「万引き家族」☆ハッピーでもバッドでもない是枝エンド

確かに是枝作品である。
ハッピーエンドにはならない、かと言ってバッドエンドでもない。深く深く掘り下げてから、穴を塞がないままそっと立ち去ってしまう。
まさにそれが是枝エンドの見事さなのである。


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万引き家族 公式サイト

<ストーリー>

治(リリー・フランキー)は祥太(城桧吏)といつもの万引きをした帰り、寒い夜のベランダで独りぼっちの少女を拾ってくる。子供の身体にある傷を見て、一緒に家族として暮らすことを決めた彼らは、初枝(樹木希林)の家で肩を寄せ合って笑いの絶えない日々を過ごしていた。
ある日怪我をして現場から帰ってきた治だったが、労災は下りず、ついには信代(安藤サクラ)もクリーニング店をリストラされる。
少女の捜索願が出されたことを知ったが、リンと名前を変え少女は家族と暮らす道を選ぶ。祥太は少しずつ万引きを教えていくが、いつもの駄菓子屋でリンが初めて万引きをした日、そこの主人に諭された祥太は、家族の家業に疑問を抱き始め、ついに・・・


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子供に万引きをさせるシーンは正直眉をひそめるものだったけれど、家族の様子をみるにつけ何故かこの家族を応援したくなってくる

実際に子供に万引きさせていたという事件があった。
シェルターに逃げたり様々な理由で戸籍が無いまま育った…という人も実際に居る。
親の年金だけで生活し、亡くなった後も床下に埋めて年金を搾取していたという事件も記憶に新しい。

様々な事件を一挙に引き受けたような、社会問題のデパートのような家族だけれど、それは全くの絵空事ではないと言う現実。

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樹木希林が入れ歯を取って、よぼよぼ感を存分に出しながらも、他の役者を喰わない範囲で素晴らしい演技をしている☆

唯一、親戚関係にある初枝(樹木希林)と亜紀(松岡茉優)。
どういった経緯でJKの亜紀が自分のおじいちゃんの元の奥さんのところへ転がり込んできたのかなど、それぞれの過去や事情は明かされるようでいて、最後まではっきりとはさせない。

この知りたいけどハッキリさせないのは、是枝監督作品ならではでもあり、映画がドキュメンタリーでもあるかのような真実味を持たせて、あなたの隣の家で起きていることとして捉える事に一役買っている。

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先日起きたばかりの痛ましい事件を彷彿とさせる

誘拐した(=ベランダから救出した)ゆり(のちにリン)は、同じく虐待されている母からはネグレクトを受けているけれど、決して愛されていない訳ではないというのがミソ。
ゆりは他人に対する気遣いが出来る少女で、それは親からちゃんと愛情を受けている証拠だと作中でも話しているように、物を買い与える事でしか愛情を示せないけど不器用な若い未熟な母の姿がそこにある。

「そして父になる」やこの作品の亜紀の両親がそうだったように、『子供を愛する』とはどういうことか?という多くの家族が抱えるテーマこそが、是枝作品の不変的命題なのだ。

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むぎゅ~~~っと抱きしめて欲しい
社会の規範に捉われない生き方は自由で気ままで、人の目を気にせず(万引きの時以外)いい加減だけど温かくて楽しい。
社会の模範となるべき生き方は、子供をまっとうに育てようとするあまり窮屈で厳しく、ちゃんと子供を愛しているのに愛情は伝わりにくい。
この二つの対立が必ず描かれる是枝作品。どちらも正しくもあり間違ってもいる。

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安藤サクラの取調室の演技は見事と言うしかない!!

ここからはちょっと不粋な話になるけれど、是非知ってもらいたいことがある。
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セカンドハーベストジャパン 公式HP
実は私が毎週1回ボランティアとして参加している団体が、この2hj(セカンドハーベスト)という日本初のフードバンクなのだ。
まさにこうした行政の隙間からこぼれ落ちた人たちが万引きなどをしなくても済むように、企業の食品ロスの問題とを繋ぐ活動をしているというわけ。

ひとり親世帯、生活保護の申請が通るまで(3か月くらいかかる)の間の援助、難民や職を得られない外国人、孤児院や障害者支援施設、貧しい子供の無料塾、シェルター、ホームレス炊き出し団体などに、賞味期限が数か月に迫ったり規格外や期間限定商品の売れ残りなど廃棄する運命の食品を再配布しているのである。

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最近とてもショックなことがあった。
久しぶりに会ったママ友に「何で時給も出ないのにボランティアなんてするのぉ~?」と本当に嫌そうに聞かれたのだ。彼女は商社マンの奥様である。
ボランティアを褒めて欲しいわけではない。寄付を強要したこともない。
なのに最近は2hjについて話すことすらはばかられる雰囲気になることが多い。震災の頃は皆あれほど熱に浮かされたようにボランティアを叫んでいたのに…

この物語の最後は哀しいかな、偽りであっても家族の絆が引き裂かれた形で終わってしまう。
社会的には正しいところへ帰って行った彼らは、果たして幸せになったのか?

こんな人たちはほんの一握りの貧乏人だとのたまう、ヘリコプターに乗って「YES!〇〇〇クリニック!」と叫ぶあの人のように、多くの人の無関心から『埋もれてしまう事』の虚しさを是枝エンドで表したのではないか?私にはそう思えてならない。

この記事へのコメント

  • zooey

    >どういった経緯でJKの亜紀が自分のおじいちゃんの元の奥さんのところへ転がり込んできたのか

    そう、その辺は描かれませんでしたね。
    亜紀にとっては初枝は祖父の先妻、普通だったら殆ど関わりを持たないような間柄ですものね。
    初枝と治夫婦の関係も曖昧でしたし。
    是枝監督にとっては重要なことではなかったのでしょうね。

    ボランティアを長くされているまだ~むさんには頭が下がります。
    私も長くしていましたが、趣味の延長のようなものですので。
    お身体に気を付けて頑張ってくださいね。
    2018年06月15日 11:47
  • ノルウェーまだ~む

    zooeyさん☆
    細かいディティールをあえて描かないところが、きっとリアリティなんだと思いました。
    きっとあの家族も互いのことを深く詮索せずに一緒に暮らしているのでしょうね。
    そういうところがきっと居心地の良さに繋がっているのかもしれません。

    ボランティアは木曜の担当が私一人なので、辞めるどころか休むこともままならない状態になってしまって(苦笑)でも誰かの役に立てれば…と思い地味に続けております。多くの方が少しでも関心を持ってくれたらいいな☆と思います。
    2018年06月16日 00:25
  • にゃむばなな

    細かいディティールを描くことは、是枝作品にとっては、ある意味「野暮」なのかも知れませんね。
    個人的にはそういう「野暮」は好きです。

    家族って、そもそも夫婦が他人同士なのですから、血の繋がりよりも心の繋がりでスタートするもの。
    家族にとって本当に大事なものは?という言葉にしない問いにカンヌ国際映画祭がパルムドール受賞で答えを出したのかも知れませんね。
    2018年06月16日 00:29
  • ノルウェーまだ~む

    にゃむばななさん☆
    まさに仰る通りですね!
    血の繋がらない同士で夫婦になって絆を深めて行くのが家族ならば、絆の深いものが繋がって家族になっても良いのでしょう☆
    そして是枝監督がハッキリとした答えをあえて出さず、投げかけた問いに、しっかりパルムドールが答えてくれましたね!

    私も監督の「野暮」好きです!
    2018年06月16日 00:50
  • セレンディピティ

    まだ~むさん、こちらにも。
    本作、まだ見ていませんが、2年前にパルムドールをとった「私は、ダニエル・ブレイク」にも通じるように思いました。
    カンヌの授賞式の時に聞いた”見えない人々”ということばが心に残っています。
    ふだん恵まれた生活をしている私たちは気がつかないけれど、こうした事件が起こって初めて、困難の中にいる人たちが身近にいることを知って愕然とすることがありますね。
    事件の上辺だけを見れば紛れもない犯罪だけど、そこに至るまでには相応の理由があり...そこに思いが至らなければ社会は変わらないと思います。
    弱者を自己責任と切り捨てる今の風潮には危機感を覚えます。
    まだ~むさんのセカンドハーベストのことも思い出しましたよ。いつかお話を聞かせてくださいね。
    2018年06月18日 01:17
  • ノラネコ

    ラストのゆりちゃんが、現実の虐待事件と被ってしまって・・・
    演じてる子がアマゾンのパンのCMに出てるのですが、寂しげな表情とか映画のまんまで、見るたびに「ゆりちゃん幸せになれたかなあ」と思い出して涙。
    余白が広すぎるのも罪作りです。
    2018年06月18日 22:58
  • ノルウェーまだ~む

    セレンさん☆
    「私は、ダニエル・グレイク」は実は未見なのです。
    こちらの作品も見てみなくては!!
    カンヌの方向性が良く判りますね。煌びやかなアカデミーの世界とはちゃんと一線を画しているのが素晴らしいです。

    私は毎週こういった人々と顔を合わせる機会があるので、特に思うところがありました。
    何不自由のない生活を送る人たちには気付かれる事もない『見えない人々』が、実は沢山いるのですよね。私からすると『気付こうともしない』と表現したくなる時がありますが…
    最近、プチバブルの再来といった富裕層との二極化が目立ちます。
    キラキラした映えるものにしか価値を見出せない風潮に、本当に危機感を覚えずにはいられません。
    2018年06月18日 23:07
  • ノルウェーまだ~む

    ノラネコさん☆
    そうそう!私も映画を見てから気付きました!!
    いつも寂しげな表情のパンのCMは、まさにこの子ですよね~~☆
    改めてバツグンの演技力に感心させられます。
    ママは食べられるパンをくれないかもしれないけど、いい人に米粉のパン貰えて良かったねって、つい思っちゃったり(笑)
    2018年06月18日 23:11
  • 本物の家族のようでしたね。血が繋がっているという事は、絆の条件でもありますが、どんなに遠くても、相通じるものがあれば、家族になれる。これは、友達以上でもあり、本物の家族以上でもあるもので、近所の人でも、あんな仲のいい家族を偽物だとは見抜けないでしょうね。

    むしろ、他人とここまで仲良く暮らせる関係が、家族のみに止まり、友達サークルのように拡大して行かない事に、不思議を感じました。遊びも、真面目も、真剣に出来る間柄というのは、やはり、不特定多数の他人の子でも拾ってきて、暮らせる人間力のある夫妻でも、なかなか得難いのでしょうか。それとも、経済的な問題でしょうかね。

    ボランティアの件は、お疲れ様です。こういった人間力や優しさがあり、零落した人々を受け入れられる柴田夫妻が、ワーキングプアに陥り、成功出来ていない事も社会の問題かも知れませんね。
    2018年06月22日 20:27
  • keith

    こんにちは!

    私も昨日万引き家族観てきたところで、今もまだずっと心に残っていて。
    家族とはどんな絆で結び付いているのか、血のつながりよりも、心のつながりを少しずつ重ねていくことが絆ということなのかなと考えさせられました。
    関係とは想いで強くも弱くもなるものなのかなと。

    ゆりちゃんは最近の事件からも思い出すように、本当に心が痛みました。
    今この瞬間にたくさんの虐待やネグレクトを受けている子供達がいるという現実。
    親を責めるだけではなく、そういう親を作らない社会を作る必要があると感じています。

    まだ~むさんがされている活動も正にそういう人たちを少しでも減らしていくことに繋がる活動ですよね。
    気持ちがあっても行動していない自分を思うと本当に頭の下がる思いです。
    2018年06月23日 08:15
  • ノルウェーまだ~む

    隆さん☆コメントありがとうございます~
    他人を救済するために人間力のある人と経済力のある人が同じであることが必要となってきますが、なかなかそうもいかないものですよね。
    逆に言ってみると豊かに暮らしている人と言うのは自らの利益のみを追求してその生活を得ているのであって、赤の他人でも救済している人は持ち出しが多いわけですから、どんどん困窮していくようにも思えます。
    だからといって万引きしていいことはないので、理想の家族ってなに?とか家族の絆って何?とか色々考えてしまいますよね☆
    2018年06月23日 23:57
  • ノルウェーまだ~む

    keithさん☆お久しぶり~~♪
    家族の絆って本当に難しいよね。
    血がつながっているからこそ関係がややこしくなったりすることも有る訳で。
    この映画の家族は、逆に血の繋がりや戸籍上のしがらみに縛られないからこその関係が、心を解き放して素直にぶつかり合い、労わり合い、そしてある程度気遣い合えたのかなって思いました~~

    私が参加している活動はどんどん輪を広げて、今年ついにNPO法人となったのだけど、私自身は週1回しか参加してないし、まだまだですwa
    それでも多くの人に興味を持って貰えたらそれだけでいいかな♪って思ってます。気が向いたら要らなくなった本の寄付や食べない食品の寄付からならすぐに行動出来ると思うので是非やってみて~!!
    2018年06月24日 00:09
  • さすらい日乗

    大島渚の『少年』を越えていないのではと思います。
    時代が違うと言えばそれまでですが。
    2018年07月08日 08:54
  • ノルウェーまだ~む

    さすらい日乗さん☆はじめまして!
    大島渚の「少年」は見た事が無かったデス。
    今度機会があったら見てみたいと思います。
    2018年07月08日 21:16
  • ここなつ

    こんにちは。
    そうですね、仰るとおり、どちらも正しくてどちらも間違っているのですよ。私にはそういう気がしました。
    だからこの作品を見ると、答えの出ない考えをぐるぐる回していくことになるのですよね。
    2018年07月13日 18:12
  • ノルウェーまだ~む

    ここなつさん☆
    正にそうなんですよね~~
    是枝作品は結論をハッキリさせないことで好き嫌いが案外分かれることが多いですけど、良い悪いとか白黒がキッパリさせられない、答えが出ないような問題というのが世の中の現実であったり本来の姿だったりしますね。
    其処にあえて切り込んでいこうとする是枝監督ってやっぱりすごいなって思います。
    2018年07月14日 14:14
  • ごみつ

    こんばんは!

    私も遅ればせながら見に行ってまいりました。
    素晴らしい映画でしたね。

    それこそ、この疑似家族の姿の中に凝縮された、今の日本の様々な問題で、息が苦しくなるくらいでした。
    海のシーンが幸せな時間のマックスで、この後、迎えるであろう終わりの時を思い胸が苦しくもなりました。

    とにかく安藤サクラさんをはじめ、出演陣の演技は見事の一語でしたね。

    それと、ボランティアを長く続けていらっしゃるんですね。心ない事を言う方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなの気にせずがんばって下さい!たぶん、同じ事が出来ないので、まだ~むさんの事が羨ましい様な妬ましい様な気持ちなんじゃないかしら。

    人は人、自分が信じる事を続けて下さいね。応援しています。
    2018年07月19日 21:25
  • ノルウェーまだ~む

    ごみつさん☆
    嬉しいお言葉ありがとうございます!!
    時々心が折れそうになりますし、何しろこの暑さでほとんど外のお仕事は体力的にもへばってしまいますが、こうして励ましのお言葉を頂くと再び闘志が燃えてきます、感激です☆

    海のシーンは樹木希林の演技も相まって、本当にあったかいけど切なくなりましたね。
    1つ1つのシーンで胸が苦しくなり、いつまでも心に残る作品だったと思います。
    2018年07月20日 01:16

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