これは面白い!!
下品でエッチでキタナイのを笑いにするアメリカンコメディが何より苦手だった私でも、これは面白い!
ただおバカなだけではない、身近な話題でおバカすぎない『ありそうな』ネタが面白いだけでなく、きちんと物語があると言うのが何より良かったwa
1作目がDVD公開記念上映だけだったから仕方ないとしても、DVDスルーじゃ勿体ないなぁ~~
「ネイバーズ 2」 したこめ 公式サイト
<ストーリー>
前作で隣家を借りた男子学生とのバトルも収束し、平穏な日々を送っていたマック(セス・ローゲン)とケリー(ローズ・バーン)は、空き家を借りたシェルビー(クロエ・グレース・モレッツ)率いる女子学生の連日のパーティに悩まされることになる。
なんとか追い出そうとあの手この手を尽くすも、バトルは再び過激になっていく。
実はその裏に、前回バトルに負けてふがいない生活を強いられていたテディ(ザック・エフロン)の姿があった・・・・
テディと久しぶりに再会、何か企んでる??
前作は見てないのだけれども、男子学生の中心人物だったテディは、パーティ三昧の末マック一家とのバトルに敗退し逮捕された上に就職も逃し、ダメダメな人生を送っているのだそう。
今回は親友の中から誕生したゲイカップルが同居することになって、自分が家を追い出される羽目になったところからスタート。
実は何もかもうまくいかないテディの人間としての成長物語にもなっていて、ただのおバカムービーじゃないところがGOOD!
隣家を借りたのは今度は女子学生たち・・・・
アメリカでは学生がクラブを作って家を借り、そこでパーティーをして資金集めをするのが一般的なのだそう。
そういう習慣や女子学生は自分たちでパーティーを主宰できない(アメリカなのに??)など、知らなかった事がいっぱい。
酒をあおり、ハッパをやり、騒いで踊って、うまくいけば2階でエッチ・・・・
そんな男子学生が企画するパーティーに不満を抱いた女子大生が自ら立ち上がっていくなど、等身大の学生を演じたクロエちゃんも好印象。
最近、大人びた役をやろうとして無理があったもんね・・・
嫌がらせはそれなりに過激にエロかったり汚かったり・・・
勿論、アメリカンコメディなので眉をひそめるシーンもいっぱい。
さすがに使用済みのタ○ン○ンを投げるドン引きシーンは、会場の半分以上を占めていた男子よりも、女子のほうがひえ~っとなる。
ただし、男子のおふざけは「あり」」で女子がやるとダメって、それはおかしいよね?というクロエちゃんの台詞にいたく納得。
色々な映画のパロディーもあって、なかなか上質のコメディとなっている
どの映画の?となると判らないのもあるけれど、結構ホラー映画のパロディーがあちこちに。
「おバカ」で笑わせるアメリカンコメディと一線を画するひねった面白さに、ハリウッドの成長も感じられるこの作品。
どちらかというと、あり得ないようなナンセンスギャグではなく、ありそうなネタで笑わせるところも良い☆
ザック・エフロンの見事な肉体美も堪能~♪
ザック・エフロン演じる何もかもうまくいかない男子が自分のやるべき道を見つけていくサイドストーリーも、クロエちゃん演じる女子大生がパーカー姿で気ままに企画するパーティーが大人気になるなど、アメリカの学生のやたら大人びてセクシーな女学生のイメージを覆して自然体なところも良かった♪
食わず嫌いで見てこなかったアメリカンコメディも、これならOK!
そのうち前作の「ネイバーズ」も見てみよう~♪
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント