配信映画☆洋楽編「ゴヤの名画と優しい泥棒」「RUN」「15時17分、パリ行き」実話ベースでもホッコリ

今年はパパンがテレビでスマホのアプリを飛ばせる機器を準備してくれたので、もう実家で映画もYouTubeも大きな画面で見放題!どんどん環境が整ってきて、好いのか悪いのか??

「ゴヤの名画と優しい嘘」 (2020年)イギリス
ゴヤの名画と優しい泥棒(字幕版) - ジム・ブロードベント, ヘレン・ミレン, フィオン・ホワイトヘッド, アンナ・マックスウェル・マーティン, マシュー・グード, リチャード・ビーン, クライヴ・コールマン, ロジャー・ミッシェル
ゴヤの名画と優しい泥棒(字幕版) - ジム・ブロードベント, ヘレン・ミレン, フィオン・ホワイトヘッド, アンナ・マックスウェル・マーティン, マシュー・グード, リチャード・ビーン, クライヴ・コールマン, ロジャー・ミッシェル
曲がったことが許せないケンプトン(ジム・ブロードベント)は、少ない年金から国営放送の受信料を支払うことを頑なに拒んで、街での署名活動に息子を借り出していた。メイドの仕事をして何とかやりくりする妻のドロシー(ヘレン・ミレン)はそんな夫に呆れ顔。巨額の税金で購入されたゴヤの名画を盗み出し身代金で高齢者の受信料支払いを賄おうと画策する彼は…
とってもほっこりする名作。
裁判中もブリティッシュジョークで切り抜けるところとか、妻に頭が挙がらないところとかいかにもイギリスらしくもあり、何処とくなく日本っぽくもある。
夫としては困ったちゃんでも多くの人から称賛されて、妻とも仲直りするラストはウルっとくる。
これが実話というのも驚き!


「RUN」 (2020年)アメリカ
RUN/ラン(字幕版) - パット・ヒーリー, アニーシュ・チャガンティ, セヴ・オハニアン, アニーシュ・チャガンティ, Rhonda Baker, Kevin Kuhia, Colleen Mitchell, Sev Ohanian, Natalie Qasabian, Ellen Rutter
RUN/ラン(字幕版) - パット・ヒーリー, アニーシュ・チャガンティ, セヴ・オハニアン, アニーシュ・チャガンティ, Rhonda Baker, Kevin Kuhia, Colleen Mitchell, Sev Ohanian, Natalie Qasabian, Ellen Rutter
多くの疾患を抱え、車椅子生活をしていながら、前向きに生きるクロエは大学からの合格通知を心待ちにしていた。ある日母の処方の薬を飲まされている事に気付いた彼女はそれが犬の薬と知って…
こちらも実話にインスパイアされたサイコスリラー。って、調べてみると実話の方がずっと酷い症状を強いられてたし、実子なうえに最終的に母を殺害するに至って救いがないのにびっくり!まさに真実は小説より奇なり。
それにしても可哀想な娘を懸命に育てる母として注目を浴び、慈善団体から寄付を集めたかったとはいえ、医者の方もどんどん言われるまま薬を処方するってのが先ずは間違いよね??

15時17分、パリ行き」 (2018年)クリント・イーストウッド監督
15時17分、パリ行き(字幕版) - アンソニー・サドラー, アレク・スカラトス, スペンサー・ストーン, ドロシー・ブリスカル, クリント・イーストウッド
15時17分、パリ行き(字幕版) - アンソニー・サドラー, アレク・スカラトス, スペンサー・ストーン, ドロシー・ブリスカル, クリント・イーストウッド
小学校時代の悪ガキ3人組は、思うようにいかない人生に悩みながらもそれぞれの青春を謳歌し、一緒にヨーロッパ旅行を楽しむことにした。
パリへ行く列車に乗り込むと、突然男が銃を乱射し…

当時あまり評判が良くなかったけど、私的には充分に感動。
落ち着きなく勉強も得意でなかった子供たちが、特別な勲章を貰うことになる…何度も学校に呼び出されていたのに息子を信じ続けた母の気持ちになったらもう涙しかない☆
彼らが軍人であった事を除けば、人を助けることは超人やヒーローでなくても出来るのだと思い知らされるのだ。軍隊でも落第して救護班に回されたことと犯人の銃が不発だった事が、実は今回の救助の役に立ったことに運命を感じる。
それにしてもスペンサー行け!とけしかけた友達のアレクが、自分も軍人のくせになかなか飛び出していかないのはどーなの?(笑)
演じているのが当事者たち、しかも撃たれた人までが本人というのでびっくり!PTSDは大丈夫だったのかな?演技力も違和感なく自然なのも素晴らしい。

この記事へのコメント

  • おはようございます。
    パパンさんのおかげで見放題ですね~(*^-^*)

    「ゴヤの名画と優しい泥棒」大好きです~♪
    キャストも素晴らしかったですよね、ジム・ブロードベント(夫としたら)困ったちゃんなのに憎めない。スターオーラを消しさったヘレン・ミレンもチャーミングでした。
    マシュー・グードもいい役でしたね。

    「RUN」実話の方がもっとひどかったんですね!!それはビックリ!サラ・ポールソンの母、怪しさと愛情みたいなものが絶妙な加減で怖かったです。最後の因果応報的な感じはちょっと後味よくなかったですね。
    http://teapleasebook.blog26.fc2.com/blog-entry-1325.html

    2023年08月23日 09:04
  • ノルウェーまだ~む

    >瞳さん
    >
    オーラを消し去ったヘレン・ミレンも凄かったですよね~家族が3人とも互いを想い合ってるからこその愛情溢れた内容になってたんだと思います☆

    「RUN」は見終わるまで実話と知らずに見ていたのだけど、後で調べてびっくりしましたよ〜
    実際は最後は母を殺してしまうので、映画とどちらが酷いかは難しいところですけど、癌だからと丸坊主にされてたり歯も殆ど抜け落ちてたらしいです(汗
    2023年08月23日 09:28
  • latifa

    ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
    「ゴヤの名画と優しい泥棒」
    良かったですよねー。その年のベストに入れた記憶が。

    「パリ行き」
    私も登場する男の子たちの過去、そのお母さんの事を思って、ジーンとしちゃったわ!

    「RUN」
    え!!実話の方がもっとひどかったんですか!それは知らなかった・・・。

    それと、牧野さんの「植物図鑑」リアルで古い本を見せて頂けて嬉しいです!!すごーい。これは価値ある一冊よね。
    そして、ユニークなちょっとした書き込みがまた微笑ましくて。
    2023年08月23日 10:16
  • ノルウェーまだ~む

    >latifaさん
    >
    ありがとうございます〜貴重な初版本に見付けたイタズラ書きに思わず大爆笑してしまいましたよ(笑)

    「RUN」はねぇ、実際の事件を調べたらホントにびっくりですよ。映画では愛するあまり世話を焼きたくて…の行いとなってましたけど、これが真実となると母親がどんな感情だったのか理解に苦しみます。親の願いはただ一つ健康で幸せになって欲しい!なのに…
    2023年08月23日 11:08
  • セレンディピティ

    まだ~むさん こんばんは。
    「ゴヤの名画~」アートが題材になっている作品、気になります。
    ヘレン・ミレン、マシュー・グードも大好きな俳優さんなので、是非みて、ほっこりしたいです。
    「~パリ行き」そうそう、当時あまり評判がよくなかったのですが、私にはとても心に響く作品でした。
    母の立場から見ると涙、涙ですよね。
    若者たちの自然な演技もすばらしかったです。
    2023年08月23日 23:47
  • ノルウェーまだ~む

    >セレンディピティさん
    >
    やっぱりそうですよね~☆
    やんちゃな息子が立派に育ってくれた、それだけで母は泣くんですよ!
    セレンさんの息子さんはやんちゃじゃ無いですけどねwww
    大手企業で高収入得られるようになったとか、そういうのより何より嬉しい事かもしれません。
    「ゴヤ〜」はアートが題材でも、どちらかと言うとそれを皮肉ってるのですが、絶対心温まる映画なのでオススメです~
    2023年08月24日 11:11

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