それを超える作品?大判のハンカチを用意して観に行ったものの、涙はちょっぴり。
帰宅してから夫に「どうだった?」と聞かれ、ラストを説明したけどどうも上手く伝えられない…しまいには「それじゃあトイ3の保育園にいたほうが良かったんじゃない?」の発言に返す言葉も見つからない私なのだった。
<ストーリー>
ボニーの家で倉庫に留守番が多くなってきたウッディは、彼女が幼稚園でフォークで作ったお気に入りのおもちゃフォーキーが、すぐにゴミ箱へ入ろうとするのを止める役目を買って出る。
家族で移動遊園地へやってきたボニーのキャンピングカーを追って、ようやくキャンプ場へたどり着いたウッディとフォーキーはアンティークショップでかつての恋人ボー・ピープと再会する。
ショップには古いアンティークドールと腹話術の人形たちが待ち構えていて…

今度はいよいよ捨てようとしていた、手作りの作品まで手放すことが出来なくなる!?と思ったけどストーリー的にはそこまでではなかったne(笑)
ちなみにこちらが息子が小学生の時に作った人形。名前はヤンキーナッツくん☆次回作があるなら是非ともこれを主役にしてほしいな
勿論、笑いもいっぱい♪
特に手作りおもちゃのフォーキーが自分をゴミと思い込んでゴミ箱へ突進していく様子や、足が短すぎて歩きにくくて道路をカタカタと引っ張られていくのとか、モールの手がすぐに下へ滑っていっちゃうのとか、とにかく素材感が秀逸!!!

実は「トイ3泣くでしょう?」と話をしたら「どの辺で?」と聞く友達がいて度肝を抜かれたのだけど、その彼女が「えーっとどんな話だっけ?あ、おじいさんのカーボーイが出てきて…」と言うので2度ビックリ!
いやウッディじいさんじゃないからっ!とその時は思ったのだけど、今回初めて字幕で鑑賞したら確かにトム・ハンクスの声だとおじいさんのイメージあるかも・・・

今作は不良品で誰からも遊んでもらったことのないアンティークドールのギャビーの切ない気持ちにそっと寄り添うフォーキーが色々な事を学んで成長していく物語でもある。
結末に心からは納得いってない私も、ウッディがギャビーの悲しみを知った時の表情を見て、薄々彼の決断には気付いていた。
困っている者を助けたいと思う、何しろそれがウッディなのだ。
そのウッディの志をフォーキーがしっかり受け継いだEDのラストは思わず胸が熱くなったyo

(全盛期から少し飽きられてまた復活しつつある)キアヌ・リーブスがいいかんじに声を充てていてかなり笑える~~
エンドロールの最後のカンパニーロゴまでしっかり見て楽しんでほしい☆

3D用に制作されているけれど2Dでも十分立体に見えて、あちこち壊れている陶器人形のボー・ピープとセルロイドのギャビー、プラスチックのウッディと質感の違いもバッチリ!
今まで以上にリアルで、ますます人形に魂があると信じてしまいそう~
最後まで見てこの物語は我々人間もどう生きるのか?と問いかけてくる物語なのだと判ってくる。
自らの存在価値をどこに見つけるのか?求められる存在とは何なのか?
一方的に求められる事を望むのではなく、困っている者を助け、迷っている者を導くことで自らの有り様を追求し成長することの大切さを子供にも大人にも教えてくれているんじゃないかな☆
この記事へのコメント
セレンディピティ
トイストーリー4、早速見に行かれたのですね。
3は大傑作で、私も見るたびに号泣してしまいます。4はそこまでの感動はないのかも?しれませんが、ハートウォーミングなすてきなお話のようですね。
劇場は無理かもしれませんが、いずれ必ず見たいです☆
それにしても息子さんのヤンキーナッツくん、かわいい~♪
どことなくフォーキーにも似ていますね。(^_-)-☆
きさ
1も2もテレビでいいかげんに見ました。
流し見したので記憶もおぼろな感じ。面白かったという記憶はあるのですが。
3もテレビで見たのですが、割とちゃんと見てやはりいいなあと思ったので、4作目は初めて劇場に行き、吹き替え版を見ました。
やはりいいですね。とにかくお話がよく出来ています。
笑わせてハラハラさせラストは泣かせます。
全作を見ている人の気持ちはわかりませんが、個人的にはとてもいいラストだったと思います。
でもシリーズに思い入れがある人には物語が思ってしまった喪失感があるのでしょうね。
ノルウェーまだ~む
ヤンキーナッツをお褒めいただきありがとうございます!
いつか世に発表したいと思っていました(爆)
娘は細かいものを作るのが小さい頃から得意でしたが、息子にもこんなセンスがあるのか!?と非常に感心したものでした。
ゴミにしか見えないものにも命が生まれる世界観は非常に感情移入しやすかったデス。
ノルウェーまだ~む
流し見なんて勿体ないですよ~
4をお気に召したのでしたら、是非とも3をじっくりと見直してくださいませ☆
物語が終わった喪失感は既に3で味わっているので、それほどでもなかったですが、実際これで「本当におわり」を突き付けられた気もします。
ごみつ
「トイ・ストーリー」は3作、テレビで見ました。やっぱり3作目は心に残りますよね。
私と妹もぬいぐるみが大好きで、捨てられずにず~っととってあったのですが、引っ越しの時にほとんど処分しました。
全てのぬいぐるみをとても可愛がっていたので、胸が引き裂かれる様でした。「トイ・ストーリー3」の事も思い出したりしましたよ。
ヤンキーナッツ君、めちゃくちゃ可愛い!!頭のリーゼント?がいかしてます!( *´艸`)
ノルウェーまだ~む
リーゼントいかしているでしょう?ポケットに手を突っ込んでるかんじもなかなかのセンスと我が子ながら感心しているのです~~
おもちゃに対する思い入れが大きいほど、おもちゃ目線の物語もよりグッと胸に迫りますよね☆
私は自分のおもちゃの最後の1つもとうとう処分しましたが、子供の物はまだ取ってあります。正直困っちゃうんですけど(苦笑)
latifa
手作りのお人形、ユニークですね!
この人形は、もちろん、子供さんのぬいぐるみ、ちゃんとずっととっておいてるのですね。
私は自分のは、はるか昔に全部捨ててしまって、大人になってからトイストーリーを見て、ものすごく後悔して、自分の子供のお気に入りは捨てずにずっと取っておこう!と決意した、人生を変える作品でした^^
>しまいには「それじゃあトイ3の保育園にいたほうが良かったんじゃない?」の発言に返す言葉も見つからない
確かに・・・。ウッディが大学に行っていたら?みんなで屋根裏部屋に暮らしていたら?と、考えずにはおれませんでした。
見終わった直後はショックで呆然となってましたが、色々な人の感想(肯定意見)を読んで、そういう考えもあるかあ・・・と、少し落ち着いてきました。
ノルウェーまだ~む
>
ありがとうございます!フォーキーを見ていたら急に懐かしくなって写真UPしちゃいました♪
子供たちのぬいぐるみは厳選してとってあります。
そのうちのひとつは家族みんなの大切なものでもあります。
ウッディの立場からいくと今回のラストもありなのかな?と思うのですが、トイストーリーシリーズファンから言うとこの映画で「友情より愛を選んだ」ことが果たして正解なのか、ちょっと引っかかっちゃうのが正直なところですよね…
ノラネコ
だから観てない人に伝えるのは凄く難しい。
オモチャの世界から生き方を問われる物語ですね。
ノルウェーまだ~む
>
ウッディの生き様、まさにこれですよね。
ある意味すぱっと人生を自らの手で完結に導いた彼の潔さに感服します。
私も次の世代に未来を託して、そろそろ余生を送ろっかなぁ~~
にゃむばなな
やっぱりこのシリーズはウッディとバズの物語。
だから『トイ・ストーリー』は3で終わり、ここからは『ウッディ・ストーリー』が始まったんだと思うことにしますよ。
ノルウェーまだ~む
>
判ります!!全く同じ気持ちです。
3の時に流した涙はいったい・・・??
『ウッディ・ストーリー』になるのか、『フォーキー・ストーリー』になるのか?どちらでも何とも寂しい気持ちです。
SGA屋伍一
そうそう、問題児だったフォーキーが少々たくましくなって?ウッディの後を継ぐシーンよかったですね。こういうのに弱いです
Nakaji
私、この映画に思い入れがなかったから試写会で見たんですが、
ラストもふーんって感じで見てました。でも好きな人は納得されてない感じですよね。
そして、なんかずっとシリーズで見てたけど、このラストにすると、訴えたかったことがブレているような気もしましたけど、成長したらなんか訴えるものも違うのかな~って思いながら見ておりました。
ノルウェーまだ~む
>
できるだけ作品は取っておいてあげたいのだけど、そのせいで家の中はぐちゃぐちゃですわ(笑
特に立体の物はいつしか壊れていってしまうので、綺麗なうちに写真に収めて処分するのが正解なのかも~~
フォーキーがお兄さんになっていくかんじ、良かったですよね♪
ノルウェーまだ~む
>
ひえーっ!ふーんでしたかぁ?
そうそう、今まで訴えてきたテーマとちょっとずれて行っちゃいましたよね。
そう言う点でラストは納得し難かったです。
隆
全体のストーリーとして、結構意地悪な演出もあったような。でも、優しさは、子供も大人もなく、誰もが大切にしたい人とか、相手の気持ちを推し量る事が出来れば良いのだと思います。見た目は子供ながら、頭脳は大人というのが、この冒険の経験豊富な、成長するおもちゃたちの活劇にはあるんじゃないでしょうか。
出生や血縁といったルーツや、おもちゃですから、そうした血縁は無くとも、ずっと仲良くしたかった相手が居たと。でも、ギャビー・ギャビーの決断は、そうしたルーツと向き合いながら、現実の人生を生きて行く、ウッディたちのように完全な自由と冒険でなくとも、ルーツの変化を受け入れる、好ましい成長だと思いました。
ノルウェーまだ~む
>
結構男の子でもぬいぐるみ遊びは好きなんですね☆
息子はぬいぐるみで遊んでいるところを観た事ないですが、その実大切にしているぬいぐるみたちがあったようです。
ウッディの新しい選択がより良い成長を促してくれると良いですよね☆