「旧軽井沢ハウス 涼の音(すずのね)」モーニングのあとは「室生犀星記念館」

「普段は2匹の老犬と別荘に籠りっきりで、なかなかお店にも行かないのよー」という友人を説得して、オシャレなレストランに行きましょう☆せっかく軽井沢に来たんだもの・・・・



文士好きのねえねの指令で散歩の途中で寄ったものの、「室生犀星旧居」は既に閉まっていたので、翌朝、すぐ向かいにある「旧軽井沢ハウス」でモーニングを食べがてら再訪しようということになっていた。

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「旧軽井沢Cafe 涼の音(すずのね)」公式HPモーニングセットB(キッシュ、飲み物付) 1200円
森の中の別荘の間の本当に細い路地を入る。
室生犀星記念館のすぐ目の前。


昨夜、お米たかなくてもいいよ~と言ったのが失敗で、お酒も飲まない私はおつまみだけの夕食では、もうお腹がぺこぺこ。
ワンちゃんたちのお世話が終わって、おそい朝ごはんを食べに出ると、軽井沢の高度も手伝って余計ふらふらしてきたyo~
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廃墟同然だったのを、改修工事で生き返らせ、今は登録文化財ともなっている、「旧ソロモン別荘」とも「旧ライシャワー邸」とも呼ばれているこのカフェ。
暖炉のあるスペースには、趣のあるアンティークの家具と、手回しレコードプレーヤーがあって雰囲気は満点~☆
若いイケメン店員さんに話しかけて、プレイヤーをさっそく開けて見せてもらうちかママ。
さすがー♪私には無いスキルだわ。
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ゆったりしたソファでのひと時は極上としか言いようがない

明治のころから立っていたといわれるこの建物は、ライシャワー大使夫人の松方ハルさんの所有(元松方総理大臣の孫娘)だったのが、その後貿易商ソロモン氏が買い取って別荘としたものだそう。
のちに森瑤子もここで執筆活動をしていたのだとか。
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とってもよく気の利くイケメン店員さんが、お庭に食後の飲み物を運んでくださった
飲んでいるのはこけもものジュースと、私はブルーベリージュース

ああ、夏期講習に行ってる息子よ、ごめんね~~
でもあなたは翌週お友達と旅行に行くんだしいいよね?(笑)




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「室生犀星記念館」
手入れの行き届いた目にも眩しいほどの見事なコケが瑞々しい前庭と、上品な日本家屋は、室生犀星が昭和6年から亡くなるまで過ごした旧居。
私のデジカメではコケの美しさが伝わらないけど、旧軽井沢観光ガイドではその色そのものが再現されているyo
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お気に入りの客間を縁側に座って眺めるのがお気に入りだったそう。私たちも縁側に座って犀星になってみる
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こちらが縁側。
すぐ真向いにある「旧軽井沢ハウス」の洋装の女性たちを、興味津々で眺めてもいたらしい(笑)

以前、管理人さんからここのコケを譲ってもらったことがあったけど、上手く育たなかったとちかママ。
これだけ美しく見事なコケを保つには、いかに丁寧に管理をなさっていたかよく分かるne



今度はねえねも連れて再訪したい。静かで美しい軽井沢を文士や著名人が愛したのも納得の癒したっぷりなひとときだった☆