パパンはハマっている自然農法の関連で「ジェレミー・クラークソン農家になる」のシリーズがお気に入り。私は意外とパパンが居ると思うように映画鑑賞出来なかったり・・・
「ブックスマート 卒業前夜のパーティデビュー」 （2020年公開）
ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(字幕版) - ケイトリン・デヴァー, ビーニー・フェルドスタイン, ジェシカ・ウィリアムズ, リサ・クドロー, ウィル・フォーテ, ジェイソン・サダイキス, ビリー・ロード, ダイアナ・シルヴァーズ, スカイラー・ギソンド, モリー・ゴードン, ノア・ガルヴィン, オースティン・クルート, ヴィクトリア・ルエスガ, エドゥアルド・フランコ, ニコ・ヒラガ, エミリー・ハルパーン, サラ・ハスキンズ, スザンナ・フォーゲル, ケイティ・シルバーマン, オリヴィア・ワイルド, ミーガン・エリソン, チェルシー・バーナード, デヴィッド・ディステンフェルド, ジェシカ・エルバウム, ケイティ・シルバーマン, ウィル・フェレル, アダム・マッケイ
勉強だけを頑張ってきたことが誇りだった生徒会長のモリーは、卒業式前日にヤンチャな同級生たちが難関大に進学が決まっていると知り動揺する。幼馴染のエイミーと共に最後の夜に気になるニックが主催するパーティに参加しようとするが・・・
完璧な人など誰も居なくて、ほんの少しの勇気で人は変われるし、見た目がイケイケなようでも孤独な人も居るなど、青春のあるある体験が多くの共感を呼んだ作品。
派手なパーティは別として、アメリカの高校生ってさほど日本の高校生と変わらないのね・・・とちょっぴり安心したりして。
製作総指揮の「俺たち～」シリーズのウィル・フェレルらしいアメリカンジョークと、半袖も居るのにハイネックに上着の人も居るアメリカの気候が謎過ぎた（笑
「雨の日は会えない、晴れの日は君を想う」 （2017年）
雨の日は会えない、晴れた日は君を想う（字幕版） - ジェイク・ギレンホール, ナオミ・ワッツ, クリス・クーパー, ジューダ・ルイス, ブライアン・サイプ, ジャン＝マルク・ヴァレ
高級住宅地からいつものように出勤する朝、妻を交通事故で亡くしたディヴィス（ジェイク・ギレンホール）は、上手く悲しめず自分が妻に無関心だったと気付く。不安定な様子を心配され休暇を申し渡された彼は、死の直前妻に頼まれた冷蔵庫の修理をきっかけに様々なものをぶち壊していく。
そんなある時、自販機の苦情の手紙を受け取ったコールセンターのシングルマザー（ナオミ・ワッツ）が電話を掛けてきて・・・
見終わった後からどんどん涙が溢れて来るタイプの映画。
妻を失った喪失感との向き合い方が判らず、何もかも壊してゼロからの再出発をしていく不安定な人物にジェイクはハマり役とも言える。
この物語が実に美しいのは、酒やドラッグや女に溺れて寂しさを紛らわせようする様子を描いているのではなく、今まで抱えていた窮屈なもの、何不自由ない裕福さの中の見せかけの幸せからの脱出を、もがきながら模索していこうとする主人公の姿が痛々しくも美しいから。
コールセンターの母（ナオミ・ワッツ）と破天荒な息子の存在に救われるところも良い。
「グッバイ、リチャード！」 （2018年）
グッバイ、リチャード!(字幕版) - ジョニー・デップ, ローズマリー・デウィット, ダニー・ヒューストン, ゾーイ・ドゥイッチ, ロン・リビングストン, オデッサ・ヤング, ウェイン・ロバーツ, ウェイン・ロバーツ
余命半年を告げられた大学教授のリチャードは、その同じ日娘にレズビアンを、妻に不倫を告白される。
親友の同僚に支えられながら、家族にもガンを話さず残りの人生を謳歌することに決めた彼は、時に羽目を外しつつ生を楽しむ事にチャレンジしていくが・・・
名実共に妻に裏切られる役を見事に演じているジョニデが愛おしくなる作品。
死を目前にしながら、ここまで妻に裏切られ酷い扱いを受けても尚、人は穏やかに死と向き合えるのか？いささか疑問に思えなくもないが、絶望したり暗くなったりしないところがアメリカ映画。また、必要以上に空から飛んでみたり昔の恋人に会いに行ったりしないところが、実はとっても現実的で好感が持てる。
喜び勇んで道なき道を突き進むラストが素敵☆
「ジェレミー・クラークソン 農家になる」
8話完結
農作業を全て任せていた人が引退したことで、自らの農場を管理していくことになったジェレミー・クラークソン。
ゼロから学び、悪天候や初めての羊飼い、害獣・害虫・途中からコロナとも闘いながらもなんとか収穫までこぎつける。
かつてのように車を壊したりするようないい加減なことをやっていると、とんだ事になる『農業の難しさ』に直面する大胆なドキュメンタリー（笑
大真面目にやっても上手くいかなかったり、様々な厳しい規制に翻弄されたり、ヒツジに逃げられたり、小屋を建てて製品を売ろうにも屋根がスレートふきじゃないとダメとか（コッツウォルズあるある）一見ふざけているようで、とにかく農業の大変さがしみじみと伝わってくる。
最終回では『広大な敷地で１年間休みなく働いて経費を差し引くとたった１４４ポンドの利益』と言うのが判って、ジェレミーが「補助金が減ったり、私のようにAmazonプライムが（スポンサー）が無い場合、農家はいったいどうしたらいいんだ？」と疑問を投げかけて終わる。
意外にも社会派のドキュメンタリーだったのだ。
この記事へのコメント
セレンディピティ
ブックスマート、楽しい作品でしたね。
大好きなオリビア・ワイルドの初監督作品というので見ましたが
とても気持ちのいい青春映画でした。（下ネタ全開ですが・^^;）
主演の２人の他、登場人物たちがみんなかわいくて
愛おしくなる作品でした。
「雨の日は～」は気になりながら見逃していた作品です。
ナオミ・ワッツがいい味出してそうですね。
近いうちに見ようと思います。
ジェレミー・クラークソンはパパさんにはぴったりの作品でしたね。
ノルウェーまだ～む
>
以前オススメされていたので、ずっと見ようと思っていたのが「ブックスマート」なんです。セレンさんオススメにしては意外にも下ネタ多くてビックリしましたよ？（笑）
真面目な生徒ｖｓ賢いイケイケ同級生というのが、どこにでもありそうで共感できました。
「雨の日～」是非ご覧になって！ジョニデもね♬
瞳
「雨の日は～」タイトルに惹かれて観ましたよ～。悲しみを癒す方法？が思いがけないもので驚きでした。確かに何かに紛らわせて・・・っていうのではないところが良かったですね。
あとからいろいろ考えさせられる作品でもありました。
「ブックスマート」面白そう～♪今度観てみます。
「ジェイミー・クラークソン」パパンさん、自然農法にハマってるんですね！！すごいな～。
うちも主人がいるときは、思うように映画が観れません～、特に「ホラー」とかね（笑）
ここなつ
「雨の日は～」私はダメだったんですよねぇ…
ジェイクのキャラも嫌だったんですけど、なんか細かな演出がどうも好きになれなくて…
私はこの手の主人公の気持ちには添えないのだと強く感じました。
まあ、それだけ彼が亡き妻に思いが強かったという事でもあるのですが…
ノルウェーまだ～む
>
ご主人様ホラー苦手なのですか～？
うちはホラーは家族全員でわいわいと見るけど、アクションものはダメですね。面白いから見よう～と誘うと、見たことあるならいいよ、と断られるし、見たことないと面白いかどうか不安だし…
「雨の日は～」の邦題が？だったのですけど、眩しさ避けのサンバイザー（？）を下ろすのは晴れの日だけなので、そこに貼ってあったふせんを見つける事が雨の日だと出来ないってことらしいです。
ノルウェーまだ～む
>
亡くしてから妻に無関心だと気付くのに、実はとっても愛していたとさらに後から気付くんですよね。
人間って、自分の本当の気持ちに案外気付かないものなのかもしれませんね。
そういう複雑な感情の人に共感するのって難しいかも・・・