「HERO」☆ジンと胸に迫るけど２時間ドラマ

なんだかんだ言っても鉄板である。
キムタク演じる久利生検事は、いつもながらのキムタクなんだけど、やっぱり格好良くて、そのクサイはずの言葉の一言一言が胸にジンと響くのだ。


邦画大好きなママ友に誘われて行ってきたyo
評判通りの鉄板の面白さだけど、噂通りに２時間ドラマで、映画のために一生懸命伸ばした的なちょっと間延びした印象が否めない。

「HERO」　公式サイト

＜ストーリー＞

パーティーコンパニオンの女性が車にはねられて死亡したのは、ネウストリア大使館の裏だった。
突然飛び出してきたという証言から、大使館員に話を聞こうとする久利生（キムタク）だったが、外務省官僚の松葉（佐藤浩市）から抗議を受ける。
広域暴力団が絡んだ恐喝事件の捜査で大阪地検から派遣されてきた雨宮検事（松たかこ）と合同調査を始めるが、大使館がらみの事件ということで暗礁に乗り上げ、大阪へ戻った雨宮は・・・・

新メンバーと旧メンバーが勢揃い

久しぶりに現れた雨宮に対する予想通りの反応と、久利生との過去に気を遣うメンバーたちの反応は鉄板の見どころ。
思わずニヤニヤしてしまう。

どうしても雨宮のことが気になる麻木事務官（北川景子）は・・・・

事務官から検事になった雨宮を尊敬しつつも、揺れる女心が本当にさり気なく挟み込まれていてなかなか秀逸。
でももう少し雨宮には甘いシーンを用意してあげたかったかも～～

大使館との間に高い壁を築く外務省官僚の松葉（佐藤浩市）は、お馴染みのワル役と思ったら・・・

人の命よりも国交が大切と言ってのける官僚に、ピシッと言い返すところは、久利生検事ならではで爽快。
国境を超えもせず、国交に神経をすり減らしているとのたまう官僚。
今回も社会風刺が効いているけれど、自由気ままに振る舞うおしのび大使が、そうそう居るものではないよね☆

本庁の牛丸次席検事（角野卓造）と川尻部長（重松豊）は、美味しそうに甘いものを食べる姿が清々しいほど

甘いものを止められているはずの次席が、甘味でうまく丸め込まれるところもツボ。
食べる姿では右に出る者が居ない重松さんの食いっぷりも健在。

ラーメン屋の店員に刑事と間違えられるくらいバレバレの尾行と、極秘の取引なんだから、いくらなんでも撮影中は控えるでしょう？な突っ込みどころもアリ

最後はちゃんと解決できる・・・・という安心感があって、ややもすると後半はダレたかんじもあるけれど、やっぱりHEROは面白い。
クサイのに胸に響く久利生の言葉に、しっかりウルウル☆
ダレるといえば、ペタンクのところはややしつこかたかなぁ。
ふざけた名前だけど、実際にある競技。よくノルウェーでも公園でおじさんたちが、えいやっと重たい鉄球を投げていたっけ。



ソーセージ料理を食べるだけの為に海外ロケまで行ったのーーっ？？なラストは置いておいて、素朴な疑問。
映画の１作目が「HERO」で、今回も「HERO」なんだけど、それはいいのかな？

Comments

[ふじき７８]

> 自由気ままに振る舞うおしのび大使が、そうそう居るものではないよね☆

あの大使がもろ肌脱いで「やいやいやいやい、聞いていれば言いたい事ぬかしやがって。だが、お前らの悪事はこの肩に咲いたネウストリア吹雪が全てお見通しだ」と言ったらもっと展開早かったのに。いやまあ、普通は大使が一番の悪って展開が多い気がするけどね。

[ノルウェーまだ～む]

ふじき７８さん☆
確かに！悪代官ではなく桜吹雪のほうでしたね。
実際には大使の監督不行き届きな話で、ソーセージで一杯やっている間に部下が悪さしていたなんてwww
それにしてもコールマンはコンパニオンをどうするつもりでいたのでしょうね？
ちなみに昔住んでいた家の前にオ○ーン大使館があったのですが、入口のスタッフの一人が通学途中の小学生の女の子を数回連れ込むという事件があって…あれも揉み消されたのでしょうね。

[yukarin]

こんばんは。
やはりHEROは映画でも変わらず（テレビドラマ）でしたね。
彼らのやりとりが面白かったからいいんですけど。
そうそう映画2本あってもHEROなんですよねー
2とか入れないあたりがHEROらしいのかもしれませんね。

[ノルウェーまだ～む]

yukarinさん☆
映画２本とも「HERO」だと今後どうやって見分けるのかしらね？
レンタルするときとか、間違って届きそう～～
唯一映画らしかったのは、ペタンクの壮大なところ？（爆）