近未来ものにハズレ無し。この場合のハズレ無しは=ツッコミどころ満載でB級感を楽しめるということ。
ただし、もっともっとB級のダメダメ映画かなと思っていたら、案外アイデアは面白いし思ったよりノオミが頑張っていて展開のドキドキも楽しめたyo
「セブン・シスターズ」 公式サイト (10月21日 公開)
<ストーリー>
爆発的人口増加に伴い、食糧難を解決すべく遺伝子操作の食品を作ることによって、さらに多産が加速し、遂には強硬な一人っ子政策が打ち出され、強制的に1人以外は冷凍保存される事になっている近未来。
こっそりと娘の遺した7つ子を育てる祖父テレンス(ウィリアム・デフォー)は、7人に曜日の名を付け、皆が一人を演じることで長い事隠れて生き延びてきた。
ある日、マンデー(ノオミ・ラパス)が帰らなかったことから残された6人は不安を募らせる。そしてついに屈強な男たちが家を襲撃してきて…
7つ子って顔そっくりだけど、性格は違うのね?な設定は、このさい良しとしましょう
近未来ものであれこれツッコミ入れていたらきりがないけれど、ツッコミどころを探すのもまた楽しい作業(笑)
特にこの映画の面白さは7人がそれぞれ個性を持っていながら、1人を演じて生きてきた・・・・という点。
一人で7人分演じ分けるのに、さらに7人は一人の人間になり切る~~(≧▽≦)
7人を演じ分けるノオミだけじゃない!子役ちゃんもちゃんと数人を演じ分けてるのが凄い☆
外で元気に遊び過ぎて、指を詰めて一人が帰ると、なんと!他の子の指先も落としてしまう祖父のシーンが辛すぎっ(でも後で役立つ伏線となっていたyo)
そんな生活って幸せなの??
互いの個性がぶつかり合って、ちょっとギスギスした感じがしないでもなく、何のために7人の命を必死で守ったかがちょっと伝わりにくいのが難。
肌荒れや健康状態をお知らせしてくれる鏡など、近未来ハイテクグッズがいっぱい
光彩認識制のドアキーとか、掌がPC画面になるとかハイテクすぎるものが、全くの普通のアパートメントに採用されているのに、銀行へ通勤するために通過する関門でのチェックがリストバンドとか、ヌケが多い。
まあ、近未来SFといったらそういうものでしょうけど、そろそろ荒廃したスラムの中にセレブの住むエリアが混在するSFのパターンは飽きてきたかなぁ…
ラボでは強制収容した子供たちを冷凍保存する容器で…
このお話のポイントは人口増加と恐怖政治なんだけど、一昔前のSFっぽいなというのが正直なところ。
と言うのも、日本をはじめとして先進国の人口増加は先細ってきているわけで…
ただし、遺伝子組み換え食品によって多産になるという設定はあながち無いとは言えず、その点は確かに恐ろしい事だわ~~としみじみ。
原作は「月曜に何があった?」という題名で男の子らしいけど、ラストの展開からいくとノオミで正解
様々な性格の特徴は観る前に公式サイトで把握しておく方がいいかも。
ふわっと観ていると混乱してくるyo(≧▽≦)
ラストの意外な展開は、途中の細かいツッコミどころも許せる面白さ☆特にノオミVSノオミの激しい喧嘩シーンは見もの!!
最後眼球がしれっと元通りになっていたのにはビックリしたけどね(爆)
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セブン・シスターズ
Excerpt: 月曜日はお風呂を焚いて、火曜日はお風呂に入る♪
Weblog: ネタバレ映画館
Tracked: 2017-11-13 06:13
セブン・シスターズ
Excerpt: TBはここにお願い致します。
Weblog: 銀幕大帝αTB受付
Tracked: 2018-03-05 17:47
この記事へのコメント
★ちゃ★
私の思い出のイギリスの岸壁ではないのね(笑)
…すまん。こんなコメでf(^_^;
ノルウェーまだ~む
私も舞台がセブンシスターズの崖かと思って(笑)
てか、コメント入れるところが違うでしょーーーー??