「利根川をマイケルダグラスがやるんですよ~~♪」と福本夫人から直接メールを頂いたのだもの、観ない訳にはいかないでしょう☆
「未体験ゾーンの映画たちでは『特捜部Q』シリーズの新作を観るつもりだった私。
でも風邪がひどく床に臥せっていたので春まではお預け…と思っていたところへ夫人からのメール。
しかも中国版「カイジ」は1月24日で終わっちゃうと知って、薬をしっかり飲んで映画館へダッシュ!
「カイジ 動物世界」 未体験ゾーンの映画たち
<ストーリー>
定職にもつかずゲームばかりしているカイジ(リー・イーフォン)は友人に騙され多額の借金を背負っていた。
しかも重篤な病の母の入院費用も支払えずにいると、負債者に一括返金のチャンスを与えるギャンブル船「デスティニー」への乗船を勧められる。
勝てば一括返済、負ければ命の保証はない危険な掛けに挑むカイジは、信頼できそうな仲間と作戦を練るのだが・・・
なぜか冒頭からピエロ、そしてちょいちょいピエロ
藤原竜也がカイジを演じた日本版「カイジ」と大きく違うのは、度々このピエロの妄想をすることと、結構長めのカーアクションがあること。(→「カイジ~人生逆転ゲーム」圧倒的『狂宴』)オリジナル版は鉄骨渡りからeカードまで網羅。
確かに『限定ジャンケン』だけでは2時間もたないのは判るけど…?
もうひとつ原作にもない設定、カイジに彼女が居る!!
藤原竜也版カイジの何が良かったかって、カイジ本来の持ち味でもある『ヘタレ』な部分が実に巧かったから。
中国版カイジはきちんとしていて普通に彼女もいるよね?な雰囲気で、まるでヘタレてないのだ。
エスポワールならぬ、ディステニーの中は結構ワールドワイド
様々な国の人が居るのは自然なことで、ここは非常に良いと思う。
しかもジャンケンなら世界中の人が理解できるゲームだし、さり気なく同時通訳のイヤホンを付けてる設定にしてあって抜かりが無い。
本当だ!利根川の役をマイケルダグラスがやってるぅ~~~!しかもちょいと出るのではなくしっかり登場
さすが中国マネー、いったい幾らつぎ込んだのかしら?
後半の限定ジャンケンのところから、ぐっと面白くなってくる
後半は原作や日本オリジナル版、さらにアニメとも同じ展開。
知っているはずなのにハラハラするのは演出が巧いという事なのかもしれないけど、未だにどうしてその作戦だと勝つのか?というのが何度見ても私が理解できてないから(爆)
うーむ、福本先生はやっぱり天才なのかも・・・・
映画は続編ありとのことで、次には何故「動物世界」なのかが判るのかな??
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この記事へのコメント
ふじき78
香川照之とマイケル・ダグラスが同じ役を演じてるだけで、楽屋落ちではあるけど異常に面白い。
ノルウェーまだ~む
要らないよね~~~(笑)
マイケルダグラスがこのあと焼き土下座するのかと思うと続編もとっても気になっちゃいますね♪
ピエロとモンスター止めたら結構良かったと思うのですが…