Netflix(ネットフィリックス)「ロスト・ドーター」☆配信で見られるアカデミー賞主演女優賞ノミネート作品

モデルナで薬を飲んでも飲んでも39度まで熱が上がって丸二日苦しんだから、今回ファイザーを選んだのに結局じわじわと微熱が続いて38度の熱と身体中寒気と痛みで苦しんでいる間に、アカデミー賞が決定した。

そんなことは関係なしに作品賞は「コーダ あいのうた」 そして「ドライブ・マイ・カー」は国際映画賞を受賞。
プレゼンテンターが間違えるほど決定的な作品が無かったこともあって、目立ったのはウィル・スミスが初の主演男優賞を獲得したのに司会者に平手をぶちかました話題になっちゃうという不思議な授賞式になった。
でも日本の映画が『作品賞取るかも!?』と直前まで噂されていたというだけでも嬉しいことだよね☆

さて何の賞も取らなかったけれど、ネットフィリックスで見られるアカデミー賞主演女優賞ノミネート作品のひとつを鑑賞。
ちなみに主演女優賞は「タミー・フェイの瞳」のジェシカ・ジャスティン。
やっぱりアメリカの賞なんだなぁ~

「ロスト・ドーター」 
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夏休みの間、海辺の部屋を借りて静かにバカンスを楽しんでいた教師のレイダ(オリビア・コールマン)は、小さな少女を連れた若いママを見て自分の子育て中を思い出して動揺していた。数日すると彼女の一族が大挙して浜辺へ押し寄せ、大騒ぎをするようになる。
ある日娘の姿が見えなくなって浜じゅうの人で探し回る。レイダが森の中で少女を発見したことで若いママと親しく話すようになるが、今度は少女が大切にしていた人形が亡くなってしまい・・・

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ほとんどはレイダのバカンスと彼女の回想シーンで占められている静かな映画。
外側は静かだけれども、彼女の心の中は相当にかき乱されている。
この言葉なしに表現する彼女の心理状態を、表情だけで演じ切ったオリビア・コールマンは確かに主演女優賞にノミネートされるはずね。
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永遠に続くかと思われる遊ぼう遊ぼう攻撃で母は1秒たりともくつろげない。
若くして母親になった人なら必ず1度や2度は同じ様に思ったはず。「永遠に抜け出せないのかしら?私・・・」と。核家族化が進んで一人で子育てしないといけない状況で・・・例えばコロナ禍のテレワークしないとけないのに家で子供が騒いでいるときなどに・・・?
ある意味この映画は余りに普通のことすぎて、こうして映画に仕立てここまで不穏な作品に仕上げたという点で物凄く斬新な気がする。
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若いママにダコタ・ジョンソン。
そして女性監督ならではのこの共感性の高い映画を撮影したのは女優マギー・ギレンホール。なんと!ジェイク・ギレンホールのお姉さんだそう。
しかしこれは誰もが共感できるけど、そうはいっても誰もが同じような事をするわけではない。娘を捨てて一時でも他所の男に走るなど・・・
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映画ではレイダが「母との関係」と話して回想するのは、実は自分と娘のこと。学会に出席するような優秀な人物であっただけに、子育てに縛られたくなかった娘時代を助演女優賞にこの役でノミネートされたジェシー・バックリーが見事に演じている。

細かい説明はなされないけど、頻繁に電話でやりとりをしていることから、娘の所に戻ったあと今では良い関係を保っていることが伺え、一人でバカンスしているところから夫とは別れてしまったことが想像できる。
自分で「母性がない」と彼女は吐露するが、実はそうではなく誰もが行き当たる『本音』であり、しかし永遠に思えた『数年間』の不自由な時間すら愛おしく思うことを、子供が巣立ってしまうと後で思い知るのだ。

この母性の葛藤を男性の眼から見るとどう見えるのか、いつか聞いてみたい。

この記事へのコメント

  • おはようございます。

    ワクチンの副反応、モデルナで丸二日の高熱も、ファイザーの微熱が続くのも、どっちもしんどすぎる~~(>_<)辛かったですね。

    アカデミー賞、ウィル・スミスの話題が連日まだ尾を引いていますが・・・、「コーダ愛のうた」も「ドライブ・マイ・カー」もまだ観ていないので、これから観るのが楽しみです。

    そして本作!オリビア・コールマンなのでこれも観たいーーー。
    静かな映画だけど心中が・・・っていうのにも惹かれます。
    ネトフリ限定なのかな~~(>_<)
    2022年03月31日 09:17
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    ありがとうございます。今回ファイザーで接種翌朝平熱だったので楽勝♬と思ったら、じわりじわりと一日かけてゆっくり上がって行ったので用意していた解熱剤を使うタイミングを逃したのが一番しんどかったです(苦笑
    オリビア・コールマンの演技が映画の不穏さを3倍増しにしていて見事でしたよ☆
    2022年03月31日 11:43

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