「進撃の巨人 ATTACK ON TAITAN」☆巨人的迫力！inｼﾞｬﾊﾟﾝﾌﾟﾚﾐｱ

迫力凄い！映像すごい！ＶＦＸ凄すぎる！巨人キモイ！役者の演技うまい！アクションかっこいい！血肉汁ぶっしゃー！
とにかくとにかく超面白い！！！

コミックは未読な私でも、存分に（かえって？）楽しめちゃった☆
いやはや、今年はどうしたことでしょう。
予想外に面白い作品がぞくぞくと。

「進撃の巨人　ATTACK ON TAITAN」（前篇）　公式サイト（８月１日公開）サイトは重たすぎて見難い

＜ストーリー＞

かつて巨人に大半を食われてしまった人類は、３つの高い壁を作って巨人の侵入を防ぎ、１００年平和に暮らしていた。
しかし突然巨人が現れ街は壊滅、一番小さな壁の内側で生き残った人たちは、２年後壁の外の調査に出掛けて行くが、エレン（三浦春馬）は、先発隊の中に死んだはずの幼馴染ミカサ（水原希子）の姿を見つける。
エレンに冷たいミカサは、襲ってきた巨人たちを次々と倒す勇者となっていたが・・・・

軍艦島でロケが行われたというだけあって、臨場感たっぷり

群衆が逃げ惑うシーンも、従来のエキストラのみなさんがテキトーにワラワラするのとは大違い。
本格的に汚れメイクの群衆が、そりゃあもうバイオハザードゾンビ的に押し合いへし合いで、この容赦なさに拍手！
こういうところ手を抜く映画はロクなものがないからね。

マンガのシーンを再現したのかな・・・・という決めポーズがまったりしている冒頭はともかく、巨人が現れてからは怒涛の衝撃

さすがの私も思わず口に手をもっていってしまうほどの、妙に生々しくてきもいビジュアルの巨人による、血しぶきぶっしゃー（さほどグロくはない）な人間捕食シーンも、かなりの迫力。
ちくび無し、生殖器なしの巨人は、演じている人がいてその一部分だけをＣＧ加工したらしい。
確かにそれで妙に生々しいのね？
それにしても気の毒な加工のされかたの巨人役さんたち（爆）

監督からキューブリックの「時計仕掛けのオレンジ」「シャイン」などを見て勉強しておいてと言われていた主役エレン役の三浦春馬
実はその意図が最後まで判ってなかった・・・・とプレミアでカミングアウトしていたけれど、確かに前編の段階では生かされてなかったような？

「心臓を捧げよ！」を合言葉に、陣頭指揮を執るクバル（國村準）は何か隠している？？

厳しい統制の中で暮らしている人たちの、安全を守っているようで、実は何か重大なことを隠している的な雰囲気を漂わせている。

このただの化け物退治ではない、深いメタファーを感じさせるところが、多くファンを引き付けている所以なのかも。
巨人は＝戦争。
平和ボケした人類と、せっかくの防壁を自らくぐって外へ出て行き安易に加担することで、その巨人に飲み込まれていく愚かさを描いた反戦映画だとしたら？（原作を知らないのでなんとも言えないけれど）

個性的なキャラクターが勢揃い　　特に石原さとみのハンジがひゃっほーっと、ぶっ飛んでいて素敵！！
それぞれ斧や弓で巨人に向かっていくけれど、これは歯が立たないよね？
どう考えても巨人に勝てそうにないけれど、少なくともパッパカパッパカと馬で調査に出掛ける「アニメ版」よりは、装甲車のようなトラックで行く実写版のほうが違和感がない。

ドＳっぷりが半端ないシキシマ隊長は、まさか「ラブ＆ピース」の長谷川博己と同一人物とはとても思えない格好良さ！！
特にシルエットでの登場シーンは、アニメから飛び出してきたような。あのスリムさがあってこそだねー

エンディングも見事。
上から文字が降りてくるのは、壁に描かれた文字を追って、次第に高い壁を上に向かって見上げていくかのよう。
海外を意識してローマ字のＥＤを使う映画が増えているけれど、みっしり漢字のみで勝負しているところもいい☆



さて今回は国際フォーラムで行われたジャパンプレミアで。

ねえねにも「あの漫画を実写にして、上手くいくわけない。時間の無駄！」とすげなく断られたので、独りで参加。
チケット引換の時間がギリギリだったにもかかわらず、そのおかげで前から４列目の席をゲット！！
ボワーッと立ち上る火柱の熱さすら感じる位置で、勢揃いのキャストを生で観られたのは感激だった～♪

監督さんが緊張のあまりタジタジしていたり、ハリウッドでの先行上映の時の盛り上がった様子、ワイヤーで吊る撮影で死ぬ思いだった話など、たっぷりのトークも和気藹々としていて本当に楽しかったwa


映画は予測を裏切る面白さ。これは是非大画面で観て！！！

Comments

[まっつぁんこ]

ハリウッド映画と比べてはいけないんでしょう。製作費が違いすぎる。
マッド・マックスみたいに１８５億かけたらどうなるんだろうと思いました（笑）

[ノルウェーまだ～む]

まっつぁんこさん☆
製作費がそこまでかかっていないとしたら、ここまでよく頑張ったな～と思いました！
日本のＶＦＸも捨てたもんじゃないですね～☆

[まっつぁんこ]

ケタが違うでしょう（笑）

[ノルウェーまだ～む]

まっつぁんこさん☆
なるほど～今までの日本のCGが、イマイチだったのは桁違いな予算に関係あるのですね。
だとしたら尚、「進撃～」頑張ってました！

[風情☭]

こんにちは♪

立体機動装置のシーンを期待したんすけど、先に
「スパイダーマン」を散々観てきちゃってること
もあって新鮮味が思いのほかなく、アニメ版ほど
には感動をえられなかたのが何とも残念で…。
ボクも原作は未読ですが、アニメ版なんかを観る
と未知の脅威にさられたときの個々の人間＆心理
描写は秀逸な作品だと思います。

石原さとみちゃんを悪くは言いたはねぇんですが、
チョイと早口過ぎませんでした？

名にはともあれ続編が楽しみです♪ (ﾟ▽ﾟ)v

[ノルウェーまだ～む]

風情さん☆
なるほどーアニメもいいのですね。
私はアニメの予告編だけ見て、馬で出かけるって？？？と（多分原作通りなのでしょうけど）いきなりドン引きしちゃったので…
人物の掘り下げはやや浅かったですね、確かに。

さとみちゃんは頑張ってました！早口はあまり気にならなかったですよ～♪

[きさ]

原作もアニメもちゃんと見てはいませんが映画見てみました。
割と賛否両論で特に原作ファンの評が辛いという印象ですが、個人的にはこれはこれで面白いと思いました。
俳優陣も健闘していたと思います。
まあまだ前篇なので後篇がどうなるかが問題ですが。
樋口監督は特撮出身なので特撮はなかなか良くできています。
問題はドラマ部分ですが、ここは原作の改変も多く意見が分かれる所でしょうね。
どうもドラマ部分は映画「スターシップ・トルーパーズ」を参考にしたらしいですね。

[ノルウェーまだ～む]

きささん☆
私も十分に楽しめました。
この作品は原作思い入れのない人の評判のほうがいいみたいですね。
確かにドラマはやや浅いかんじもしたので、後編に期待しましょう。

[SGA屋伍一]

そういえばアンガールズの田中さんがモバゲーのCMでこれの巨人に扮してたけど、田中さんっぽい巨人いたなあｗ

実は三浦君のコメント見てわたし最近初めて『時計じかけのオレンジ』観ました。樋口監督は主人公がゴリゴリと追い込まれていくところを参考にしてほしかったのかな

『ラブ＆ピース』はこちらでは9月頭にかかるのでこちらも楽しみ。長谷川氏は怪獣ものへの出演が続きますねえ

[ノルウェーまだ～む]

伍一くん☆
確かに監督の意図は掴みにくかったですよね。
私は主人公が追い込まれていくところというよりも、本人すら理解できないところで爆発する青春の猟奇性？みたいなものかな・・・と思っているの。
そういうふうに主人公を描こうとした場合、原作ファンが怒っている主人公の苦悩とは違った人物像を作ろうとした監督の想いが見えてくるような気がするのでした。

[yukarin]

コメントしたつもりがしてなかったようでごめんなさい。
今頃ですが....
前半は面白かったですよねぇ。あの後半を思うとやはり1本でイッキに見せてくれたほうが良かったのでは?と思いましたよ。

[ノルウェー]

yukarinさん☆
こちらにも書いてくださったのね～ありがとう！
資金を回収するために２本立てにしたり、IMAXのほかは超小さい部屋しかだったりとなんか作為を感じて、色々に不満だわ。
一気に見せてくれたら、前編面白かったし勢いでかなりいい評価付けたと思うよね☆