平地が続く中心部を逸れて川を渡るとすぐにのどかな風景が広がっていく。あまり高くない山あいに、比較的大きな農家の家々が見え、周囲が温暖で豊かな土地なのが良く解った。
途中あっ!と声をあげてしまう景色に遭遇。ちょっと分かりにくいけど、山を背に小さな三角屋根の農家があり、思わずこれってもち吉の缶に描かれてる日本の風景じゃん❗
と勝手にほっこり☆
この農家の先にある小さな案内板を右へ曲がると、急激に狭くなり軽自動車でも一台がやっと走れる急なくねくねの砂利道を上がっていく。
対向車が来ませんように‼️と祈りながら行くと、着いた先は2台でぎりぎりな小さな駐車場にたった1台先客が。
観光案内の看板に「白糸の滝」 白い絹のように流れる滝が有名とのこと。
シンと静まり返ってまさに貸し切り状態。薄暗い深い谷を滝に沿って右へ左へと登っていく。
11月も半ばだけれど、谷が深いので紅葉はもう少しかな。
ゼイゼイと息が切れるような急な石段はスニーカー必須。
下界と違ってかなり冷えているけど、直ぐに上着を脱ぎたくなってくる。
もうてっぺんまで行かなくてもよくない?と言うくらい延々と細い滝が続き、やっと頂上へ。
幽霊ではありません。お義母さんのブラウス着てますが…
夏休みごと母親の里へ行って、母の姪の子供と悪さをして遊んだ事や、母親の子供の頃の話を懐かしそうに話しながら行くパパン。
四十九日という期間は遺族が故人を忍ぶ大切な時間であることを改めて感じたひとときなのだった。

この記事へのコメント
隆
こぶりな滝が、また、風景に合ってる気がしますね。日本らしい景色、水がきれいで葉も山もきれいという心象は、気の持ちようによって、大きく成るのですね。
日本らしい風景に、あっと、気付かれた写真にほっとしましたけど、自然に馴染んでいるせいで、逆に目立たないのでしょうね。でも、その方が四季にうもれるマイホームとしては、相応しいかな、と思います。
ノルウェーまだ~む
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本当に絹の糸のように滑らかな細い滝がとても優美でした。
小さな橋を右へ左へ渡りながら滝を上っていくのもなかなか風情があって楽しかったですよ。
日本の原風景は上手く写真が撮れなくて、ちょっと分かりにくいですね。初めて来た場所なのに何故か懐かしく感じました。
セレンディピティ
東温市、すばらしい絵のような風景ですね。
ちょうど紅葉の季節でもあり、パッチワークのように
さまざまな色が連なる素朴な風景に目を奪われました。
もち吉の缶がわからなくて、思わずググりました。^^
私は谷口六郎さんを思い出しましたよ。
白糸の滝へのトレイルもよい雰囲気ですね。
しっとりとした木々の匂いがお写真から伝わってくるようです。
セレンディピティ
ノルウェーまだ~む
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谷内六郎さんお名前存じませんでしたが、確かに見たことある素朴な絵柄ですね〰️🎵
もち吉の缶は基本絵のない銀色の缶なのですが、影絵のような田舎の暮らしを描いた缶があるんですよ〰️一目見て、初めて来た場所なのにほっこり懐かしく見たことある‼️って思っちゃいました(笑
とにかく起伏に富んだ登りが楽しくて、誰にも会わず大自然を独り占めしちゃいました❗