Netflixに加入している息子のおかげでGWはネトフリ三昧。
半笑いで「Lが黒人なんだよ~」と教えてくれたのは、当時人気だった「デスノート」(2006年)「デスノート後編」試写会&舞台挨拶 の洋画版。
そしてなんと戦国時代を描いたアニメ「ヤスケ」も、本家フランス製作の「ルパン」までもが黒人!
「Death Note デスノート」(2017年)アメリカ
映画版デスノート前後編のリメイク版
死神リュークをウィリアム・デフォーがモーションキャプチャーで演じているけど、あまりに残念なクオリティにてっきり特殊メイクなのかと・・・
突然空から降ってきた黒いノートには「相手の顔を思い浮かべて名前を書くと死ぬ」というルールが記されていた。高校生ライトが乱暴者の同級生の名前を書くと目の前で凄惨な死を遂げる。
過去に母を殺したにも拘わらず釈放されたままになっている男をノートの力で殺すことに成功、以来次々と犯罪者を粛正し世の中の犯罪を減らしていった。
しかし父が務める警察署では400人もの犯罪者を死に至らしめた犯罪者として、有能な人物「L」の協力で次第にライトを追い詰めるのだが・・・
天才的な頭脳を持つL(日本版では松山ケンイチ)の、室内に籠って生白くお菓子ばかり食べて不健康というキャラ設定を完璧に無視して、感情的で俊敏で健康的な黒ずくめの黒人の高校生が演じている。
グロかったりすぐカップルになっていちゃついたりアクションあったりと、いかにもハリウッド版に仕上がっている。
オリジナルに思い入れが無ければ充分面白いし、ツッコミながら見るのもまた楽しい☆最初にハリウッド版を見てから日本版前後編を見るのがオススメ。
「LUPIN ルパン」シーズン1(5話)
本家フランスの製作で全編フランス語。天下の大泥棒アルセーヌ・ルパンをオマール・シーが演じて実に面白い!
運転手として仕えていたお屋敷で、首飾りを盗んだとして投獄され獄中で自殺した父。譲られた1冊の本「怪盗ルパン」に隠されたメッセージに気付いたアサン(オマール・シー)は、25年前の父への疑惑を晴らすべくルーブル美術館から巧みなテクニックで首飾りを盗み出した。
当時捜査に当たって今は富豪ペレグリニ家の娘を妻にしている警察署長を拉致し、重要なヒントを手に入れるが逆に自分の素性を知られてしまう。ペレグリニを糾弾しようと入手した動画を報道しようとするも失敗、差し向けられた刺客によって家族が追い詰められ・・・
フランスの社会問題を巧い事取り入れて、「貧乏人の事は誰も見ていない」のを逆手に取ったトリックで華麗に財宝を奪うのがミソ。
オマール・シーが清掃人からビシッと決まったスーツ姿、エアジョーダンをお洒落に履きこなしてパリの街を駆け回ったり、本当に特殊メイクで変装したりと華麗なファッションセンスも見どころ☆
ラスボスである財閥ペレグリニの悪行を暴いていくのが大筋なのだけど、父の無実を証明する為に盗むとか、普通に生活のために金持ちから宝石を奪うっていうのがちょっと嫌だったなぁ。これでは「移民は見た目で判断される」って泥棒するから言われるんじゃん!ってなっちゃう。
ラストはとんでもない事になって、シーズン2が待ち遠しくなる。
「Yasuke-ヤスケ」 ファンタジー時代劇アニメ
ロボットとか魔術とか出てくるから無いわ~と思ったら、弥助と言う黒人は織田信長に仕えた実在の武士だったのだそう!!
魔術を使って攻めてくる光秀軍がいよいよ本能寺に火をかけた。信長は切腹し、その介錯を弥助に頼むのだった。
20年後田舎の村で船頭として生活をしていた弥助は、謎の病に苦しむ娘を船で送る途中、怪しい軍団に襲われるが、娘が発動した力で・・・
正直1話以降見続ける気はないのだけど(笑)男子の好きそうなお話ではある。
「織田信長に仕える黒人の武士」なんて、甲冑着た兵士と共に戦うロボット戦士くらい「無い」と思ったら、実在の人物だった!と知って、そこだけは俄然興味が湧きだしたyo
弥助は1581年にイタリア人宣教師が引き連れてきた使用人(軍事奴隷)で、織田信長が謁見した際気に入り譲り受け、武士の身分に取り立て傍に置いたのだそう。日本語も話せたので重宝されたのだそう。
えー、そんなの全然知らなかったwa 大河ドラマとかに一切出てこないもんね?
そんな彼をハリウッドがチャドウィック・ボーズマン主演で映画化する予定が決まっていたらしいけれど、彼は残念ながら亡くなってしまったので、結局「弥助」の存在は再び闇の中ってことになるのかな?
先日見た「スパイダーマン スパイダーバース」にしても主人公は黒人だし、スポーツ界のみならずエンタメ界までもが今や彼ら無くしては成しえないのかも!
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この記事へのコメント
セレンディピティh
Netflix、活用していますね。(^_-)-☆
タイトルだけ見て、全部邦画?と思っちゃいました。
デスノート、ハリウッドリメイクされているのですね。
グロいのは苦手ですが、おもしろそうです!
ルパンはドラマなんですね。
オマール・シーだとコミカルな展開もあるのかな?
こちらもおもしろそうですね。
そういえば、007も以前イドリス・エルバが候補に挙がってましたね。
なんでも黒人というのも考えものですが
パラレルワールドみたい?でおもしろいです。
ノルウェーまだ~む
>
もともとルパンはフランス生まれなので良いとして、そういえば題材が日本のものばかりで邦画?って思っちゃったりしますね。
デスノのグロさは最初のほうにほんの少しなのですが、そんな死に方しなくても~というグロさです。
オマール・シーはあの豪快な笑いには封をして、父の無念を背負って膨大な権力に戦いを挑み、家族を危険から守ろうとする大真面目な役なんですよ~
Nakaji
ルパンとヤスケ次みようかな~ってチェックしてました。
Death Note デスノートあるの知らなかった~
今度チェックしてみます!!!
ノルウェーまだ~む
>
ルパン気になるよね~?面白かったので是非!!
Nakajiさんもネットフィリックス派なのね~
いい映画いっぱいあって、GWも忙しかったです(笑