二十歳になった息子とねえねも連れて、松山のホームで暮らす義母に会いに行ってきた。
大好きなお好み焼き屋さんに連れて行くと「美味しい美味しい」と言いながらペロリと完食する姿を見て一堂ほっこり☆
自宅の庭を見て急にパパンの『名前』を思い出したりする場面も…
そんな義母を連れて旅行に行ったのは、かれこれ3年半前のこと。ぷち介護☆四国最西端の旅
認知症も進み始めていたので道中も夜中も相当大変だったけれど、アイスばかり食べてちっとも食事を摂ろうとしなかった義母が凄く喜んでくれたのが、三崎港にある「えびすや旅館」のブリしゃぶ。
今回は子供たちを連れて行ってあげたくて、パパンと息子の運転で四国の最西端まで一泊旅へ。
松山から出発してお昼を兼ねて先ずは内子に立ち寄る。
いきなり出迎えてくれたのは満開の枝垂れ桜
東京は急激に暖かくなっていたというのに、ここ数日(23日)は四国松山の方が気温13度と寒かったので、桜は諦めていたからビックリ!!
見事な枝垂れっぷりと、川の透明度にビックリ!何より驚いたのはこんなに綺麗なのに人がほとんどいない事。平日とは言え数えられるくらいって(≧▽≦)
綺麗な川のせせらぎと丁度この日が満開といった具合に咲き誇る川沿いに続く桜とを愛でて大満足。
さて次は人形浄瑠璃で有名な内子の有形文化財芝居小屋『内子座』(大正5年)へ。
内子座 公式HP 2階席から奈落の底までパノラマビューで見られる!
特徴的な瓦の装飾が豪華。招き犬?が1対あって茶目っ気たっぷり☆
外はかなり暖かくなってきたのに、天井の高い小屋の中はひんやり☆
思ったより規模が大きく、いかに芝居や人形浄瑠璃が人々の人気だったかが偲ばれる。
興味深かったのは、舞台脇から降りていく『奈落の底』(一つ上の写真左)
かつては腰を曲げてないと歩けないほど天井は低かったそう。
そんな状態で回り舞台を回す装置やせりの仕掛けをよく動かせたものだわ…と感心しきり。
内子座の向かいにはレトロな美容室。(一つ上の写真右)
大正・昭和レトロが混在する内子の街は人も少なく、なんだか本気でタイムスリップしてきたような気分。
桜も街も独り占めできて、なんて贅沢な旅でしょう☆
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zooey
私も今日、義母と都心の桜を観て来ました。
隅田川、靖国神社、千鳥ヶ淵と、とても美しいのですけど
桜とどっちが多いか?というくらいの人!
特に千鳥ヶ淵は満員電車内状態。
松山はそんなことないでしょうねえ?
セレンディピティ
ご家族お揃いで松山に帰られていたのですね。お義母さまもきっと喜ばれたことでしょう。
前回の四国最西端の旅も覚えていますが、あれからもう3年半でしたか。月日の経つのは早いですね。
今回は内子を経由して行かれたのですね。
私も6年前の今頃、松山から内子を訪れたのですよ。
伝統ある家並が美しい町でしたが、私もまだ~むさんと同じく、人がほとんどいないことに驚きました。
内子座も訪れたのですが、その日は撮影で入れなかったので、中はこんな風になっていたんだ~と興味深く拝見しました。奈落の壁は石造りなのですね。
よかったらご覧くださいませ☆
↓内子散策
http://serendipitydiary.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-252c.html
↓内子の屋根付き橋
http://serendipitydiary.cocolog-nifty.com/blog/2012/03/post-be8f.html
ノルウェーまだ~む
そうなんです!松山の人は桜に感心が無いのかと思うくらい、土手の桜は人が居なくて…
伊東の河津桜のように菜の花と桜のコラボとか、あちこちにあるのですけどね。
シートを広げられる場所がもしかしたら決まっていて、そこはこんでいるのかな??
桜並木独占状態でしたよ♪
ノルウェーまだ~む
松山へおいでになったのは6年前だったのですね!?
私もセレンさんが鯛めしに付いてお書きになっていたのを覚えています。
内子では屋根付き橋をご覧になったのですね~~
実は今回、立ち寄る所を急遽内子にしたので、全く情報が無く(笑)あとで橋の事を知って、行かなかったのを残念がっていたのでした。
次の記事で内子書きますね☆
それにしても人がいない街でしたよね~勿体ない!!
金沢にも匹敵する情緒ある街なのだから、もう少しアピールしたら良いのに…とつくづく思いました。