本屋さんでもパンデミックものが売れているという話を聞いて、丁度amazonプライムで「復活の日」を発見。
随分前に見たきりですっかり忘れているので、もう一度鑑賞することに。
ついでに「感染列島」も再見すると、鶏インフルと思われていたのが、実はコウモリが原因だったという、今のコロナウィルスを予言するような内容だったので改めてぞっとしてしまった。
「復活の日」 (1980年)深作欣二監督
東ドイツから盗まれた細菌兵器ウィルスを乗せた小型飛行機がスイスの山中で墜落。
MM-88ウィルスはヨーロッパ各地で動物の大量死を引き起こしていたが人間にも感染、イタリア風邪と名付けられ世界中に蔓延した。数か月で全人類が死滅してしまったのを南極基地で知った800人の各国の隊員たちは、互いに協力し合い8人の女性と人類の未来の為に子供を産み育てる決意をする。
地殻変動で大地震の予兆を知った吉住(草刈正雄)は、ホワイトハウスでスイッチが入ったままの核ミサイル発射ボタンを止めなければ、ソ連の報復システムが作動してしまい南極基地までも破壊されると知って、まだウィルスが消えていないアメリカ本土へ命がけで渡ることになる。
しかしあと少しの所で巨大地震が起きてしまいミサイルが発射され・・・
最終的に強い放射線でウィルスが死滅したはいいけど、核ミサイルで世界が破壊して、やっぱり放射線が消えるまでは何処にも住めないのに、ボロボロになった草刈正雄がオリビアハッセイと最後再会するシーンは何故か素直に嬉しい☆
草刈正雄がめっちゃ若い~♪けど、よく考えると40年も前なのに案外変わってない彼に驚愕する!
さて、降雪のあった週末から主要な公園は閉鎖になっていて、誰にも見て貰えない桜はちょっと可哀相だったので、久しぶりにお天気になったボランティアの日の行き帰りに通る公園の桜をパチリ。
最近フードバンクでは食品を取りに来る外国人はぐっと減っているものの、若い人の姿が多く見られるようになってきた。
小規模商店などでバイトや派遣で働いていた若者たちなのか、閉鎖になったライブハウスの関係者なのか全身タトゥーのミュージシャン風の人も・・・
さらににホームレス支援団体の方の話では、炊き出しなどを行う公園が封鎖されたり集会の自粛などにより炊き出しが出来ず、代々木公園では餓死者が出ているのだとか。
新型コロナも怖いので、無償ボランティアに出掛けていくのもちょっと気になるところだけれど、こうして現実に困っている人たちが急増している現状ではやらない訳にもいかず・・・
帰り道の鳩森八幡神社 夕陽に照らされた桜が美しくて、ホッとする瞬間だった
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この記事へのコメント
風情☭
コロナウィルスの影響なんでしょうね、Yotubeでもフルで
本作がUPされてましたよ。
それはそれとして大好きな作品だし、傑作です。
終盤の「世界は2度死んだ…。」のフレーズに子供ながら
マジで怖く思たものです。
まぁ現実世界はまだコロナが原因と解ってるだけヨカッ
タってぇところなんでしょうけど、もぅマジでイイ加減
に終われやッ! ってぇ感じですよ。
そんなこんなで、そのうちご家庭にマスクが2枚届くと
は思いますが、それまではウィルスに気を付けて過ごし
てください♪ (゚▽゚)v
ノルウェーまだ~む
>
世界は2度死ぬ・・・なんて、もう救いようがないの一言ですけど、いっそ不公平なくすべて消滅するのも良いのでは?と内心思ったりもしています(内緒)
幼稚園の給食当番みたいな布マスク、楽しみに待っています♪
お互い気を付けて過ごしましょうね☆
zooey
コロナ自粛、何処までするべきか迷っちゃいますよね。
でも、代々木公園で餓死者が出ているとは…(@@)
「復活の日」大昔に観て、詳細は綺麗に忘れてしまいましたが
ラスト、二人がばったり出会う所だけはハッキリと覚えています。
天文学的な確率だよねと、その頃も思ったのでした。
ごみつ
「復活の日」は、パンデミックものとしてじゃ、かなり壮大な内容なんですよね。ただ、もしも100%近い致死率の生物兵器がもれだして、その後の人間の姿なんかが、決してあり得ない展開ではないのが、小松左京らしいし、臨場感ありましたよね。
あれ、核戦争さえ起きなければもっとたくさん生き残ったと思うんですよ。そのあたりの人間の愚かさの描写も良かったです。
桜はきちんとお花見出来ないうちに、雪のあと葉桜になっちゃいましたが、それも新緑の季節を感じさせて素敵です。(*'ω'*)
ノルウェーまだ~む
>
やっぱり~?私も二人がバッタリのところ「だけ」覚えていました(笑)
そもそも南極まで歩いたんだ~?って驚きますね。
コロナ自粛は自粛すべきところと、活動を促すところを明確に分けておくべきですよね。
中途半端な自粛要請でいつまでも収束しないと、どんどん二次的災害で人が亡くなっていくのでは?と思ってしまいます。
ノルウェーまだ~む
>
「復活の日」はごみつさんのお話聞いて、そうだ!と思い起こして再見したんです~
医療関係者が一人としてマスクをしていないのと、どうしても核ボタンを押したい軍人が笑えましたが、それ以外はなかなかに臨場感ありましたね☆
桜はハラハラと散っている姿も美しいですね。花の命が短いのをより一層感じられる春でした☆
セレンディピティ
私は「コンテイジョン」がコロナを予見するような内容だと聞いて
見たいと思っていたのですが、いつの間にかAamazon Prime から
消えているみたい??
そうか、代わりに「復活の日」や「感染列島」を見ようかな~
満開の桜、きれい~♪
すてきなお写真を撮ってもらえて、桜も喜んでいることでしょう。
今年の桜はちょうど見頃の時に、雪が降ったり、風が強かったりで
ちゃんとしたお花見はできなかったけれど
歩く道々、満開の桜を見ながら春の訪れに思いを馳せました。
コロナは経済への影響も計り知れないものがあって
これからが不安ですね。
最初に打撃を受けるのは社会的に弱い立場の方たちで
まだ~むさんはそれを最前線で肌で感じていらっしゃることと思います。
頭が下がるばかりですが、
どうかお体をお大事になさってくださいね。
ノルウェーまだ~む
>
ありがとうございます。
自分の身を守るべきか、社会的弱者の方の為に身体を張るべきか?医療従事者の方々に比べると微々たるものではありますが、社会貢献に尽力すべきか悩んでいるところです。
夫がかなり心配しているので、もしかしたら来週からお休みいただくかも・・・
今年は道端の桜にも十分癒されましたね~
でもよく考えたら、シートを敷いてお花見っていうのは何年もしてないから、いつもの年と一緒じゃんと思う私でした(≧▽≦)
q私も観ようと
自宅にいたけど
コロナウイルスが嫌というほど日々のニュース
まあ難しい小説を読んだな
とおもいだしちゃった
簡単に言うと
謎のウイルスにより45億人の人類が死滅し、氷に閉ざされた南極大陸に残された探検隊の863人を除いて― 滅亡寸前まで追いこまれた人類は、地球は生き残ることができるのだろうか
こんな時期に、こんな時期だからこそ
だからって
システム的に子を作るなんて・・・
でもさ
人類が最後の最後まで手繰るのは
「希望」「愛」なんだよね
ノルウェーまだ~む
>
映画の内容を要約してくださったのかしら?私の「あらすじ」だと判りにくかったかな?
この映画だとまさに最後は「愛」ってかんじでしたね♪