久しぶりに邦画も良いね☆
「ノイズ」 (022年)
ノイズ - 藤原竜也, 松山ケンイチ, 神木隆之介, 黒木華, 伊藤歩, 片岡翔, 廣木隆一, 北島直明
過疎化の進む小さな島で『黒いちじく』の栽培で成功した圭太(藤原竜也)は島の未来を期待されていた。幼なじみの妻と可愛い娘、親友の純(松山ケンイチ)と共に仲睦まじく暮らしていたが、突然現れた不審な男と揉み合いになり転倒した男は死んでしまう。
幼なじみで警官の慎一郎(神木隆之介)が、島のために事件を揉み消すことを提案したが、行方不明者を探していた刑事たちが本土からやってきて…
アマチュアの頃からずっと応援してきた片岡翔さんが脚本。評判より凄く面白かった〜とにかく俳優陣の演技が素晴らしいったら!
一見静かで平和な暮らしに飛び込んできた不協和音をノイズのように見せておいて、実は島の利益ばかりに固執して、互いの気持ちをおざなりにしてきた島の内部に潜んでいるノイズを描いている。
原作はサスペンスコミックだそう。
ノイズ【noise】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) - 筒井哲也
次々と殺されていくくだりはもうコメディなので、深刻さは無い(笑)
ラストのどんでん返しが気に入らない人多いみたいだけど私は好きだし、初め遠目から映すシーンの多用で俯瞰で見せておいて、終盤は近景で人物に迫っていくところも見事☆
ただ全部納得済みで収監された圭太に妻が見せる子供の時の絵のところが良く解らず…
最後の最後、猟に出た純が自ら?も余韻を残し秀逸。
「犬王」
劇場アニメーション『犬王』 - アヴちゃん, 森山未來, 柄本佑, 津田健次郎, 松重豊, 野木亜紀子, 湯浅政明
近江猿楽の由緒正しき家に生まれた息子は、父親の業を背負って奇怪な姿をしていた。
幼き頃から面を着けて犬ねこ同然に育てられたが、類まれなるセンスで舞い踊り、盲目の琵琶法師の少年と共に新たな音楽と舞で人気を博していたが…
ねえねが大絶賛でめっちゃ勧められたので鑑賞。確かに唯一無二で素晴らしい〜
天真爛漫な犬王の忘れられない歌声はアヴちゃんが担当。これが本当にずっと頭の中をぐるぐるする!
どちらかというとPVに近いのでアニメ見ない人にも見易いし、音楽好きな人なら絶対気に入るハズ☆
アニメでありながら、可愛くとかイケメンにとかを無視した画風なのも芸術的で良い。
南北朝〜室町時代の実在の能楽師をモデルにしている。
伊予の友魚(ともな)を森山未來がやってて、こちらも歌がめちゃめちゃ上手くてビックリする。
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント
ふじき78
はぁ~、ノイズ磐梯山は宝の山よ、チョイチョイ(違う)
余貴美子さんが凄い。最近、昔ほど見かけなくなった気がする。
ノルウェーまだ~む
>
>余貴美子さんの迫力は凄かったです。
最近あの年代の女優さんはステレオタイプ的にムカツク上司とかヒステリーオバサンをやらされてて可哀想になります。
それこそ差別なんじゃないかと…
とはいえ秘書を罵倒するシーンは、そう言えば実在してましたっけwww