いつも互いの誕生日をお祝いする鎌倉薔薇のお屋敷マダムと、素敵すぎる一軒家フレンチで誕生会ランチ。
私の誕生日の頃は仕事が詰まっていたので、彼女の誕生日に合わせて『2回分のランチってことで、ちょっと贅沢に』と、ご家族でディナーに行ったら凄く良かったという「古我邸」を予約してくださった。
こうして清水の舞台から2回飛び降りる勢いの贅沢ランチが実現したのだった(7,000円)
「古我邸」 公式HP 鎌倉駅より徒歩5分
重厚な門から美しく整備された芝生の広大なお庭の先に、遠くお屋敷が見える。
丁度、サツキの綺麗な時期で思えばかれこれ1か月前の話。
車着きに沿って進むと、森と小さな池をバックに静かに洋館が現れる。
大正5年に15年の歳月を費やして三菱財閥の別邸として建てられたものだそう。
ロビーの赤いソファからもう素敵☆
到着した途端、空が曇りだしザアッと雨が降って来たので、より緑が瑞々しく鮮やかに☆
彼女が窓際の席を予約してくれていた☆最高の気分で1年ぶりの再会に、積もる話も山のよう。
「ホワイトアスパラのムースの上にグリーンアスパラのペースト 桜海老と桜の葉」
絵画のような美しいお皿のなかに、ほんのりと野菜の甘さが引き立っていきなり絶品!
「真鯛 リトルジェムレタス コルディフォール」
オリーブオイルに小松菜のペーストで模様が描かれ、発酵キャベツの上に真鯛のカルパッチョ その上に小さなレタス。全体的に爽やかな味で、これが初めていただく発酵キャベツのお味なのね~?
ハードタイプのパンは軽くて食べやすい(お代わりは無し)
「新玉葱 ラクレット サマートリュフ」
蒸した新玉葱の間にラクレットと3種類のチーズを挟んで、それをカリッと揚げてある。このトロ~リと外側のカリカリが絶妙!
下には新ジャガイモのピューレ
「活ホタテ貝 発酵キャベツ」
ここで牡蠣のエキスが使われるところ、アレルギーをお伝えしていたらその代わりにキャビアを載せてくださった!!🎵白い泡は魚介の出汁のエスプーマ。お皿が岩の様に重いww
「萩港 カサゴ 行者にんにく 筍 湘南ポモロントマト」
鱗が反り返るほどパリッと皮目が焼かれたカサゴがにんにく風味の泡の上に載っており、テーブルでその上から魚介の出汁をかけてくださる。
横に添えられたメキシカンな風味でピリ辛味のポモロントマトがアクセントになっている。
ここで小さな小石?のカトラリーレストとナイフが登場。
ここまでどれも凝ったお料理が既に5皿も出ているので、この先が心配になったけれど、1つ1つのポーションは小さいしバターなどは使わずさっぱりとしているので、全く苦しいことなく頂けたのが何より嬉しい☆
「但馬 鹿 独活 鎌倉野菜」
鹿肉がとにかく柔らかくて上品。ジビエでこんなにも臭みもクセもなく、とろけるように柔らかいのは初めて!!
がっしりと噛み応えのある紫色の細長いのが人参、棒っきれのようなのは逆に柔らかいゴボウ。どちらも野菜の甘みがあって絶品☆
素敵なお誕生日プレートを用意してくださっていた☆
「グァバ グレープフルーツ プスタチオ」
とーっても甘いピスタチオのスポンジに生クリーム&ピスタチオクリーム、これと爽やかなグァバのアイスが良いバランス。
ラテと一緒にミニャルディーズは外側が意外に硬いプチカヌレと、クッキー
ロリポップは中にめちゃめちゃ甘いキャラメルがトロリと入っていて、外側を爽やかな酸味のグァバとチョコでコーティングしてある🎵
雨はすっかり上がっていた
建物の裏手には小さなカフェ。こちらは一般的なお値段なので、ここでランチをしたことはナイショにしていつかパパンを連れてきてあげようww
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この記事へのコメント
セレンディピティ
鎌倉の古我邸さん、いつか行きたいと心に決めていた憧れのレストランですが、場所が離れていることもあって、なかなか行くチャンスがなくて...
まだ~むさんのすてきなお写真で拝見できてとてもうれしいです。
ロケーションも雰囲気もお料理もどれもすてきですね~!
発酵キャベツに興味津々、どんなお味がするのかしら。
ジビエが好きなので鹿肉もいただいてみたいです。
ロリポップは遊び心があってキュートですね☆
ノルウェーまだ~む
>
やっぱりご存じでしたか!? しかも心に決めていらしたとは!
ここ絶対セレンさんお好きだと思う~というか、もうセレンさんに行ってほしい!と思いながらブログ書いてました(笑
発酵キャベツと聞くと、漬物的な?と恐る恐る食べましたが、全く違って柔らかい酸味がすごく爽やかで、野菜の甘さを邪魔しないというより、より引き立たせる感じでした。
今まで体験したことなかった、本当にお高いレストランの素晴らしさを心から経験出来ました~♬