広尾・恵比寿「レストラン マノワ」☆繊細かつ上品ジビエ

ジビエと言えば大胆でワイルドなイメージなのだけれど、こちらはとっても繊細で表情豊かなジビエが味わえる。
鹿・いのしし・ひぐま・あなぐま・雷鳥とラインナップはなかなかに荒々しいので、いったいどんなお料理なのか・・・?わくわく☆


「レストラン マノワ」公式HP 広尾駅からも恵比寿駅からも徒歩10分
入口が奥まっているマンションの1階にある。3グループのテーブル席とカウンターのみのこじんまりとしてシックな店内。なるほどそれだけに心配りもお料理の質も行き届いているわけne☆
厚手の木製の真っ黒なプレートには、マノワのロゴが入っている。
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最初にバゲットと早押しクイズのスイッチのような球体のバターが登場。
今回は4800円のプリフィクスコースで。飲み物付き+前菜+メイン+デザート+お茶か、前菜+本日の魚+メイン+デザート+お茶のどちらかが選べる。グループで違っていても良いのが面白い!

私の前菜は「岐阜県・天然すっぽんのフリット 蓮根のブールノワゼットソース」
身をほぐしたすっぽんはねっとりと球状にまとめられ表面はパリッと揚がっている。2種類の製法の蓮根と、濃厚なソースが絶妙なバランス。
すっぽんに馴染みが無かったのでこんなものかな?とにかく美味しかった♪

息子は「熟成日本鹿のテリーヌ 山梨県・芦安の野菜と共に」
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パパンとねえねは「カマスの炙りマリネ 焼きナスの冷製と生姜の泡」
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ふたりが小休止の間、私と息子は本日のお魚
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この日は「サワラのたたき アサリのソースで」アサリの旨味がしっかりしみている大根がちゃんとフレンチに仕上がっているのも秀逸!
息子はこの日、これが一番美味しかったそう。
結構なボリュームで既にお腹がいっぱいになってきた~~

息子のメインは「☆いのししのロースト 猪のジュとエピスソースで」意外とクセもなくあっさりとしたお味。(プラス800円)
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「日本鹿(ミンチ肉)のパイ包み焼き 日本鹿のジュとジュニパーベリーの香り」
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ベリーとワイン?の結構な甘さのソースが意外と合う☆
パイ包みが小ぶりで良かった~♪
鹿肉もクセが無く、柔らかいビーツとバラの花びらのような鮮やかなものもビーツ?こちらはカリリと食感が違うのも楽しい☆

ラムがあったら絶対食べちゃう二人は本日のお肉料理「ラムのロースト」
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こちらが本日のベストメニュー!!ラム好きも満足できる、ちゃんとラムらしい芳醇な香りがしていると大絶賛!さすがジビエのお店だけある!
付け合わせの赤唐辛子のフリットもユニーク。

「溶けちゃう!」と食べ始めちゃった息子のデザートは「巨峰とクレメダンジュ 巨峰のグラニテと共に」めっちゃ美味しい!とのこと。筒状のゼリーの中に巨峰が閉じ込められていた。
本日のデザートは「桃のコンポート」(右)⇩
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⇧「柿と抹茶のタタン 柚子のソルベと共に」見た目はお料理みたい~

ねえねはこのお店の名前を冠する「マノワの球体和栗のモンブラン」
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球体の蓋を開けると中に栗の渋皮煮とモンブランソースが入っている☆

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お料理はどれも本当に美味しくて、バゲットもどんどんお代わりを持ってきてくださるし超お腹いっぱい、幸せいっぱい♪

実は間もなく内定式があり来春は家を離れてしまう息子に、誕生日何が食べたい?と聞くと「ジビエ」というのでこのお店を選んだのだけれど、こうして家族揃って彼の誕生日を祝えるのもこれが最後かも・・・と思うと感慨深いものが。

いつもは無口な息子もこの日はいっぱい喋ってくれて、なんだか嬉しくて涙が出ちゃったのだった☆

この記事へのコメント

  • 肉類の種類を見ても珍味が多いようで、変わったものを食べるから、という先入観を持たずに挑戦するのが正解でしょうね。クイズではありませんが(笑)。

    すっぽんは滋養食ですね。食べた事はありませんが、美味しいそうですね。亀を食べてご長寿を願うと言うと冗談のようですが、グルメな人も時には珍味を食べたくなるんでしょうね。

    濃厚な料理を食べると酔ったように酩酊しそうなので、酒代が懸からなそうですが、珍味料理店って素材が高価なせいか、高級志向の店が多そうですね。
    2019年09月30日 09:17
  • ノルウェーまだ~む

    >隆さん
    >
    ジビエは珍味とはまた違った趣がありますが、ヒグマとかは珍しいですよね。
    ノルウェーでは普通に鹿やトナカイ等、森で仕留めた動物をいただきますし、フランスでもウサギなど一般的ですものね☆
    日本でも増えてしまって困っている鹿やいのししなど最近は食用にする傾向にありますけど、さすがに雷鳥!?と家族一同驚きました(笑)
    2019年09月30日 10:30
  • セレンディピティ

    まだ~むさん、こんばんは。
    ご子息様のご就職内定、おめでとうございます。
    来春からはご自宅を離れてしまわれるのですね。
    寂しくなりますね。
    でも今の時代は、SNSもありますし
    離れていても意外とやりとりする機会があるかもしれません。

    ジビエ、大好きです♪
    秋色のお料理、どれもおいしそうです!
    2019年09月30日 23:48
  • ノルウェーまだ~む

    >セレンディピティさん
    >
    本格的で優雅なジビエ料理でしたよ♪
    きっとセレンさんお気に召すと思います~☆

    うちの息子は多分、セレンさんのご子息様とお近くになるかと思います。いつかどこかですれ違うかも~~☆
    セレンさんのご家庭の様に京都集合!に憧れます♪素敵なお店もいっぱいご紹介くださっているので、参考にさせていただこうと思っております!
    2019年10月01日 11:10
  • ごみつ

    こんばんは。

    わ~、このお店、絶対に行ってみたいな~。

    ジビエって事は、狩猟で捕獲してきた動物を使ってるって事ですよね!HP見てみたらオーナーの方がハンティングをされてるみたいですね。
    全てがご自身の調達ではないかも?ですが、珍しいお料理がたくさんで、目を奪われますね。
    なおかつ、この高級感!

    息子さん、いよいよ一人立ちなのですね。就職おめでとうございます。
    セレンさんのお宅もですが、男の子は地方スタートになる事が多いので、ご家族の皆さんもさびしいですね。

    でも、そんなに急いでどこへ行く?っていうくらい、日本は狭いのでいつでもまた集まって家族団らんの時間がもてると思います。

    息子さんの旅立ちに幸多かれ!!(^^)!
    2019年10月01日 18:19
  • これは、写真を観てもとても美味しそうなんですが、日本食からすればメジャーではない肉類は、故郷の味のように、料理にノスタルジーを持たせるものでは無いと、僕は思います。

    それにも関わらず、息子さんが是非食べたいという理由、そこに和食への慣れやノスタルジーを超えた本当に美味しい味を感じる処です。

    雷鳥なんて、宇宙食ではマイナーですね。高原の猟師は食べていたかも知れませんが、パンピーな日本人としてノスタルジーを感じさせるような味では無いのです。
    2019年10月01日 20:43
  • ノルウェーまだ~む

    >ごみつさん
    >
    ありがとうございます!
    家でだらしなくされると「ほんとにもう!」って思うんですけど、いざ家を離れると思うと寂しいものです。

    ホームページご覧になっていただけました?メニューがどれも美味しそうでしょう?
    ハンティングの成果でその都度メニューが変わるのも楽しいですよね♪
    本当は渋谷のラチュレに行きたかったのですけど、予約がいっぱいだったのです…
    でもここにして大正解!おススメですよ~~!!
    2019年10月01日 22:42
  • ノルウェーまだ~む

    >隆さん
    >
    再びありがとうございます。
    息子は幼少期をノルウェーで過ごし、小学校高学年から中学生のときロンドンで育ちましたので、案外この手の食材にノスタルジーを感じているのかもしれないですne
    というか、息子は親から見ても結構なチャレンジャーです(笑)
    抵抗があるのはトマトときのこだけなんですyoそこ何とかしてほしいものですが・・・
    2019年10月01日 22:53
  • zooey

    息子君、おめでとうございます!
    来春には別居、寂しくなるでしょうが、楽ちんですよ~
    若者(特に男性)が一人いるといないとでは大違い、
    我家の食卓はカロリー、品数共にとっても控え目になりましたw
    ジビエ、私も好きです。
    ここは一度行ってみたいですね。
    2019年10月03日 13:18
  • ノルウェーまだ~む

    >zooeyさん☆ありがとうございます~
    >
    割と小食だった息子が最近やたら食べるので(今更!?)、やっぱり育ち盛り男子が居ると居ないとでは大違いですよね。

    こちらのお店、是非ともzooeyさんにおススメです!
    私たちは一番安いコースを頂きましたが、7800円のコースに付いてくる真っ黒なフォアグラたい焼きが死ぬ前に一度食べてみたいと思っている私です。
    2019年10月04日 10:03

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