夫の実家に帰省して一番最初に行きたかったのに、結局一番最後にやっと行けたのが、ディーン・フジオカ主演の
「パスカヴィル家の犬シャーロック劇場版」のロケ地になった萬翠荘。
映画では土砂崩れに巻き込まれる衝撃ラストも、この近くで実は本当に土砂崩れが起きていた事も判明してビックリ！
「萬翠荘（ばんすいそう）」国重要文化財
公式HP 大人３００円
伊予鉄道「大街道駅」より5分
案内板が無くて入り口が見付け難い。松山城へ行くロープーウェイ方面へ行かず左へ。
手前にある立派な「坂の上の雲ミュージアム」より、更に坂の上にある。
大正１１年松山藩主の子孫にあたる久松伯爵の別荘として建てられた洋館。スレート葺の鱗瓦やアールヌーボー調のステンドグラス、大理石の暖炉にベルギー製の大鏡などとにかく見事！⇧「この屋敷は、何かおかしい」のこの屋敷は実際は素晴らしい☆
映画ではいわくつきの華麗なる一族が住むお屋敷で、次々と殺人事件が起きていくという設定。フェリーに乗って行く絶海の孤島にある設定だけど、実は松山城のある城山の一角にあるのだ。折しも紅葉まっさかり。愛媛は意外に松の木が多く、山があまり赤く染まらないのでここは貴重かも☆
ちなみに映画に登場したフェリーは高浜港から出る興居島行きのフェリーだそうで、この前行ったばかりのパパンが釣りをする島！！⇒
えひめぐり☆フェリーでぷらっと瀬戸内の興居島地味なフェリー乗り場だけが映画に登場。海があんなに綺麗なのにぃ～（涙
漱石が最初に下宿をした愛松亭跡を過ぎていくと、パパンが子供の頃写生大会で描いたお屋敷の、車寄せに人力車。ここで写真撮影もOK
綺麗に手入れされた前庭でパチパチと写真を撮っていると・・・
ちょっと！いつまでも撮っとらんで、なでにゃ～いかんけん
しゃがんでいると寄って来てお腹を見せるのは、漱石珈琲店「愛松亭」の夏目坊ちゃん♬ パパンはなかなか撫でないので足を蹴られたそうな（爆
入り口ホールのすぐ右手にあるのがお食事の後にカクテルパーティーなどをしていた大広間。この日はプロ？アマ？の画家さんの個展が開かれていてうまく撮影出来なかったのが残念。
多分お屋敷の住人が集う広間がここ？と思ったけれど、実際はスタジオにそっくりな部屋のセットを組んで撮影が行われたそう。字に隠れてしまっているけれど、水色のステンドグラスまでしっかりと再現されている。
ちなみに２か所の入り口の上部に描かれている油絵は、かの有名なみんな大好きミルクキャラメルの黄色いパッケージデザインをされた方が描かれたものだそう。
隣の広間は食事ルーム。天井のシャンデリアは水晶☆
階段の踊り場のステンドグラスも見事☆
2階には昭和天皇のお泊りになったお部屋と朝食ルームが。若い時（意外とイケメン！）と晩年の肖像画がある。
9月には「パスカヴィル家の犬」イベントも開かれていたそう。その時行きたかった～～
テラスへ続く部屋には斎藤工も出演している映画「ソローキンの見た桜」のパネル展示も。今度見てみなくちゃ…
パネルに気を取られてテラスを見損ねちゃったけれど、このテラスこそパスカヴィル家のお嬢様が絵を描いていたテラス。
こんな寒い季節にテラスで絵を描くってお気の毒。（1月～2月撮影）
ちなみに撮影の合間にディーン様たちがコーヒーブレイクした「愛松亭」には、映画にも登場した立派な犬小屋が置いてあるYO
この記事へのコメント
瞳
まだ～むさん、愛媛にいらっしゃる間に行かれるかな～♪と密かに待っていましたよ(*^-^*)
こうやって画像を改めて拝見すると素晴らしいお屋敷ですよねぇ。
人力車のお写真、素敵♡
映画ではワンちゃんでしたが「愛松亭」のねこちゃん登場でしたか（笑）可愛いなぁ。
「ソローキンの見た桜」もこちらでロケしたんですね。それも気になりますね。
八十八か所めぐりで愛媛を訪れたら私もここはぜひ行ってみたいと思っています。
隆
立派な建物ですね。これで300円は安いと思います。是非行ってみたいですね。
紅葉が山や森全体を覆わないから、逆に貴重というのが面白いですね。季節感を感じない周囲のようでいて、実は変わって行くものがあるかも知れません。秋だから気付けた真実ですね。ちょっと異国風にも感じられて、ホームズのロケ地としては不思議で最適だったのでしょうかね🍁
ノルウェーまだ～む
>
萬翠荘レポお待ちいただけて光栄です！
中々に立派なお屋敷ですよね～☆ちょうど晴れていたし、紅葉もあってとっても良かったです。
パパンは子供の頃写生大会でおのお屋敷を描いたそうですよ。
「愛松亭」はこの後レポしますので、是非見てください！
愛媛に来た友人は「坂の上の雲ミュージアム」に時間を取られて、萬翠荘を見なかったと話していたのですが、ほんのすぐ近くなので是非とも足を延ばしてもらいたいﾃﾞｽ♬
ノルウェーまだ～む
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この立派な建物で３００円は安いですよね～
そして紅葉と緑の木々と青い空に白亜のお屋敷が映えて、来訪が秋になったのは逆に良かったと感じています。
様々な映画のロケ地となっているようで、重要文化財を安い入館料で保てているのはそこが秘訣なのかもしれないですね。
セレンディピティ
「パスカヴィル家の犬」は残念ながら見ていませんが
「萬翠荘」は松山を訪れた時に、寄りました。
でもたしか、時間の関係でもう閉まっていて、中には入り損ねてしまったのでした。
（少しだけ記事にしています）
http://serendipitydiary.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-1664.html
シャンデリアや、ドレープをたっぷりとったカーテン、
そしてステンドグラスがほんとうにすてきでうっとりです。
白亜の外観もすばらしいですね。
犬小屋もかわいい～☆
ノルウェーまだ～む
>
リンクありがとうございました。改めて記事を読ませていただきましたが、「坂の上の雲」で町全体をミュージアムにしているとは知りませんでした～（笑
実はこのミュージアムの方は、まだ行ったことないんです・・・次の帰省の時には行ってみないとですね☆
萬翠荘は外観も素敵ですが、中も良いでしょう？
それぞれ部屋ごとにシャンデリアや室内装飾も違うので、とっても楽しめましたょ。