長い事松山の実家に帰省していたパパンが色々とバージョンアップして戻って来た。
松山から送られてくるLINEはそのほとんどが「新芽を出した野菜」の写真。
最近どっぷりと『自然農法』にハマっているのだそうだ。勿論、愛読書は『自然農・栽培の手引き』 自然農法とは雑草を抜かずにざっと刈って周りに敷き詰める畑の作り方なのだそう。
植えた野菜のタネが目を出し収穫が出来るのは当分先なので、パパンは畑のタンポポやぺんぺん草(春の七草ナズナ)やカラスノエンドウを採集してパスタを作ったり、みかん山でタラの芽やイタドリを採ってきて料理したりして生活しているらしい。
春先の雑草を食べ終わると、次は畑に勝手に生えてくるヨモギでフーチバージューシー(ヨモギ入り混ぜご飯)を作っている。
そんなパパンがこの春作ったのは紅茶と干しわらび。
みかん山に昔、母親が植えたお茶の木があったのを発見したのだそう。
採って来たお茶の新芽を風通しの良い日陰のみかん箱の上に置いて乾燥させる。
すぐに蒸すと緑が鮮やかな日本茶、蒸さずに干すと発酵が進み烏龍茶となるところを、更に揉んで発酵を促したのが紅茶で、パパンはそれに挑戦。今回はやや発酵が少なかったのか中国茶と紅茶の間のような、ほんのり中国の香りのする紅茶(笑)になっていた☆
さて春と言えば楽しみなのがわらび採り。義母がよく大量に採集して送ってくれていた。今はホームの義母に替わりパパンが採集したわらびを使って義母のお得意料理だった「おもぶりご飯」の作り方をご紹介。
先ずは山で採って来たわらびをあく抜き。
あくを抜いたわらびをパパンお気に入りの干物機で干すと・・・
乾くとこんなに少量に!! 実はわらびは干す前の緑色が美しいので、義母はいつもあく抜きの後冷凍にしていたのを送ってくれていたのだけれど、実際冷凍庫がわらびでいっぱいになってしまうので今回干しわらび作戦を決行したというわけ。
さて、沢山の乾燥わらびを携えて帰って来たパパンがワクワクしているので、早速義母直伝の「おもぶりご飯」を作ることに。
こんな針金みたいに乾燥したわらびを水で戻すと・・・
この記事へのコメント
瞳
ブログお引越しお疲れ様でした。ギズモちゃん、可愛い♡色合いも素敵♪リンク変更しましたので、これからもどうぞよろしくお願いします。
パパンさん!帰っていらっしゃったんですね!!
パパンさんのお料理記事楽しい(*^-^*)紅茶作りなんて羨ましすぎます(笑)一度やってみたいんです。
お母さんの植えたお茶の木なんて素敵すぎますよ。パパンオリジナルティーですね。
感想わらびってホントに針金みたいなんですね。でも戻すとちゃ~んと!!
松山あげ、こちらでも買えるのでうちでも時々使います。甘めのお味が癖になりますね。
ロイヤルコペンハーゲンのお皿に盛られた「おもぶり」がとっても美味しそうです。
ノルウェーまだ~む
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ありがとうございます!!
新しいブログは何しろ今更聞けない判らない事ばかりで四苦八苦しております。慣れるまではオカシナ感じになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。
紅茶はまだまだ勉強中で、これから更にバージョンアップ目指すようですょ。
「おもぶり」はご飯に混ぜて初めて「おもぶり」なので、これは「おもぶりの具」ですね☆是非松山あげを入れてお試しくださいね~
セレンディピティ
パパンさん、自然農法とそれを生かしたお料理作りと
豊かな毎日をすごしていらっしゃいますね。
お料理も本格的! 紅茶が自分で作れちゃうなんてすごすぎます。
紅茶と烏龍茶の中間のオリジナルのお茶が作れるというのは
自家製ならではですね。
干しわらび、初めて知りました。からからの干しわらびをもどすと
こんな風にもとにもどるのですね。
混ぜごはんのもともとってもおいしそうです。いただきたいです♪
ノルウェーまだ~む
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私もわらびを干すなんて見たことない!と思ったのですが、松山の「山のほうの人」は干したわらびを売っていたりするそうですよ。
これならいつでも好きな時に使えて良いですよね♬
今回グチを使ったちくわを使用したので、ちょっと勿体なかったな~あとチョット色がゼンマイみたいになっちゃうのですが、シイタケ同様、干した方が体にいいかも??
紅茶はうっかり烏龍茶との中間になってしまったので、次はしっかりと紅茶を目指すそうです(笑