先月テレビで長崎県美術館で4月中旬まで開かれていた深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢」について紹介していて、ふと思い出した。
その美しさと余りのリアルさに感銘を受けたのに、私の写真が下手過ぎてブログに書かないままになっていたのだった。
私が彼の美術展に行ったのはもう10年前くらいかな・・・?
とにかく今ブログに書くネタも無いし、そういえば前に写真だけ撮って放置しているものがいくつかあるな~と引っ張り出してみたところ、あまりに私の撮った写真(デパートで行われた美術展で撮影可だった)が酷くてお蔵入りになっていたのがこちらの金魚たち。
「金魚養殖場」by 深堀隆介 公式HP
本当に升の中で金魚が泳いでいるみたいでしょう?
和傘の窪みでも金魚が泳いでる!!
タンスの中にも・・・
固めた樹脂の上に少しずつ金魚を描いていってさらに樹脂を流し立体感をつけていく(HPの動画で製作過程を紹介している)上から強い光を当てることで樹脂の下に影が出来、見る角度で影の形も変わるので本当にそこに泳いでいるように見えるというわけ☆
それが良くわかるのがこちらの作品⇩
ビニール袋いっぱいに水を入れて黒出目金が泳いでいるように見えるけど・・・
真横から見ると線だけで金魚はいない~~ふわふわと浮かぶ水草まで本物のよう☆
彼のこだわりはそのままを描く・・・ということで、金魚のフンも!(≧▽≦)改めて見ても作品の本当の素晴らしさがちっとも伝えられてなくてごめんなさい。
公式サイトでは金魚アートの製作工程を動画で見ることができるのだけど、動画を見ても実物の素晴らしさは直接見ないと「全く」伝わらないな~というのが実感。
これは実物を是非見てほしい!いつか美術展があったら是非。
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この記事へのコメント
セレンディピティ
どう見ても、ほんものの金魚にしか見えないけれど...
これがアートだなんてびっくり!
上から見ると立体的に見えますが
横から見ると、ぺちゃんこなんですね?
それなのに影があるなんて不思議~。
レトロなタンスの作品も不思議な味わいがありますね。
実物を見てみたいです。
一時期ニュースになっていた金魚電話ボックスを思い出しました。
ノルウェーまだ~む
>
金魚電話ボックスの事は存じませんでした!そちらは本物の金魚を電話ボックスのような水槽に入れたアートなのですね~?
この作品ね、実物を見たらもっと10倍は驚くと思います。
何しろ平面に描いているのに、立体的なんですもの~
セレンさんは現代アートにも精通していらっしゃるから、ご存じかな?と思ったのですけど・・・
いつか美術展が近隣で行われたら、是非のぞいてみてくださいませ☆
ごみつ
あ~、私もこの方の金魚の作品の番組見ました!たぶん、同じ番組だと思いますが、製作者さんは気のいいお兄さんって感じの人ですよね。
テレビでも製造過程が紹介されてて、凄いな~~と感嘆しました。
今は岩手で展覧会やってる様ですが、行けないな~。いつか東京で個展がひらかれるのを楽しみに待ちたいです。<゜)))彡
本当に素晴らしいですよね、実物見るのが楽しみです。
ノルウェーまだ~む
>
さすがご存じでしたか~!?
最近はリアルよりデフォルメした金魚を製作されているらしく、どちらかというときゃり~ぱみゅぱみゅ風(笑)になりつつあるようですが、リアル金魚の凄さたるや・・・です!
いつか東京で開催されて、気ままに見に行ける日が来るといいですよね♬
zooey
横浜そごうだったかな。
行きたいと思いながら、都合がつかずに行き損なってしまいました。
今は益々展覧会など難しくなってきたので、あの時行っとけばよかったと後悔しています。
こちらの写真で様子が分かりました~!
ノルウェーまだ~む
>
そうだったのですね!?
横浜で開催されたのなら、東京でもやったのかな?
これは是非とも実物をご覧いただきたかったです。
ざっくりとでしか紹介出来ていませんが、実物はもうのけぞるくらい見事でしたよ~☆