余りの外の暑さに1歩も外に出られなかったこの夏休みはひたすら配信映画を見る毎日。
突然の雷雨が激しいこの日はなんだか邦画を見たい気分~☆
「浅田家!」 (2020年)
浅田家! - 二宮和也, 黒木華, 菅田将暉, 風吹ジュン, 妻夫木聡, 中野量太, 菅野友恵, 中野量太
写真家を目指していたものの実家でフラフラと生活していた政志(二宮和也)は、自分の家族のコスプレ写真を撮影しついに写真集を出版する。少しずつ仕事が増えて来た矢先に3.11の災害が起き、写真を洗って持ち主に返すボランティア活動をすることになるが・・・
近年まれにみる勢いで号泣してしまった作品。
ほのぼの映画で右に出る者がいないほのぼの俳優ニノに間違いはないと改めて確認。新作の「タング」も劇場で観ようかと思ったけど、今回みたいに声を上げて泣く羽目になるのでやっぱり止めておこうかな。
震災と絡めた話と思ってちょっと敬遠していたのは間違いだった。お涙頂戴に持って行こうとしてないのに、涙が自然と溢れ出てくる。
暖かい浅田家の家族全員が凄く素敵☆そしてあの優しい笑顔はニノにしか出来ないよね。
浅田家 - 浅田政志
「彼女がその名を知らない鳥たち」 (2017年)
彼女がその名を知らない鳥たち - 蒼井優, 阿部サダヲ, 松坂桃李, 竹野内豊, 村川絵梨, 赤堀雅秋, 赤澤ムック, 中嶋しゅう, 浅野妙子, 白石和彌
金も品もない陣治(阿部サダヲ)は昔の男が忘れられない十和子(蒼井優)を養って毎日彼女にひたすら尽くしていた。だらしなく生活しながら陣治に辛く当たる十和子だったが、ある時クレーム対応にやって来た若き販売員の男(松坂桃李)と親密な仲になる。
心配して後を付ける陣治は・・・
評判が良かったのでずっと見たいと思っていた。実に期待を裏切らない作品だった。
ただし無償の愛で尽くす陣治のもどかしさと十和子のクソ女っぷり、更に十和子を騙すクソ男たちにムカついて食欲も失せる。ダイエットしたいときにぴったり(笑
キャスト全員がこの人でないと成り立たないくらい見事な配役。
「キャラウター」(2021年)公式サイト
キャラクター - 菅田将暉, Fukase(SEKAI NO OWARI), 高畑充希, 中村獅童, 小栗旬, 中尾明慶, 松田洋治, 宮崎吐夢, 岡部たかし, 橋爪淳, 小島聖, 見上愛, テイ龍進, 小木茂光, 永井聡, 長崎尚志, 川原杏奈, 永井聡, 村瀬健
絵は上手いのにキャラ立ちした作品が作れなくて悩んでいる漫画アシスタントの山城(菅田将暉)は、ある晩1軒の家の外観をスケッチしていて、偶然殺人現場を目撃してしまう。犯人と目が合ったことを隠し、漫画のキャラクターとして描いたところ大ヒット。人気漫画家となるが、生み出した作品と酷使した事件が次々と起き・・・
これはオモシロイ!! グロイ作品に免疫がある私でもややドン引きする凄惨な現場と、ドカン!と首や足が吹っ飛ぶ映画も平気なのに唯一苦手な包丁での格闘(刑事が刺されまいと包丁の刃を握ってしまい、サッと引かれるシーンなど)はリアルに痛そうでカンベンして~~でも、それを乗り越えても見る面白さがある。
てっきり漫画原作と思ったらオリジナル作品と知ってまたビックリ。劇中の漫画はデスノの小畑先生かと思ったら、ホラーを描く江野スミ先生、あと師匠の漫画はなんと!古谷兎丸先生だったなんて!ほんの一瞬しか映らなくて勿体ない~~改めて先生の作業部屋のシーンを見返しちゃった(笑
犯人役のセカオワのFukaseさんもその狂気がハンパなくてめちゃめちゃ怖かった~☆
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
ここなつ
「キャラクター」ですが、凄い作品でしたね。
ホント、役者さんたちみんな凄かった…。
残酷シーンを乗り越えて見られるというのは同意です。
でも、小栗旬の末路はショッキングでした。
ノルウェーまだ~む
>
指を骨折していらっしゃるのにコメント頂き恐縮です。くれぐれもご無理なさらず、治ってからで全然構いませんので、ゆっくり治療に専念なさってくださいね☆
小栗旬の途中退場にビックリでした。あと山城の入院と比べて、両角の傷の治りが早いのもビックリでした(笑
latifa
私も「浅田家」と「彼女がその名を知らない鳥たち」面白く見ました。
二ノ宮君、この役にピッタリでしたね。
優しい息子たちを持って、このご両親は幸せだなあーと思いました。
「彼女が~」は、インパクトが凄かった。
私もヒロインにイライラされっぱなしで、腹立ってました。
最後、あっ!って驚いたし、見終わった後にも引きずっちゃいました・・・
あと、ここで「グッバイ、リチャード!」についても、まとめて書いちゃってごめんなさい。
>必要以上に空から飛んでみたり昔の恋人に会いに行ったりしないところが、実はとっても現実的で好感が持てる。
そーーーーーーなのよ!!すんごい同意。
それ、すっごく思いました。
そういうの(空飛んだり・・)ばっかりなんだもの。
ノルウェーまだ~む
>
「浅田家」のご家族はやっぱりこの家族みんなの”家族想い”があってこそなのでしょうね。自由気ままな息子がコスプレ写真撮ろうって言って、ハイハイって私言えるかしら???(爆
「グッバイ、リチャード」も読んでいただけたのですね☆
なんか病気でしんどいときに、空飛んだり活動的にあれこれ挑戦って、無理もあるしそもそも飛びたくないし~~とずっと思ってて(笑
静かに自分のやるべきことを全うするという人生も悪くないなと思いました。
latifa
これ、見ていらっしゃった方がいてお話出来て嬉しい!
(私が知らなかっただけで、当時かなり話題になっていた映画だったのね。無知だったわー)
>小畑先生かと思ったら、ホラーを描く江野スミ先生、あと師匠の漫画はなんと!古谷兎丸先生
情報ありがとうございます! 古谷さんって、あの「帝一の國」を描かれた方ですよね!映画が面白かったので漫画も読んだのです。
ところで、江野スミ先生(存じ上げてませんでした)の本は読んだ事がないのですが、興味があるわ。
まだ~むさんは何か読まれた漫画がありますか? 何かオススメとかあるかな?
latifa
上のコメントは、「キャラクター」についてです。
ノルウェーまだ~む
>
再びありがとうございます~「キャラクター」ご覧になったのね!?
なかなかの傑作でしたよね~♬ それこそ出演陣はみなキャラが建ってました!
古谷兎丸先生 については娘がファンなので何冊か読んだことがありますが、残念ながら 江野スミ先生の事は私も知らなくて、漫画のほうも未読です。
latifaさんも何か読まれてオススメあったら教えてくださいまし!