『孤独のグルメ』のシーズン6で井之頭五郎が行くよりも前に、石原さとみちゃんがメトロのCMで撮影するより先に行っていたんだから私たちって凄くない?
この時は普段ゲテモノは食べないと公言しているパパンが何故か竹蟲を食べて、それも意外と美味しかった(笑) 今回、ずっと行きたいって言っていた★ちゃ★を誘っての再訪。
「ノング・インレイ」 公式HP
高田馬場の駅の真正面にある雑居ビルの1階。
写真の右側にずらりと並ぶ3つの看板は、どれも全部「ノング・インレイ」
「孤独のグルメ」後にかなり人気が出たとみえ、ノング・インレイ№2が出来ていた。
同じビルの4階には眺めの良いカフェとミニスーパーも出来ていて、ここでライスペーパーとパパンがミャンマー出張の時によく食べたという発酵タケノコの瓶詰を購入。
何かが2個?で1000円らしい・・・
店内は少しだけ大人っぽく改装していて、子供のランドセルとお稽古バックが山積みになっていた出入口近くの隅には、冷蔵庫と炊飯器が置いてあった。ドア付近でご飯炊くww
ラオスのビールとシャン酒、私は甘~いタマリンドジュースで乾杯☆
シャン酒は10種の薬草が入った40度のキツい焼酎だそう。
人気の「お肉とお米の皮なしソーセージ牛」900円。本来は発酵させているので生で食べるらしいけれど、火を通してある。ピリ辛のふりかけが結構辛く、塩味があっさりして大変美味。塩は強めなのでキャベツと一緒に食べるとちょうどいい♬
高菜と豚なんこつ煮込み 900円
これが絶品!!前回食べた、ラーメン丼にたっぷりの高菜と豚足のスープより具も器も小さくなっていたけど、とにかく優しい味なのに出汁が良く出ていてパクチーとの相性もバツグン。
アボージーラペットゥ(お茶っ葉サラダを伝統的な大人スタイルで)900円
+もち米おこわ500円
孤独のグルメでは千切りキャベツと和えたサラダになっていたけれど、映えを狙っておつまみスタイルをカフェメニューから注文。カフェとこちらのレストランはお互いのメニューを注文できるらしい☆
カリッカリのナッツ類と干しエビ、生のニンニクと発酵させたお茶っ葉を自分流にアレンジして、添えられたシャン族ふりかけ(辛い)をブレンドすると辛いとしょっぱいでかなりお酒が進む~
スーパーにお茶っ葉サラダセットが売られていたから、今度買ってみようかな?
シャン豆腐(ひよこ豆の豆腐)の和え物に。800円
前回揚げシャン豆腐が外側カリッと中とろ~りで絶品だったので、それを期待していたら違っていて一同「ん~~??」
板状に固めた黄色いシャン豆腐は、硬くもなく柔らかくもなく(笑)砕いたナッツと爽やかな酸味がアクセント。
満場一致で注文した壁に貼ってあるメニューから干し羊の和え物。よく考えたら両方和え物になっちゃった…
少し苦みを感じて(私だけ)食べ進めていくと細い骨が出て来たよ?「干しラムでーす」と確かに持ってきたように思ったけど、これ干しタラでは?という意見で再び全員一致。確かめようにもかなり食べ進んじゃったし、日本語で説明が通じるか怪しいかんじなので断念。
本当にミャンマーに来ている気分を満喫できたということで♬
迷いに迷ってシメにスープ入りココナッツそば900円。
太めのインスタント麺のような麺が入っているぅww ここまででかなりお腹苦しかったので、シメに食べるにはちょっと重たすぎたかな。
やや甘めだけどトッピングのペイチョウ(豆のおせんべい)がサクサクとして美味☆
お料理にナッツを多用しているので、色々な意味で高カロリーなのかも。次回は迷って止めた牛ハチノスカウフェ(スープ麺)にしよぅ~
★ちゃ★からBプレゼント沢山貰っちゃった♬陳健太郎の高級ドレッシング楽しみ~
途中、店主でコックのスティップさんが昼間のお仕事を終えて「お疲れ様~」と帰って行った。そのあと音楽が流れ始め、ディナータイムへ。難民として日本へやってきて39年、74歳のスティップさんの人生に思いを馳せる。
<難民支援協会インタビュー記事>冷戦下の代理戦争から東京の生活戦争へ。シャン民族料理店「ノングインレイ」スティップさんの人生
店内は5時くらいには若い男の子たちで満席、他に1組だけ日本人だけどあとは全員ミャンマー?シャン族?の方ばかり。ミャンマー語と日本語入り混じった会話が何だか不思議ww
実はシャン族はタイ・中国・ベトナム・ミャンマーと多くの国に散らばっているので共通語はミャンマー語なのだそう。
一人でプラッと入って来てテイクアウトを持ち帰った若いお兄ちゃん。慣れた感じはもしかして、10年前にランドセルを背負って帰って来た、当時小学生だった子だったのかも・・・
ノング インレイ (東南アジア料理(その他) / 高田馬場駅、目白駅、西早稲田駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5
この記事へのコメント
隆
とても美味しそうな料理ばかりですね。日本で生まれて、育った家族が子供として、日本人なのか、シャン族なのか、という二重の基準を持つ事もあると思いますが、こういう難民とかの問題に対しては、子供として受け止めつつ、いつか大人になるとは、日本人の側であれ、少数民族の側であれ、答えを持つ事だと思います。
答えを持って居ても、当然ながら、それは、みんなをフォローするものでは無く、自分一人の意見なので間違って居るけど、違う事に気付きがあってから、答えへの懐疑も募るので、他人に矛先を向けるのでは無く、自分自身の答えにも、問いを持ちたいですね。
テレビで放送されるからには、有名料理店への取材、娯楽を超えた、何かのメッセージを送りたい気持ちが、業界の人にもあるのでしょう。
ノルウェーまだ~む
>
様々な国へ難民として渡ったシャン族の人たちが、こうして日本で再び出会って、他国の言語を駆使しながら助け合う姿は尊いですよね。
アジア系のお店はどこかぶっきらぼうな印象があるんですけど、その奥に秘めた暖かいものを感じることが出来ました。
彼のインタビューを読むと日本人として反省しなくてはいけない事も多く、考えさせられますね。
★ちゃ★
シャン料理は優しい日本人向きな味付けが多かったね。
発酵した物を多様していて、
そんな所も馴染みがあるのかも(*^^*)
私のお気に入りは、ソーセージかなぁ~
地元では発酵させた物を生で食べるそうだけど、日本では蒸して出してくれてよかった&美味しかった。
何より上にかかったナッツ&ガーリックチップみたいなのが、
辛いけどアクセントになって、
いいツマミとなりました(笑)
ココナッツヌードルも、錦松梅的なふりかけ入れて味変しても美味しかったねぇ~
また、異国の料理誘ってください。
いつもありがとう♪
ノルウェーまだ~む
>
こちらこそ沢山プレゼント有難う~♬ 楽しかったし、ディナータイムまでは静かで良かったよね☆
皮なしソーセージ美味しかったね~
あれを生で食べる勇気は流石に無いけど、牛だったら生もイケルきがするわww
異国料理まだまだリストあるからね!! 静かかどうかは行ってみないと判らないのが難しい所だけど・・・そして異国料理はアクセスが少ないけど(涙