式HP
松山から40分、今治から15分。

たいそう美人さんの自称「若女将」が一人で切り盛りしているのか、「若女将」が戻ってくるまで待たされるロビーや玄関は、見事な活花や工夫を凝らした飾り付けでお正月を演出。
宿は中途半端に古いけど、清潔感もありお客をもてなそうと頑張っているかんじがあたたかい☆

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実は汲みに来る人が増えるから内緒にしているのだという、名水100選に選ばれている湧き水が流れる川は、落ち葉ひとつ浮いていない驚くほど澄んだ川!!!(川底の石がハッキリ見えるでしょう?)
これを目の前に眺めながら入る、滝見の湯は新緑の頃に来たら、ほんっとうに良さそう♪
(写真は脱衣所の横の廊下から撮影)

実際はお風呂はこの脱衣所からさらに1階分下へ階段を降りていくので、もっと川に近づいて超絶景なのはいいけど、足を滑らせないようにおばあちゃんを支えて裸のまま降りるのは、なかなかに恥ずかしい姿で・・・(滝汗)

思ったほど広くないお風呂だけど、外の景色までこの宿独り占めと考えると、雄大な景色込みで広々した気分を楽しめたwa
「美肌の湯」という温泉は、ほんっとうに入るとつるっつる!泡が落ちてないのかと思うくらい、肌がすべすべになり、今になって思うと、あんなに炊事をずーっとしていたのに手肌が荒れなかったのは、この美肌の湯のおかげだったのかも!?



さてお風呂を堪能したあとは、お夕食~♪
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うちの家族だけ別室を用意してくださっていた☆
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うわー!食べきれないっ♪
さすが「料理自慢の宿」に選ばれたというだけのことはあるっ!!
これはお世辞抜きで美味しい~~今度はおばあちゃんのお口にもあったみたい(ホッ)

鈍川名物「イノブタ鍋」に、釜飯、牛肉の瓦焼き・・・・と、一度に火をつけるので、部屋は結構暑くなってきた~
前菜の黒豆には金粉とお正月らしい凧の飾りが、心憎い演出☆
貝とタコのカルパッチョだけがイタリアンで?だったけど、さすが瀬戸内海に近いだけあって、魚介類の美味しいこと!!
特に鯛!!!!冷めちゃっても超絶うまいっ!とても食べきれないと思ったけど、ペロリと食べちゃった♪
一番のお気に入りは、抹茶塩でいただく天ぷらと、瓦を熱して焼く霜降りの牛肉☆
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「ロブスターきますからねぇ~」と偽装なしに運ばれてきた見事な海老は20cmはあろうかという大きさで、まるで結婚式のような豪華さ。
ねえねは紫イモのパイを絶賛していたyo
デザートは杏仁プリン。
あらら、おばあちゃんお豆腐と思ったのか、途中で食べちゃったね?

夜はあまり食べないおばあちゃんだけど、かなり頑張れたのはやっぱり美味しいから♪

大晦日に近所に住んでいる、パパンのいとこのお嫁さんの漁師のお父さんが朝、網で釣った60cmはあろうという大きな天然のハマチをくださったので、パパンが捌いてお刺身と、アラで採ったスープを使ってハマチしゃぶしゃぶをして、丸々半身をこれでもかっというくらい食べてきた私たち。
そんな天然ハマチに負けないくらいの美味しい魚介とお料理の数々を充分堪能したのだった☆しあわせ~♪



今や地方のアンテナショップもあるし、『東京には何でもある』と思ってきた私。
でも、今回1つだけ東京には無いものを発見したよ。



それは「鮮度」
流通がいくら発達しても、ここまでの鮮度は、やはりこの地方に来て初めて味わえるものなのだと、つくづく実感したのだった。
これぞ贅沢☆

つづきはこちら→鈍川温泉②は鈍川渓谷でサルになる

この記事へのコメント

  • とらねこ

    バリィさんかわいいですよね!
    おー、瀬戸大橋初めてでしたか。でも、この冬の寒い時期にチャリで通られましたか…。そりゃ寒そう!そして、風も強そう…
    私は何度も行きましたが、まだチャリでは渡ってないので、チャリ好きとしてはチャリと聞くといいなあ~!と思わず羨ましくなりました。
    パパン優しいですね!家事でヘトヘトになってるノルさんをねぎらって、こんな素敵な温泉旅館に連れて行ってくれるなんて。
    料理自慢の旅館が一番ですよね。
    2014年01月07日 15:24
  • みすず

    バリィさん、好きー^^ストラップとか持ってるよ♪
    可愛いよね^^
    瀬戸大橋は初めて渡ったのね^^いつもは鳴門大橋を渡っていくのかな?
    そーいえば、自転車で走れるのはしまなみ海道の方じゃないかな?
    今はわたれるのかしら。

    温泉、凄いね!料理が豪華!!超美味しそう♪
    お腹パンパンになるね^^
    パパンさん、優しいね~^^わたしも温泉行きたい♪
    2014年01月07日 16:41
  • q 鯛と平目と肉も舞い踊り

    ひ・ひらめ~
    水族館の水槽を目前に
    「コラーゲンの源 食べたい」
    と思う我家にはアブナイかも!
    従兄弟のお嫁チャマのパパが
    福島の富岡にいた時に
    イノシシをハンティングして
    綺麗にさばいて卸して
    すぐお鍋、鉄板焼き等とで
    何回も食べたけれど
    美味なんだよね~
    臭みも無い上にシットリ、プルン系
    私なんか東京者で代々続く上野公園目前
    鶯谷の生まれ・育ちだから
    何処の地に行っても必ず
    その土地の食べ物は味わうの
    やっぱり「名物は美味い」だな
    そして一緒に食べている人達
    舌の記録は「笑みで囲む食卓」
    おばぁちゃまも心の中で
    嬉しかったと思うわ
    2014年01月12日 21:34
  • ノルウェーまだ~む

    とらねこさん☆
    あれっ?お返事書いていたと思ってました。ごめんなさい。
    チャリではさすがに渡ってないのですよー何しろ既に風引いてましたし(笑)
    温泉に行ってもおばあちゃんのお供だったけど、美味しいお料理でパワー回復!本当にお料理はどこよりも美味しいお宿でしたよ。オススメです~♪
    2014年01月13日 01:11
  • ノルウェーまだ~む

    みすずちゃん☆
    自転車で渡れるところと、そうでない橋があるのね?
    私たちは飛行機でぶーんと松山空港へ行くのが通常なので、橋を渡ることがなかったの。
    法事で帰るとか病院に付き添うとか、そういう用事で帰るばかりだったので、できるだけ時間短縮でないといけなくて・・・
    今回はお正月なのでゆっくりね♪
    温泉よかったよー機会があったら行ってみてね☆
    2014年01月13日 01:16
  • ノルウェーまだ~む

    qちゃん☆
    やっぱり土地のものをいただくとか、朝採り立てのものを食べるのが最高の贅沢よね。
    イノシシさばいて鍋って、すごいね~そりゃ新鮮そうだわ。

    ひらめの水槽美味しそうでしょう?
    でもそこは水槽だけで、その魚を食べられるわけではなさそうだったよ。
    2014年01月13日 01:19

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鈍川温泉②は鈍川渓谷でサルになる
Excerpt: うかうかしていると、自然にふわふわとさせているパパンの髪の毛を、後ろからそーっと近づいて、つばき油をつけた櫛で七三に分けてしまうお茶目なおばあちゃんとの旅はまだ続く。
Weblog: ノルウェー暮らし・イン・原宿
Tracked: 2014-01-08 00:00

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