再び小樽へ戻り、既に観光してた境町商店街以外の観光スポットを回ってみた。
「旧国鉄手宮線跡」 おたるぽーたる旧手宮線
1880年に開通した北海道最古の「官営幌内鉄道」の一部で石炭を運んでいた路線。自由に線路内に立ち入れる憩いの遊歩道になっている。
ずんずんと歩いて行くとかつては賑わっていた色内駅周辺の廃墟的な長屋が連なるエリアに到達。
線路の脇のどう見ても廃墟なんだけど実は「bum(バム)」というカレー屋さん。中はリノベーションされて全く廃墟感は無いらしい。
表に回って見ると、カレー屋さんから先は本格的に廃墟になっている所とお店が混在している。かつて北のウォール街と呼ばれて活気があった頃は、夜の飲み屋さんとして繁盛していたのかな?と思いを馳せる。それにしても雪に潰れないで頑張ってるってすごい!
「色内駅跡」大正元年に開設された色内駅を再現した小さくて可愛い静かな休憩所。近くにアイスクリーム屋さんやタピオカ売る店でもあったらもっといいのにな☆
「旧日本銀行小樽支店 金融資料館」 公式HP
色内駅よりすぐ。入場無料(水曜休館)
かつては札幌よりもずっと栄えていたというのも納得の重厚な建物。設計は東京駅を設計した辰野金吾で明治45年完成。
入り口のデザインから素敵~☆
2階まで吹き抜けの高い天井とレトロな雰囲気に「わ~♬」と声が出る。木製のカウンターが重厚な雰囲気。
地下には金庫があり、本気のガードマンがこれから出る新札の見本をしっかりガードしていた。金庫の扉の厚み凄い!!
持ってみよう!のコーナーでは一億円の札束(レプリカ)が。重くて持ち上がらない~!
外に出ると向かいには辰野金吾の弟子の設計で「旧北海道銀行本店」。今は「小樽バイン」というワインレストランになっている。
運河が近づくにつれ倉を改造した魅力的なお店が増えてくる。テーブルと椅子があるのに、何故かトンボ玉とガラス器のお店ばかり?
「出抜小路」 公式HP
ジンギスカンや小樽の名物が食べられるお店が20も集まっている。チェーン店が1つもないのが良き☆お店に入らなくても火の見櫓には登れるので是非行ってみて!
運河の始まりが見られるYO
運河は美しく整備されてとても気持ちが良い散歩道。思ったより長くないのでサクッと歩くことが出来る。
船着き場があり、運河だけを行く(デイクルーズ1800円・ナイトクルーズ2000円)のと青の洞窟まで行くクルーズ船(5500円)が出ている。
運河の散策道の終点に立派な古い石造りの建物を利用したインフォメーションとここで全ての用事が済むくらいに広大なお土産のショップがある。あまりに立派な建造物なので、ここは何の建物だったのですか?と聞いたら、お店の人は首をかしげていたyo(笑)
それくらい古い文化財的建物が街に溢れてるという、なんと贅沢な街なのでしょう!
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