北海道旅行から帰ったらリビングのビルトインのクーラーが壊れていて、酷暑の夏を寝室の冷気をサーキュレーターで送ってしのいでいる我が家。
先週末には夫の脱ぎ捨ててた服に気付かず踏んで転倒し、胸と顎の下と目の下をベッドフレームに強打。レントゲンで肺に損傷はなかったので、ただ痛め止めを飲んで治るまで耐えるのみ。1週間経ってもまだまだ痛いのは肋骨にヒビが入ってるからというのが先生の診断。
昨夜は指をバックリ切った上に、今日は酷いめまいがして職場を早退(涙
お家でずっと見たかった配信映画を見れただけでも良かったの…かな?
「ザリガニの鳴くところ」 公式HP
暴力的な父親から家族が逃げて離散、ついに6歳の少女カイヤは湿地帯に残されたった一人生き延びて来た。
大人になったカイヤは別れた恋人の変死体が見つかったことで逮捕される。日頃から街の人からの差別を受けていて、圧倒的に不利だったカイヤだったが人道的な弁護士に助けられ何とか勝利する。ようやく幸せな暮らしを始めたカイヤは・・・
とっても評判良かったし、アメリカの湿地帯での暮らしとか知らなかったので興味深々。
美しく雄大な自然は魅力的なのに、こういった地域だと、すぐワニに食われたりパニック映画かホラー映画でしか見たこと無かったので、こうして人々の身近な生活の場なのだと知れたことだけでも良かった~
カイヤを助けてくれるのは人道的な弁護士、同じ様に虐げられて暮らしているはずの黒人の雑貨屋夫婦のみ。
街の人たちが取り残された幼い子供を助けるどころか差別し続けてて実に気分が悪くなる。しかし、さて街に暮らす我々が本当にそういうことやってないの?と聞かれたらYESとは答えられるだろうか?
出版社との打ち合わせ会食の時に蛍の話をしたことで、おや?と思っていたけれど、自然の摂理と共に生きてきた彼女の生き様を示唆していたのかも。暴力的だった父から教わった生き抜くための極意をしっかりと胸に、幸せを勝ち取ったと言うべきか。
勿論母の言葉も。「ザリガニの鳴くところまで逃げなさい」は、基本ザリガニは鳴かないと思うので、どこまでも逃げ続けるという意味なのかな☆
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この記事へのコメント
瞳
なんと!まだ~むさん、そんなにいろんな受難にあわれてたとは・・・・(>_<)
今年の夏の暑さは危険なほどですよね、クーラー早く直りますように。そしてそれ以上に肋骨!!肺に損傷がなかったのは良かったですが・・・、肋骨のヒビも痛いですよ。めまいも・・、どうぞお大事にしてくださいね。
本作の自然の美しさに気持ち癒されたかしら?蛍の話は印象的でしたね。彼女は生き方を自然から学ぶしかなかったですよね。
「ザリガニの鳴くところまで」この言葉も意味深ですよね。鳴かないザリガニがなくところ、どこか詩的で、心の奥深くの世界のようにも思えてしまいました。
ノルウェーまだ~む
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ご心配ありがとうございます。北海道でラッキー続きだったツケがこうして回ってくるとは思いませんでしたよ(涙
というか、単なる私のおっちょこちょいが招いた結果なのですが(笑)
鳴かないザリガニが無く所…つまりどこまでも逃げなさいってことなのかなと感じました。彼女はママの言いつけを守りましたね~☆(パパの言いつけも)
latifa
うわーー、エアコン無いのはキツイ・・・。早く治って欲しいですね。それとお怪我!!それはキツイ・・・。黙って待つしかないのね。。。お大事に・・・。
これね、色々思う処がある作品でしたよね。
風景はアメリカにこんな場所があるのか?って驚きもあったし。
神威岬の記事も楽しく拝見させてもらいましたよー。
結構歩くの大変そうね・・・。でもお天気に恵まれて良かった。
私ね、ここってなんで行ってないんだろう?って、半年くらい前に、観光センターに電話しちゃったの(呆)そうしたら、このルートが出来たのが私が北海道を離れた後だと知って納得してたの。
旅行番組をTVで見るたびに、なんで自分行っておかなかったんだろ?って夫が言ってて、私も謎に思ってたから、つい・・
ノルウェーまだ~む
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ありがとうございます。だんだんと良くなっているので、逆に今朝は気を付けていた右側を下にして寝ていたらしく、朝腕がしびれて何か重篤な事が起こったかとビビりました!
映画は湿地帯なんて、私も実はアマゾンとかのイメージしかなかったのでビックリしましたよ~乾いた乾燥地帯もあるし、こんな湿地帯もあるし、本当にアメリカって広いですねww
湿地の娘はある意味、野性的なところがあったのかもしれないですね☆
神威岬も読んでくださったのね~?そちらの方にコメント頂けるともっと嬉しいです♬ なんと!神威岬への道は新しいのね?そう言えば整備されてて綺麗でしたよ。またいつか行ってみてください~!
セレンディピティ
北海道旅行から帰られてから、次々困難に見舞われていたのですね。肋骨にひび...とっても痛そうです。そのまま放っておいても自然にくっつくのでしょうか? エアコンや、指の切り傷など、しばらくあちこちご不便でしょうけれど、どうぞお大事になさってくださいね。
さて、本作は美しい湿地がファンタジーの効果も生み出していて、心に残る作品でした。私は、実は弁護士はほんとうのことに気づいていたのではないかな...なんて思っていました。ミステリーとしても引き込まれる作品でした。
ノルウェーまだ~む
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こちらにまでありがとうございます!
肋骨はね~そっとしておくしか無いらしく、病院の先生も「僕の時は1か月ロキソニン朝昼晩でしたよ、ハハハ~」と言ってました。私は薬のアレルギーなのでロキソニン駄目かも?って話したら「そりゃ残念でしたね~ハハハ~」って。よわよわのカロナールでしのいでます。
弁護士さんはお見通しですね!?さすが敏腕弁護士なのでしょう。
善悪の基準は人が作ったものだから、自然だけが教師だったカイヤにとっては至極真っ当な行いだったのかもしれませんね。
ここなつ
そんな事とは露知らず、失礼千万なことばかりで今更のコメントです。
「ザリガニ…」はとても文学的な作品だったと思います。彼女にとっては好きな絵を描いて穏やかに生きれる場所が「ザリガニの鳴くところ」だったのかな。
ノルウェーまだ~む
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いえいえ、とんでもないです。
しかも丁度原作本を読み終えたタイミングだったので、何だか嬉しい~☆
衝撃的なラストは原作より映画の方が良かったですょ。
ところで夏はこの後にすぐ松山へ帰省してその日にアシナガバチに刺されたり(数週間痛みとかゆみに悩まされました)、秋から難聴になったり、先日やっとビルトインエアコン工事4台やって請求書に目が飛び出たりと波乱万丈な日々を送っておりました(笑)