「ロア～奇妙な伝説」☆ｼｰｽﾞﾝ２「バークとヘア」でｵｰﾙﾄﾞｵﾍﾟﾚｰｼｮﾝｼｱﾀｰを思い出す

ごみつさんがオススメしていたamazonプライムビデオで「ロア～奇妙な伝説」をシーズン２まで一気見したYO
fuluでも日本版「ほんこわ（本当にあった怖い話）」的、不思議な話や連続殺人鬼の実話ものが好きな私は、すっかりハマってしまったのだった。

全てが『実在の人物、事実に基づいている』

シーズン１は再現ドラマを挟みながら類似の事件や当時の写真、アニメーションも盛り込みアーロン・マーンケの語りによって、より伝承にリアリティーを持たせることに成功している。
私は気付かずに吹き替え版を見ていたのだけど、浪川氏の声も聴きやすくこちらもgood！

内容的には狼男や交霊術、人形の呪いなどあくまでも伝承であることがポイント。いかに多くのか弱き女性たちが、迷信と言う名のもとにハラスメントを受けていたかが良く判る。

シーズン２は製作費が増えたとみえて、語りが無くなったのは残念だけど、その分ロケで映画のような本格的な映像がとても見応えあるものになっていた。

特に興味をそそられたのは、『医学の為に』を合言葉に、解剖用遺体を確保するために多くの殺人を犯した「バークとヘア」の回。
彼らは墓から遺体を掘り出して、解剖したい医者に持って行って金にするうちに、殺人に手を染めるようになり16人もの人を殺めたスコットランドの実在の人物。

エジンバラにあるグラスマーケット。ここで公開処刑が行われた。（写真は2010年9月撮影）➡スコットランド旅行☆ホラースポットな街

見終って思い出したのは、解剖を見せるためのこの部屋

実はロンドンにオペレーションシアターという博物館があり、そこで実際に使われていた解剖見学室を見た事があったのだ。こちらはロンドンなので、どちらかと言うと「フロムヘル」に登場した解剖室…と言うのが正解かな。

中央の寝台の下には、流れ出た血を受ける砂の箱。

ギコギコするやつ、めっちゃ痛そう…
こちらの施設では手術の様子を研究者たちに披露していた模様。

壁には教授が付けていたのか、うっすらと血のシミ（？）らしき汚れの付いたエプロン

包帯をくるくる巻く道具

ガラスに映り込んでいるのは私ﾃﾞｽ。ご安心を。

良く見ると首にチェーンが繋がっている！（クリックで大きくなるyo）まさかの生きながらにして？

バークもこうして献体となって、今現在は骨格標本として展示されているのだそう。
『医学の為に…』

Comments

[ごみつ]

こんばんは！

ロア、楽しんでいただけた様で良かったです～。

吾郎ちゃん司会の「本当にあった怖い話」は私も大好きで毎回楽しみにしています。マンガに至っては定期購読までしています。（爆）

「医学の為に」バークとヘアの話も、ちょっといたたまれなかったですね～。彼等の行動がどんどんエスカレートしていっちゃうのが見てて怖かったです。
それにしてもスコットランド旅行で、彼等が処刑された場所に実際に行かれていたとは！
ロンドンの博物館も怖い～～。

医学がらみだとロボトミー手術のも怖かったナ。あれ、一世を風靡したんですよね。ほんのちょっと前の事なのも恐ろしかったです。

いや～、やっぱ面白かったですよね、ロア。

[ノルウェーまだ～む]

ごみつさん☆
楽しめました～！！今まで知らなかった伝承もあって、とっても興味深かったデス。
実は私吾郎ちゃんの「ほんこわ」怖くて見れないの…（笑）
ホラーはどんなにグロくても作り話なので平気なのですが、『本当にあった』っていうのがどうも…
物語的には退屈するほど何も起きないのに超怖いじゃないですかぁ！漫画はノルウェーで読んで以来トラウマなんです
あ、でもホラーでも呪怨と富江だけは駄目ですぅ～

ロボトミーも怖いですね。医学と信じられていただけに…
凄く昔のお話もなかなかに残酷なのですが、ロボトミーは近年の話ですものね…ｶﾞｸﾌﾞﾙ

[セレンディピティ]

まだ～むさん、こんにちは。
ロア、早速ご覧になられたのですね～しかも一気見とは。怖い話が苦手な私ですが、実話にもとづく話は好きなので、いずれ見てみたいです。
「バークとヘア」の話、私も聞いたことがあります。まだ～むさんは実際に舞台となった実験室もご覧になっているのですね。
人間はどこまで残酷になれるのか...恐ろしくなりますね。

[ノルウェーまだ～む]

セレンさん☆
今では恐ろしい事も、当時は本気で信じられていて大真面目にやっていたことばかりなのですよね。
強い者に逆らった事で魔女や呪いという扱いになったり、無知からくる恐怖に気持ちが支配されたり…
昔の童話って結構残酷ですが、ロアを見たらごく普通にあったのだなぁと納得しちゃいました。
ホラーでは全くない（人形の回以外は）ので安心して見られますよ♪