さっそく娘と同じ年の彼女がおススメしてくれた映画を見て見る事に・・・
同棲中のフランス人イケメン彼氏のおススメも含まれているということで、楽しみたのしみ~
「人生、ここにあり!」(2008年)イタリア

精神病院を撤廃する政策に伴い、革新的すぎて労働組合から左遷されてきたネッロは、患者たちの協同組合を率いて新事業を立ち上げようと奮闘する。
元患者たちの特性を見抜いて仕事を与えるネッロだったが、様々な事件から思わぬ作品が生まれ・・・
号泣!笑いあり涙あり☆ほっこりして心温まるお話。
お涙頂戴には仕上がっていないのだけど、ほんの些細なシーンに愛を感じて涙が溢れ出てしまう。
自らの生活を投げ打って彼らに入れ込んでしまうネッロの情熱が胸を打つ。薬を減らすことで生気がみなぎってくる彼らが車で女性を「買い」にいくシーンや自閉症の理事長の仕事ぶりには大爆笑♬
「ジャングル ギンズバーグ19日間の軌跡」
(2018年)オーストラリア・コロンビア

大自然を満喫するも、同行のマーカスは体調を崩し途中案内人のカールと引き返すことになった。
残されたヨッシーとケヴィンは筏を組んで川を下るが転覆してしまい・・・
19日間ジャングルで遭難した男性の実話なのだそう。
1980年代なので自由を求めヒッピーの暮らしに憧れる若者が溢れていた時代だから、こんな若者が実際に居たのも頷ける。
私は虫もヘビもミミズも大嫌いだから、もう普通に遭難しているシーンでもわあわあぎゃあぎゃあ(苦笑)
窮地に追い込まれたときに人間の本質が現れるところと、卵一日1個のみダイエットで死と隣り合わせの男を演じたラドクリフも見所。
「スイスアーミーマン」(2017年)アメリカ

泥だらけのダニエル・ラドクリフ繋がりで鑑賞。今度は本当に死んでいる設定。
万能な死体はまるでスイスアーミーナイフのよう。口にモリを突っ込まれて魚を突いたりする彼の死体っぷりは秀逸!!ほとんど全てを彼自身が演じたらしいけど、瞬きもせず息もせず(胸が一度も動かなかった)、波打ち際から海へ流されていく様子も、もう完璧な死体!!(爆)
ともかく奇想天外さが目立つので最後のシーンはちょっと意味不明なかんじでモヤモヤするけれど、じっくり考察すると実に感動的な事が判る。
実は「無人島」は何もかもに絶望した彼自身の生活を意味し、メニーという「もう一人の自分」によって、恥ずかしい自分・本当の気持ちを吐き出し、確執があった厳格な父ともちゃんと対峙していくことで最後には自らの足で生きていこうと決意するのだ。これは順風満帆に生きてきた人には決して容易には理解できない作品じゃないかな。
他にも沢山紹介してもらったけど、NETFLIX派の彼女とamazonプライムでは無料で見られるものが違うみたいで、今回はここまで。
東京都民は再び自宅でお籠り夏休みを過ごさなくてはいけないので、あれこれ面白い映画を探していきたいな~
この記事へのコメント
セレンディピティ
新人さん、なかなか通好みのセレクトですね。
人生、ここにあり! とてもよさそうな作品ですね。
きっと私好みだと思います。
意外と冒険ものも(サバイバルもの?)も好きなので
ジャングル~ も見てみたいわ。
スイスアーミーマンは、公開された時に
あまりに馬鹿馬鹿しいと思ってスルーしてしまいましたが
まさかの感動作だったとは?!
ラドクリフの演技力に拍手です。
ノルウェーまだ~む
>
上の2つはきっとお気に召すと思います!
新人さんは大自然が大好きで、「ジャングル」は過酷ながらもきっと羨望の目で見られたと思うのですが、私はとにかく虫の羽音がしたら一晩中寝られない人なので、1日でギブアップだと思うと落ち着いて見ていられませんでしたょ(笑
スイスアーミーマンは私も当初馬鹿々々しそうでスルーした一人なのですけど、案外深い作品でした。感動作ってほどでもないのですけどね(≧▽≦)
是非夏休みに退屈した時ご覧になって見てくださいっ