TOKYO2020オリンピック☆ボランティア裏話 体験レポート③

特別に応援している種目が無くても、普段馴染のない競技にも触れることが出来るのがオリンピックのいいところでもあるよne☆
私は荒々しい競技なのにフワフワして可愛いボクシングで金メダルの入江選手と、400mハードルで世界新記録を打ち出したノルウェーのワーホルム選手に注目!
あの寒い国からやってきて、どうトレーニングしたらこの蒸し暑い国でぶっちぎりで世界新を出せるのか?しかも感情表現が乏しい北欧の国の人なのに(笑)走り終わってバリン!とユニフォームをぶち破って雄たけびを上げる姿がとっても印象的!!ヴァイキングの血が騒いだか?
Clipboard0133664455.jpg
(写真は日刊スポーツ記事より拝借)

さて私たちFC(フィールドキャスト)のユニフォームチームの活動中に体験したエピソードを少しだけご紹介。
場所はUACビルと呼んでいる旧ホテルオークラの建物。本来は有明での仕事だったのが、1年延期になったことで使えなくなり、ちょうど新しく建て替わったオークラが使っていいよ♬と申し出てくれたのだそう。
FCは先ずアクレディテーションカードを発行。
その先がユニチームの仕事。初めにチェックインして本人確認ののち事前に申請されてるサイズを紙に転記する(自動的に打ち出されないなんて!)
IMG_20210801_005228.jpg
写真は朝7:30活動開始時の様子(シューズの箱を台にした急ごしらえのアクリル板が笑える)
巨額の放送権の関係?でほとんどの場所が撮影不可となっているらしいけど、撮影可の場所を引きで撮っているということで…
試着があればサイズ変更(4XS~5XLまで)したのち、各アイテムのブースを回って、交通費が入金されるカードを渡したら➡チェックアウトで終了。
Clipboard0188887.jpg
審判のフォーマルスーツはAOKIさんチームが総力を挙げて、その場で袖丈・裾直しが施される。しかし何故かM寸のものが在庫切れになり、無理やりダボダボサイズを上手い事言ってオススメするというミッションも。

ユニフォームについてはかなり早い段階からメルカリなどに売りに出されていたのは有名な話。
事務局が対処して出品があれば取り下げるように手を回したので今は無いけど、割とチェックアウト業務を担当することが多かった私はこんな人たちに遭遇。

①凄くでっぷりとした体格の30代くらいの男性。チェックアウトに来たなり「もし病気で出来なくなったら、このユニフォーム返すんですか?」
これ最初からやる気ないよね?
実際、自己都合で辞退する場合はユニフォームを返却しなくてはいけないので、辞退せずにシフトを放棄する人がいるらしい。酷い話だわっ

②20代の男性。パラリンピックのアクレカードでユニフォームを貰いに来たけど、既にオリンピックのIDで一式貰っているのが判明。
両方のボランティアをしたとしても、ユニフォームは当然一人1セット。
そしてチェックアウトしたら必ず登録されるので、既にユニをゲットしているのは一目瞭然なわけで。
スタッフが問い詰めると、「えーっとぉ、電車にぃ~なんかぁ~全部忘れちゃったみたいでぇ~」
「電車の遺失物に問い合わせましたか?警察に届けましたか?事務局に問い合わせましたか?まずご自身で調べてそれでも出てこなかった場合は、自分の無地(パートナー企業のアシックス以外のロゴは禁止)のTシャツとジャージで活動してください。」とキッパリ言ってお帰り頂いたのだった。

③まだまだオリンピック中止の声が多かった5月頃はロゴの入ったトートバックを持っているだけで電車で舌打ちされたり、嫌みを言われた人も居たらしい。この頃のユニチームはほぼほぼ隠密活動みたいだった(7月からは家からユニフォームを着て来る予定だったけど、更衣室もあるので着替えられる)

④オリンピック無観客も決定した頃のある女性。
「活動場所に更衣室はあるのかしら?」とのご質問に、「そうですよねぇ~家から着て来るのはねぇ、私たちも不安なんです~」と答えたFC.に「あなたが刺されようと私の知ったこっちゃないのよっ!!」

同じボランティアとは思えないような人が結構いるもので。
勿論、明るく元気にご挨拶してくださったり、腰の低い方も多いのだけど、おおむね若くて顔立ちの良い女の子に限って何が気に入らないのか、むすっとして一言も喋らず相槌すら打たずぷいっと帰って行く人が多かったのは何でかな??

この記事へのコメント

  • セレンディピティ

    まだ~むさん、こんばんは。
    私は実は競技はそれほど真剣に見ていなくて
    夫がテレビで見ているのを横目で流し見しているくらいなのですが
    私が注目したのは、自転車女子ロードレースで金メダルを取った
    オーストリアのアナ・キーゼンホファー選手です。
    https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/07/post-96795.php
    といっても、競技そのものは見ていないのですが。。。
    ネットの数学クラスタで話題になっていました。^^

    ボランティアでもいろいろハプニングがあったのですね。
    転売案件には、私もまだ~むさんの真摯な活動を存じていただけに
    なんて不届き者!と腹が立ちましたが。
    ④みたいなこともあったのですね。ひどいですね。
    楽しいことばかりではない中、ほんとうに頭が下がります。
    パラでもお体に気をつけて、ご活動がんばってくださいね。
    2021年08月04日 23:42
  • ノルウェーまだ~む

    >セレンディピティさん
    >
    自転車競技、ノーマークでした!
    数学者でありながらアスリート、ん?アスリートでありながら数学者なのかな?
    自分で栄養も管理しコーチも付けずに頑張っている人なのですね・・・食事や筋肉や様々なことを数学的に管理なさっているのかもしれませんね。凄い!!

    ボランティアにも様々な人がいて困惑することも多かったですが、ユニチームは若い学生さんも心底真面目な人ばかりで本当に気持ちよく活動できました☆(こんな地味な仕事に手を挙げる時点で真面目でしょう?)
    2021年08月05日 00:00
  • Som

    まだ〜む本当にお疲れ様でした!
    ②の不届者にビシっと言ったまだ〜む、素敵です??
    ④の方…。民度低い人ですから、気にしないようにしましょう?

    私たちが知ることができない、フレッシュな裏話を聞かせてくださり、ありがとうございました?
    少しはゆっくりできますよう祈ります
    2021年08月08日 16:59
  • ノルウェーまだ~む

    >Somさん
    >
    わはは、さすがにこれを言ったのはスタッフさんなの。
    皆、心の中で拍手喝采しました!!
    ちょいちょい愚痴聞いてもらっていたけど、更にフレッシュな話は直接また今度ね♬
    2021年08月08日 17:13

この記事へのトラックバック

人気記事