「ランナーランナー」☆ディカプリオ色

どことなく「ウルフ・オ・ブウォールストリート」や「華麗なるギャツビー」を思い起こさせる、華やかなパーティー三昧の日々と一瞬にして全てを失うどんでん返しもの。
ディカプリオ製作というだけあって。



実話を基にした、ポーカーの不正事件から着想を得て作られた映画・・・・・ということだけど、着想の部分おおぃっ！！
ギャンブルなんて所詮いかさまでしょうょ？と思っている私。
ポーカーの不正事件が内部告発で詐欺を暴かれたとか、目新しいかんじしないけど？

ただ配役良し、何でもありのコスタリカのロケーション良し、今回はどんでん返す立場の主人公に感情移入しやすいラストも良しとなかなかのエンタメ作品ではある。

「ランナーランナー」公式サイト（11月21日公開）

＜ストーリー＞

ブリンストン大学の学生リッチー（ジャスティン・ティンバーレイク）は、学費を捻出するためにつぎ込んだネットカジノで全財産を失ってしまう。
しかしこのカジノのペテンに気付いた彼は、胴元のアイヴァン（ベン・アフレック）のコスタリカの本拠地へ乗り込んでいく。
システムエラーだと説明を受け、全額返金とパーティー三昧の日々に、次第にアイヴァンの世界へ踏み込んでいくリッチーだったが、ある日いきなりFBIに拉致され・・・・

あまり学生には見えない33歳のジャスティン演じるリッチーは、一度社会に出たがリーマンショックで財産を失い、大学でキャリアアップしている最中の天才学生

天才学生なのに、なぜオンラインカジノでポーカーとかするのかな？
頭良ければ必ず勝つわけでもないでしょうに・・・・

賄賂があれば何でもできちゃうコスタリカ　ワニだって飼っちゃう♪ワニの使い道は予想の通り。

パーティー三昧、カジノ三昧。
日本にも合法カジノを導入する予定らしいけど、こうやって水着の女性やセクシードレスの女性をはべらせたりするのかしら？？（ないない）

マフィアなわけではない、カジノ経営で裏で不正行為をしているという、表裏のある役を、人の良さそうだけど貫禄もあるベン・アフレックが好演

いつものようにあまり表情がない演技だけど、今回はそれが上手い事作品に生きている。
実は何を考えているか分からない、油断できないかんじがピッタリ☆

最初はボスの女だったレベッカ（ジェマ・アータートン）と次第に恋におち・・・・・

最終的に連れて逃亡する予定だったのだから、まだボスの女なんじゃ？と思いつつ、一応マフィアじゃないので、女を取ったことは不問にしてくれてる？
実際、手痛いパシリをやらされるようになったり、案外嫉妬してたのかな？

カジノの不正については、どうしてもネットカジノだけに伝わりにくい

目で見えるような不正がないので、どのように操作したのか、どのような不正があったのかは、さらっと片づけられてしまって伝わらない。

FBIに脅されてたこともあったけど、リッチーが悪に染まってその名前の通りリッチになる道を取らなかったのは、唯一救い。
天才が良い方に頭を使えた恒例☆
くれぐれもギャンブルは計画的に。