配信☆事実ベース洋画編「クーリエ最高機密の運び屋」「ウーマン・トーキング私たちの選択」

見たいな〜と思う映画はとかく事実がベースになっているものが多いと言うのが不思議。

「クーリエ最高機密の運び屋」 (2020年)イギリス・アメリカ
クーリエ:最高機密の運び屋(字幕版) - ベネディクト・カンバーバッチ, メラーブ・ニニッゼ, レイチェル・ブロズナハン, ジェシー・バックリー, トム・オコナー, ドミニク・クック
クーリエ:最高機密の運び屋(字幕版) - ベネディクト・カンバーバッチ, メラーブ・ニニッゼ, レイチェル・ブロズナハン, ジェシー・バックリー, トム・オコナー, ドミニク・クック
ある日突然、菓子メーカーのウィル(ベネディクト・カンバーバッチ)は、CIAとMI6からスパイをするよう依頼を受ける。
キューバ危機を回避するべく機密情報をウィルに託すソ連の高官ペンコフスキー。遂に企みは発覚し、ウィルはKGBに狙われ始める…

映画と違って特殊な訓練を受けているわけでもなく、一般人がスパイとなってると言うのが真実と知ったのは割と最近のこと。しかし秘密の引き出しの場所も見付けちゃうKGBを相手に勝てるわけ無いよね?
危険と背中合わせなのに、ペンコフスキーとの国境を超えた友情が彼を窮地に追いやることになるなんて!
カンバーバッチが実際の本人よりギスギスに痩せて、圧巻の演技を見せている。

「ウーマン・トーキング」 (2022年)アメリカ
ウーマン・トーキング 私たちの選択 - Rooney Mara, Claire Foy, Jessie Buckley, Judith Ivey, Sheila McCarthy, Michelle McLeod, Kate Hallett, Liv McNeil, August Winter, Ben Whishaw, Frances McDormand, Kira Guloien, Shayla Brown, Sarah Polley, Miriam Toews, Sarah Polley, Brad Pitt, Lyn Lucibello Brancatella, Emily Jade Foley, Dede Gardner, Jeremy Kleiner, Frances McDormand
ウーマン・トーキング 私たちの選択 - Rooney Mara, Claire Foy, Jessie Buckley, Judith Ivey, Sheila McCarthy, Michelle McLeod, Kate Hallett, Liv McNeil, August Winter, Ben Whishaw, Frances McDormand, Kira Guloien, Shayla Brown, Sarah Polley, Miriam Toews, Sarah Polley, Brad Pitt, Lyn Lucibello Brancatella, Emily Jade Foley, Dede Gardner, Jeremy Kleiner, Frances McDormand
戒律の厳しい宗教コミュニティで、夜中に度々女性がレイプされていたが、村では幽霊のせいなどとして取り合って貰えなかった。
ある晩の目撃情報から複数の男達の犯行が判明したにも関わらず、保釈金を払って戻ってくる事は明白だった。
村の女性は男達が刑務所での審判を待つ間の2日間で出ていくか戦うかを会議するのだが…

女性がとことん抑圧された環境に戦前のイメージでいたら、国税調査の車が鳴らす70年代の陽気な音楽に、この時代遅れの状況が近代の話なのにだったと判明する中盤が秀逸。
調べるとまさかの2010年頃の事件なのだと判って2度ビックリ!!
カルトであるとはいえ、ベースがキリスト教である事が彼女達の足枷になっているのは、この前見た「ウィッチ」にも通ずるところがあって、ほとほと宗教というものに嫌気が差してくる。
救いであるはずの宗教は、権力者が民草を思うように支配する為の手段でしか無いのだ。

感情に溺れず冷静に話し合う女性達、特に母の愛が力強く、終始静かな映画なのに熱く胸を打つ…
ルーニー・マーラーが本当に美しく、純愛を貫くオーガストのベン・ウィショーも素晴らしい。
「クーリエ〜」にも妻役で出演していたジェシー・バックリーも適役で見事。

この記事へのコメント

  • ふじき78

    「クーリエ」
    新年の為にあけましておめでとうございます。
    もとい、信念の為に命さえ賭けるような人には打たれる。カンバさんはゲイなので「秘密を隠す」という事に対して、普通よりいろいろ思う事があるのではないだろうか。
    2023年09月02日 22:25
  • margot2005

    こんばんは。いつもコメントありがとうございます。
    さて「ウーマントーキング」はかなり強烈なドラマでした。
    宗教苦手なので余計かもです。
    でも強い女性たちには拍手を送りたいですね。
    ベン良かったです。

    カンバーバッチは既に風格あり俳優です。
    2023年09月02日 22:53
  • ノルウェーまだ~む

    >ふじき78さん
    >
    カンバーバッチはそうなのですね〜?「イミテーションゲーム」ではそういった役でしたね。
    でももう隠さなくてイイ時代ですwww

    リンク貼って下さって有難うございます!スマホからなので上手く記事を見つけられませんでした…
    2023年09月03日 09:21
  • ノルウェーまだ~む

    >margot2005さん
    >
    同じです!私も苦手分野なので、つい宗教絡みの映画には辛口になってしまいます…
    ただ宗教に関して辛口なだけで、この作品は淡々としていながら、熱く燃えたぎる情熱を感じられて見事でしたね☆
    ページ上手に見付けられなかったので、違う作品にコメントさせて頂きました。
    2023年09月03日 09:25
  • latifa

    ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
    クーリエ、ご覧になったんですね。
    これ、ハラハラドキドキあり、バッチさんの体張った演技と、色々思い出されます。
    事実っていうのがね・・・
    辛いですよ。。

    コメント欄、今日はちゃんと書けました!
    2023年09月04日 10:49
  • ノルウェーまだ~む

    >latifaさん
    >
    良かったです〜ありがとうございました!
    スマホからの操作に慣れなくて、色々とご迷惑お掛けしました。

    この作品、ずっと見ようと思っててやっと実現したんです。
    あそこまで痩せると知らなかったので驚きました!迫真の演技でしたね〜
    実際の御本人のほうが呑気そうでラスト逆に驚きましたよwww
    2023年09月04日 15:07
  • latifa

    ノルウェーまだ~むさん、こんにちは!
    今日は「ウーマン~」の方にお邪魔します。
    いやー、ひどいですね・・・
    それと驚くのが割と最近まで続いていた習慣?だったっていう事。
    100年前ならいざ知らず・・・

    >ルーニー・マーラーが本当に美しく、純愛を貫くオーガストのベン・ウィショーも素晴らしい。

    そうでしたねー。
    大御所というか、役者さん豪華でした。

    >「クーリエ〜」にも妻役で出演していたジェシー・バックリーも適役で見事。

    えっつ!そうだったんですね。
    もう記憶がなくて、反応できなかった。。。残念。
    2023年09月21日 10:11
  • ノルウェーまだ~む

    >latifaさん
    >
    100年前くらいの話かな?と思わせておいて、実は現代社会の話だったと判明するくだりは良かったですよね〜
    本当に酷い話だわっ!

    たまたま私はクーリエ〜と続けて見たので、ジェシーに気が付きました。ちょっとだけ憎たらしい役をいつも完璧に演じるなぁと感心しましたよ。
    2023年09月22日 20:54

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