義母との思い出の旅館「美賀登」は、道後温泉と大谷温泉と共に伊予の三湯と言われ今治藩の湯治場として有名だった鈍川温泉にあるレトロな旅館。
松山から車で50分、今治からだと15分。今治から山へほんのちょっと走っただけでこの景観!!しまなみ海道ばかり自転車で行かないでここまで是非足を延ばしてほしいな。
崖の上から眺めているのに川底が見える美しい鈍川渓谷は前にも書いた様に名水100選。前回お正月に来た時も寒い時だったけど、初夏に来たら絶対気持ちがいいはず!息子は小さい頃パパンと夏に来てこの川で泳いだらしい。
鈍川温泉「美賀登」 公式HP
美人湯はややぬるめのとろりとした泉質で、さすがお肌がつるっつる~♬
今回は義母を介助しながらの入浴ではなかったので、裸で階段を降りていく絶景風呂もゆったり楽しむことが出来た。
大きくて立派なマッサージチェアのある限定のお部屋。カメムシ取り用(笑)のガムテープが用意されているなどなかなかユニーク。ただお料理自慢のお宿だけあってやっぱりお魚が凄く美味しくて、お宿の古さを充分カバー出来ている。
お料理は前回と違うのだけちょっとご紹介。この他に一人ずつ炊く鯛めしなど、今回も絶品料理の数々で本当に大満足♬お部屋もお風呂もお食事処も全て渓谷ビュー。ちょうど紅葉が真正面に見えてとっても癒されたwa☆
さて翌日は私がどうしても行きたかった亀老山(きろうさん)展望公園へ。
Trip Advisor発表の「旅好きが選ぶ!日本の展望スポット ランキング 2017」にて第2位に輝いたという絶景映えスポット。
しまなみ海道を大島へ渡り物凄く急坂の細いくねくね道を行くと天空の展望ブリッジに到着する。結構観光バスが走るのですれ違いはかなりヒヤヒヤ。自転車で登っていくのは相当な足自慢の人じゃないと無理かな。立て看板には何故か一言も書いてないけど、隈研吾氏が設計に携わったパノラマ展望ブリッジはとってもクール!
世界初三連吊橋「来島(くるしま)海峡大橋」が一望できる。本当は夕焼けが綺麗なのだけど、ここで夕焼けを見ると帰り道が心配なので断念(涙
この来島海峡のうず潮の流れの複雑さを利用して村上海賊が活躍したというのも納得な潮流が見て取れる。
このあとは鎌倉どのと義経の鎧(国宝)が置いてある大山祇(おおやまつみ)神社のある大三島(おおみしま)へ⇒つづく
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この記事へのコメント
隆
昔の日本に海賊は多かったようです。副業で農民がやって居たり、地侍などは得意中の得意ですよね。特に、瀬戸内海は豊かな海で、半島や大陸にも出て行けるから、そこで活動して居た村上水軍は有能だったのでしょうね。倭寇の絵とか観ると、船が小さすぎて悲しくなりましたが、あんな船でも小回りは凄そうです。
瀬戸内海が意外と広くて静かですけど、鳴門の渦とか、複雑な潮目とか、ドラゴンボートとか小さな船で漕いで行くのはまた全然違うのでしょうね。
ノルウェーまだ~む
>
村上水軍の活躍はなかなかに興味深いものでしたよ。
かつては船が最も早い乗り物であった時代に、潮目の複雑な瀬戸内海を無事に通るには海賊の手助けなしには通れなかったようです。
海賊と聞くと悪い人たちの様に思っていましたが、一見静かな海に見えて、浅いところあり急流ありの瀬戸内海を安全に通行するには、彼らの案内なしには出来なかったそうです。
自力で通ったとしても海賊の餌食になるので(笑)通行料を払わない船に命は無かったのでしょうね。