前日の「中棚荘」より大規模でグレードも高く、宮様や著名人も滞在した有名老舗旅館らしい。信州の迎賓館と呼ばれるだけのことはある☆
息子のとんだ失態で、そんなホテルをノンビリ楽しむこともなく夜遅くに駆け込んだ我が家は・・・・
笹屋ホテル 公式HP 戸倉駅よりタクシー 5分 広々とした温泉が本当に気持ちいい
現在藤祭り開催中(5月5日~15日)らしい笹屋ホテルは、この辺りでは一番の老舗旅館。
老舗と言ってもほぼ全てリニューアルなされていて、新しく綺麗でしかも高級感あふれている。
そんな立派な旅館に、夕食ギリギリ遅れて到着した我が家。嫌な顔もせず暖かく対応してくださるスタッフの皆さんも超一流で感心しきり。
ミニ鯉のぼりが可愛い突き出し・・・・・千曲の名産あんずにクリームチーズを挟んだものが意外な取り合わせながら絶品☆


信州牛のせいろ蒸し、海老進丈若竹椀はとても上品なお味。


茶碗蒸しの上に青のりを混ぜたとろろをかけた二色蒸しは初体験の味。
どれも素材の良さが最大限に生かされていて、さすが高級旅館といったお料理の数々。
でも・・・どちらかというと王道といった印象だったのは、昨夜の「はりこし亭」に感動し過ぎたからかな・・・・
朝目が覚めると、中庭の登録有形文化財にもなっている別棟の『豊年虫』の屋根の上にサギを発見!
『豊年虫』 公式HP(登録有形文化財) 笹屋ホテルの中庭にある別棟でこちらへ宿泊するプランもある。




志賀直哉が笹屋ホテルに逗留中に執筆した小説「豊年虫」から命名した別棟はコンシェルジュにお願いすると見学もさせていただける。
豊年虫とはかげろうのことで、沢山かげろうが飛ぶ年は豊年になるのだそう。
我が家はこの日もスケジュールが押しているので、中庭だけ散策して、再び後ろ髪をぐいぐい惹かれながらも老舗高級旅館を慌ただしく出発したのだった。
この記事へのコメント
セレンディピティ
最高のホスピタリティと心づくしのお料理を堪能されたことと思います。
屋根の上にサギが! 朝からこんな楽しい風景が見られたら、いい一日がすごせそうです☆
ノルウェーまだ~む
そうなんです~目の前に堂々とした落ち着き払った姿でサギがいて…
最初は飾りかと思っちゃいましたよ…(ちゃんと動いてました!)
お天気も最高で、朝からいいスタートでした♪