ただ松山を中心とした東予や中予地方で食べられているのは、ご飯に丸々1匹を炊きこむタイプの鯛めしなのに対して、南予で食べられているのは『宇和島鯛めし』と言って、お刺身の鯛をちょっと甘めの醤油タレに漬けたものをご飯にのせて生卵と刻み海苔でいただくタイプの鯛めしなのだ。
「りんすけ」内子 食ベログ


たいめし1080円 なんという美味しさ!なんという安さ!!やたら観光地化されてないからなのか、素材が違うのかとにかく絶品☆
有名人も多く訪ねてきているらしく、壁の一角には色紙がいっぱい。
九州のお醤油に似た少し甘めの醤油をベースにしたタレに漬けた鯛のお刺身に、卵の黄身とダシフレークと刻み海苔をかけていただくと、まったりとした美味しさで箸が止まらない!!
普段は食べないお漬物も、鯛の煮物もどれも本当に手を抜いていないのが嬉しい☆
パパンはジャコ天うどん 700円 愛媛県人は本当にジャコ天が好きね♪
お汁は甘くて澄んだおつゆ。この甘さが堪らない~♪ 家ではどうしてもこんな風に出来ないのだけど、もう関東人の私でもうどんのおつゆはこれじゃないと!!
お食事のあとは木蝋と和紙で栄えた内子の重要伝統的建造物群保護地区へ。
ここは私たちが結婚して半年後他界した義父と一緒に訪れた想い出の場所☆
内子座近くのパーキングから車を移動して、町並保存センターすぐの町並駐車場へ移動。歩いてすぐ。



趣のある建物が続く素敵な街並み
おばあさんが籠を編んでいたyoひとつ買えば良かった~~
上芳我邸重要文化財
江戸~明治に木蝋で栄えた豪商。現在は木蝋生産の行程を紹介している。入場料500円
今回は内子座でのんびりしすぎたのでパスしちゃったけど、絶対見学をおススメ。
因みに私の結婚前に訪れたときに買ったものがこちら↓
何故2本とも白い和蠟燭を買ったのかは不明(笑)5代目大森弥太郎と書いてあるけれど、手作りしていたおじいさんはもうあちら側にいらっしゃるのかな…
本芳我家住宅重要文化財(非公開)



格子をわざわざ赤く塗ったものとか、屋根の妻の部分に施された懸魚(げきょ)の見事な装飾、手入れの行き届いたお庭に、瓦を貼って目地を漆喰で固めた海鼠壁(なまこかべ)など、豪商の贅を尽した生活を垣間見ることが出来て、思わずため息~♪


お土産屋さんには博物館並の生活に使用していた古道具がいっぱい展示されているyo
こちらで和紙のお土産を購入して、今来た道を引き返す。
やっぱり通りにも数えるほどの観光客しか見当たらず、町ごと独り占めしてゆったり気分を堪能♪
あとは宿までドライブ。息子の運転にヒヤヒヤしながら走りましょう(≧▽≦)
この記事へのコメント
セレンディピティ
宇和島鯛めし、私も松山を訪れて初めて知りましたが、いかにも漁師めしといった感じの素朴で豪快なごはんですね。愛媛は白身のお魚おいしいのでうらやましい限りです。
内子は歴史と伝統が刻まれた美しい町ですね。人が歩いていないので、千と千尋の世界に紛れ込んだような気持ちになりますが...
思い出の和蝋燭と蝋燭立て、すてきです!
ノルウェーまだ~む
私も結婚して義母の作ってくれる炊き込むタイプの鯛めししか知らなかったのですが、宇和島鯛めしも近年認知度が上がってきましたよね。
松山ではスーパーのお刺身からめちゃくちゃ新鮮なので、本当に何をいただいても美味しいですよ。
内子のお土産はセレンさんのブログを拝見して思い出し、引っ張り出してみました(笑)
人が居なくて静かな町は、もっと観光アピールしたらいいのに…と思う反面、このまま静かな雰囲気を守ってほしいという気になるくらい素敵な町ですよね☆