四十九日を終えたら、以前義母を連れて行ったことがある鈍川(にぶかわ)温泉の「美賀登」へ行こうという話は以前から出ていたのだった。
パパンにとって母の遺影と一緒に旅をするなら想い出のこの場所が最適なのでしょう☆
何処にも寄らないと松山市内から最短で1時間以内に目的の鈍川温泉に着いてしまうし・・・
海岸沿いを走ると途中に瓦で有名な「菊間」があるよ?とパパンが提案すると、ねえねのツルの一声で菊間瓦の瓦造り体験をしよう♬ということになった。
「菊間町窯業協同組合」「かわら館」公式HP 大人210円
菊間の瓦といえばDASH島の舟屋にふいた瓦と鬼瓦を城島くんが製作したのが記憶にある。どうして菊間の瓦?と思ったけど、そもそもDASH島は瀬戸内の離島だものね。
日テレサイトDASH島より拝借
TOKIOが来ようと何をしようと?750年の歴史がある菊間の老舗窯元は60軒あったのが、今ではたった6軒になってしまったのだそう。それを象徴するかのように、かわら館に併設のバラ園も超長い滑り台がある大きな公園も、JR菊間駅の目の前なのに何だかガランとしてて人の気配が無い。
かわら館の入り口では巨大なバリィさんとみきゃんのいぶし瓦がお出迎え。バリィさんのクオリティが見事!
観光客も2~3組しか出会わないので、ゆったり見学♬
世の中あれだけコロナコロナと騒いでいたのに、オミクロンも激増している今どうして皆混雑している場所に集まって、スポーツ観戦で抱き合ったり人気観光地で行列したりするのかな?みんな愛媛に来たら空いているのに・・・(爆
菊間瓦で作られた灯台。菊間の港から京都御所や皇居へも献納された歴史をずっと見守って来たのかも☆
港で瓦を焼いている様子をジオラマで再現。小さくて見え難いかな?窯の形が丸くて可愛い♬
そう大きくない館内だけど、作り方の工程や歴代の歴史的建造物の菊間瓦などが沢山展示されていて、なかなか見応えがある。
さてかわら館を出てバラ園を登っていくと、そこに「ねんどDEあそぼ」と書かれた木造の小屋があり、瓦つくりを体験出来る。
先ほどのジオラマにもあったダルマ窯の実物。中々に大きい。
かわら館のチケット売り場で予約をする。ねんど一塊で500円。使用料は200円くらいで2時間を超えると+料金になっていく。ちなみにHPのどこを探しても情報が得られにくい!!これが閑散としている理由なのでは??(普段は幼稚園や学校の団体が多いそう)
私はぬいぐるみのバリィさんを見本に置物バリィさんを作成。あとで入り口のバリィさんと見比べて大きく勘違いをしていたことに気が付いたけど、後の祭り~~頭に載せているのはトサカではなく、しまなみ海峡大橋の王冠だったのね・・・
500円で使えるねんどが15cm3ほどの巨大なものだったので、ねえねは般若の面と自宅に吊るす表札の2つを作成。(大雑把な型あり)
なぜ般若なのかはナゾ?
ねえねの拘りまくり癖は承知だったけれど、まさか何時間もやることになるとは・・・粘土を乾かして焼き上げて自宅に届くのは年明けだそう。延長料金も含め3つで1500円くらいで出来ちゃうってスゴイwa!
ねえね待ちでパパンと二人コンビニおにぎりを買ってバラ園と高台の公園へ。
かなり見晴らしの良い大きな公園なのだけれど、先日までの温かさから急激に冷え込んだ曇りの日だったこともあり、公園も独り占め状態。
一瞬だけ晴れたのがせめてもの救い。海の向こうに見えるのはもう広島なのだそう。
はるか下の方に先ほどのねんどを作る小屋が見えるけど、全長120mの滑り台を滑って降りる勇気もなく・・・
気候の良いお天気の日なら子供たちはきっと楽しいでしょうね☆
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この記事へのコメント
瞳
愛媛旅行記が次々挙がってる~~!!
お義母さまの遺影を持っての思い出の旅、パパンさん、きっと癒されていることでしょうね。
菊間瓦って全然知りませんでした!バリィさんとみきゃんのいぶし瓦!すごい!!
まだ~むさんのバリィさんもめちゃめちゃ可愛いです(*^-^*)
そして、般若の面!すごくないですか!型があるとはいえ、本格的で拘ってますね。
出来上がりが楽しみですね。
あぁ、この滑り台は絶対あとでお尻がかゆくなるやつだ~(笑)
ノルウェーまだ~む
>
菊間瓦、普通みなさんご存じないですよね~(笑
ここも是非、八十八か所巡りの際に今治➡松山間にありますから立ち寄ってみてくださいね☆
バリィさんお褒め頂きありがとうございます♬焼きあがって届いたら、またアップしますね!
般若は口をくり抜いたり、眼を開けるなど細かい所は自分でやるので、そりゃもう時間かかって・・・(涙
流石に寒空でおにぎりは辛かったです~
瞳さんこの手のローラー滑り台やったことあるんですね?お尻がかゆくなるのか・・・(爆
隆
ローカルですね。所帯が減っているのが残念ですね。何か人集めが出来ると良いのですが。
でも、珍しいものはこういう記事にはし易いので、観光大使とかを呼んで、ローカルに住んでもらって宣伝してもらう事でしょうかね?都会から観ると新鮮さがあると興味が湧くかも知れません。そうして最初は慣れて来た頃に、新しい発見があるのが良いのでは無いでしょうか。
割と意外性があったのが、いぶし瓦ですねw作るのが大変そうですけど、飾るのにも中々斬新な気持ちが要るという。。✨
ノルウェーまだ~む
>
いぶし瓦、どんな仕上がりになるのか楽しみです♬
鬼瓦を作る鬼師っていう人が居て、バリィさんは女性鬼師が作ったのだそうですよ。
隣のみきゃんより格段に可愛いですよね~
とかく愛媛の人はガツガツしていないので宣伝が下手なんです。
そこが愛媛の良さでもありますが・・・