そうだ！今すぐ京都行こう「龍安寺」☆地下鉄バス一日券とバス停には注意しよう

繁華街には人が多いけど観光地は空いているコロナ禍の１０月の京都。
人生初めての金閣寺のあとは、パパンの希望で「龍安寺」へ。

場所柄、金閣寺とセットで回る人が多いと思うけれど、北大路駅から乗ってきた同じ２０５系統の市バスで行けると思ったら実は大間違い。
最寄りの「金閣寺通」バス停で路線図とにらめっこしていると、腕章を付けた係りの方がバス停が違う事を教えてくださった。
バス停の名前は同じでも、龍安寺へ向かうバスが止まるのは金閣寺のすぐ前のバス停から北大路駅方面へ戻って４分ほど離れた角を曲がった所にある。せめてすぐ隣くらいにバス停を設置して欲しい～

「大雲山　龍安寺」世界文化遺産　公式HP
1450年　細川勝元が禅師を迎え開山した。
拝観料500円　（12月6日～令和4年3月18日まで拝観停止）
市バス59系統（12分毎）「竜安寺前」バス停

ほとんど人のいない石段を上ると立派な庫裡があり、こちらから入る。
枯山水といえば龍安寺。中学の修学旅行で金閣寺を訪れなかった私もここには来ている・・・（記憶が正しければ）

すぐに目的の方丈庭園「石庭」が現れる。見学の人は常時10人ほど。　　
美しく敷き詰められた白砂に宇宙を現した15の石が配置されている。静寂の中じっと座っていると、そよりと風が吹いてきてうだるような暑さだったことを一瞬忘れさせてくれた。

振り向くと重要文化財の龍の襖絵。襖を開いてあって未公開になっていた。

先ほど見てきた修復したばかりの金閣寺がピカピカ過ぎたのに対して、正面の油土塀がとても渋くてとにかく見事。昔見た時と砂の掻き方が違うような？とか、桜の季節にはここに垂れる桜が見事でそれを見たかったのよね・・・などとつらつらと想いながらいつまでも座っていても平気なくらい人が少なくて、それはそれで今来て良かったのかも♬

裏手に廻ると徳川光圀が寄進したと言われるつくばいがある。

真ん中の水穴を口に見立てて「吾唯足知」と読ませるという粋なデザイン。　
「ワレタダタルコトヲシル」石庭を見ながらじっと座って無我の境地になると、確かに悟りを開けたような気がするから不思議。

出口を出て裏手へ回って油土塀を見ると、古いまま（？）の味わい深い土塀に長い歴史を感じてより一層感慨深いのだった。

鏡容池をぐるりと回って帰る。ここも紅葉がいっぱいで、色付いていたらさぞ綺麗なのでしょうね・・・と、わが家の旅のいつものフレーズ（笑）
何しろ混んでいるのが嫌なので観光シーズンを外すのが定番だけど、今のコロナ禍の旅はこれが正解なのかも？
昔お公邸さんが船を出して興じていたらしい池は少し淀んだ印象。

帰りは市バス５９系統で四条河原町バス停まで一気にGO！
京都はウワサ通りバスが便利なのだけれど、こんなにも縦横無尽に走っているとは知らなかった私。
実は京都の「京都を巡る！京都で乗る！地下鉄バス一日券」と言うサイト（バス路線図あり）をアプリまで入れて入念に研究していたのに、なんと１０月１日から値上げして１１００円になってしまったのだ。
バスと地下鉄を5回以上は乗らないとお得にならないので、運よく（？）四条河原町まで一気に行けてしまった私たちは一日券が無駄になってしまったのだった。皆さんもお気を付けて。

Comments

[セレンディピティ]

まだ～むさん、おはようございます。
龍安寺の石庭、私も大好きです。
今公開中の007にもこのお庭にインスパイアされたであろう庭園が登場しますが
アメリカではzen garden として、卓上のキットもあるくらい人気があります。
無駄をそぎ落とした美学に、心が研ぎ澄まされるようです。

京都の移動ではバスもよく使いますね。
観光客が多かった頃は交通渋滞が深刻で
貸自転車で観光する方が増えつつありましたが
今は人もほどほどで落ち着いて移動や観光されたことでしょう。
緑も美しく、よい時期にいらっしゃいましたね。

[ノルウェーまだ～む]

>セレンディピティさん
>
え～～～っ！新作００７にも登場するのですね！？
海外では盆栽も人気みたいですものね。映画益々楽しみですっ
今回は心配していた渋滞もさほどなくて快適でしたょ。
何しろ学生時分に行ったきり、京都は私も何十年ぶりなので、土地勘が無く今回は「練習」といった感じになりました（笑
貸自転車の人も見かけましたよ～今回気温が３０度あったので辛かったですけど、歩いても何てことないと判りました♬